インタビュー

Vege&Fork Market(ベジ&フォークマーケット)開催のきっかけは、生き方の選択~主催者 戸田耕一郎(とだこういちろう)さんインタビュー~

今年で8年目を迎えたVege&Fork Market(ベジ&フォークマーケット)は、毎年5月と11月に川崎市の麻生環境センターで開催しています。

『動物性食品・乳製品・白砂糖・食品添加物を使わない。』がコンセプトの、ゆったりとした時間が流れる野外マルシェです。


今年も5月19日(土)・20日(日)の2日間で開催されました。


会場にはおよそ200台停められる駐車場があります。授乳やおむつ交換のできるテントもあり、芝生のエリアでは、レジャーシートを広げてくつろぐ小さなお子様連れのご家族がたくさんいました。

Vege&Fork Markeのテーマは、『今日はいつもと少しだけ、ちがうものを。』

初めての人も、毎回楽しみにしている方も、忙しい日々から離れてホッとする緩やかな時間の中で、ベジやオーガニック、マクロビオティックというライフスタイルを体感できます。

フードあり、雑貨あり、リラクゼーションコーナーやワークショップ、そしてミュージックステージもありで1日中楽しめます。

心地良くお腹と心を満たしてくれるVege&Fork Marketの主催は戸田さんご夫妻。今回は代表責任者の戸田耕一郎(とだこういちろう)さんにお話を伺いました。Vege&Fork Marketの様子と共にお届けします。

Vege&Fork Market、Vegewelライターの注目はやっぱりフード!

どのお店も魅力的なメニューが並ぶ中、ライターが特に目を引いたお店とメニューをご紹介します。


Lito rukka
(前菜プレート)

見た目がとても美しく、ひとめぼれ。自然派ワインとのセットと前菜プレートのみと選べます。今回初めての出店だそうです。他にもハンバーガーやマフィンも販売していました。


ハイサイカフェ
(ベジタブル木灰沖縄そば)

100%ベジの沖縄そば。沖縄そば麺は、小麦粉に島マース(沖縄の塩)、そしてガジュマルの木で作られているとは!驚きです。


Point(ポアン)

ビーガンタパス(小皿料理)とオーガニックビールのお店。いろんなものを少しずつがうれしい!どれを選ぼうか迷っちゃう!


NATURE THING
(100%ナチュラルエナジーバー)

日本人に不足しがちなミネラル等の栄養素(食物繊維・鉄・亜鉛)をおいしく補給できます!


Funnyface
(グルテンフリークレープ)

もっちもちの食べ応えのある生地は、国産米粉と有機豆乳をベースにしたオリジナル。乳・卵・白砂糖不使用です。優しい甘さの豆乳クリームのクレープはお子様にも大人気でした。


harukucchii

農薬や除草剤などを使用していない自然派ワインと、ワインに合うおつまみ(無農薬野菜で動物性不使用)が楽しめます。


ナチュラルフード 森の扉

農薬も肥料も使わない自然栽培を中心とした青果の販売。森の扉オリジナル・自然栽培ジュースもありますよ。


青果ミコト屋

農薬も肥料も使わない自然栽培を中心としたおいしい野菜を販売しています。日本全国旅して旬の野菜を揃えているのだそう。


Luro-Food(SouceMania)

色鮮やかなソースは、新鮮野菜にとっても映えます。植物性の食材のみを使用、添加物なし、お砂糖は使用せずに素材の甘さやドライフルーツ、みりんで甘みを調整しています。ライターのお気に入りは一番右端のラベンダーです。

他にもたくさんの店舗が!ランチを決めるのも迷ってしまいます。家族やお友達とシェアしていろいろ楽しむのもいいかもしれませんね。

主催者の戸田 耕一郎(とだ こういちろう)さんにインタビュー!


戸田さんファミリー

~島根から東京17時間の旅~

戸田さんは、現在島根にお住まいです。東京から島根に完全に移住し、2015年夏には、マクロビオティックメニューを楽しめるカフェ&ベーカリーショップ「蔵庭(くらにわ)」をご夫婦でオープン。

他にもフリーランスで映像製作・写真撮影・ウェヴサイト制作、島根の町おこしなどの仕事をしています。

9割が島根、1割が東京の生活で、東京に来る時は、八王子にある戸田さんのご実家を拠点にしているそう。

Vege&Fork Marketには、家族揃って島根から車で移動。島根から東京までは、仮眠を入れて17時間掛かるそう。

「17時間だとニューヨークに行けちゃいますね!年間最低3回は島根と東京を車で往復しています。」と戸田さんは笑いながら話します。

戸田さんはこの移動をそれほど苦には思っていないと言います。フリーランスになって5〜6年、楽しいことや好きなことをやっています。

運転も好きだし、東京に行ったら楽しいことが待っている!とワクワクの移動で、家族との会話も弾む時間。戸田さんは、今の暮らしを丸々楽しんでいるようです。

~Vege&Fork Market開催のきっかけは、生き方の選択~


※以下、「カッコ」内は戸田さんのお話

「Vege&Fork Marketは、まっさらなところからのスタートでした。おおもとを辿っていくと、生き方を考えたことがきっかけだと思います。

30代、どうやって働いていったらよいのか考えていました。仕事が楽しく感じられず、心が満たされないでいたんです。楽しいことをやって生き生きしてる友人を見ていいな~と思っていました。

この頃結婚し、結婚後すぐに妻が玄米の炊き方を学びにいったんです。するといつの間にか卵とか牛乳とか電子ジャーとかがなくなっていて(笑)。初めは、あれ?大丈夫か?と思ったんです。明らかに食生活は変わりました。

でも絶対これがダメという押し付けではなかったですね。食事はおいしいし、妻から聞くマクロビオティックの話が新鮮で単に面白かったんです。自分でも学び始めて、妻より詳しくなってしまいました。

妻は、マクロビオティックの焼き菓子や玄米のおにぎりを売ったり、ヨガの先生とコラボしてイベントをしたりしていて、自分はそれを横目で見ていました。

営業職などを経験し、サラリーマン時代最後の仕事は、音楽に関する仕事。制作やイベント作る仕事をしていたんです。イベントを作ったり、場を作って盛り上げるのは好きでした。

そこで、妻がマクロビオティックの料理ができるし、一緒に何かイベントをやってみようと思いました。9年前のことです。


当時西東京エリアに、ベジやオーガニックのイベントがありませんでした。感度のある人達がいる地域で、ベジやオーガニックのイベントをやったらいいのではないかと思い、マルシェをやることにしたんです。

会場や日時が決まったら、そのあとはスムーズに進んでいきました。

当時、自分にはベジの友達なんて一人もいなかったので、妻の友達伝いに声をかけてもらいました。10店舗くらいの出店があり、100人ぐらい来てくれたら成功としよう。そう思って進めました。

実際は、Vege&Fork Market第1回は、25店舗集まって300人くらい来てくれたんです。

当時の情報発信はmixi(ミクシィ)しかありません。ブログとミクシィだけで2010年にやり始め、その後は自分の思いを表現し、発信しながらやってきました。」

~Vege&Fork Marketの心地良さを壊さないために~


「Vege&Fork Marketは、みんなが平和に出来ることが大事。健康的な暮らしや、豊かな時間の使い方、体が喜ぶ美味しい食事といった、持続可能な暮らし方を提案するイベントです。

ビーガンやマクロビオティックが一番なんだというのでもなく、ビジネスが前面に出るのも違います。収入は必要なのですが。コンセプトがずれないように開催準備をすることに一番神経を使いますね。」

Vege&Fork Marketが穏やかで、ゆったりと楽しめるフェスなのが納得です。

~今年で8年目。これからのVege&Fork Market~


「今までは、自分がどう生きるか、どう暮らすか、どう働いていくかを考えてきました。人がどう思うかは考えなかった。夢中になってやってきました。

Vege&Fork Marketを始めて8年。何か喜んでもらえるようなことを考えたい、ようやく人を喜ばせたいという段階になりました。これからは、自分ばかりではなく、人に喜んでもらえることもしたいと思っています。


1月にオーストラリア・バイロンベイ(オーストラリアの最東端の小さな町。オーストラリアで最もオーガニック・ロハス・ヨガが盛んな町と言われ、マーケットがあちこちで開催されます。)に行ってきました。

マルシェが根付いていて、観光客も多く、皆がマルシェを利用します。街が潤っているんです。朝8時からすでに混んでいて、みんなそこでスムージーを買ったり、フルーツを買ったりしている。

木金土日、8時から13時まで。皆そこで朝ご飯を楽しみます。マルシェが13時で終わるというのは、農家の方々がその後作業ができるという点からも合理的です。マルシェに並べられた商品も開催中に完売しています。


バイロンベイのように、日本でもマルシェが根付き、潤う仕組みを作っていけたらいいなと思います。

Vege&Fork Marketは春と秋のお祭り。本当はレギュラー化して毎週行われ、皆が利用してくれて、続いてくれたらいいですね。」


自然体でハツラツとしている戸田さん。エネルギーの塊のようで、次々にやりたいことに向かっていきます。

戸田さんのお話を聞いて、『体が喜ぶものを食べ、いい環境で生活し、体や心が健康になれば、エネルギーが湧いてくる。そして良い仲間が集まってくる。』戸田さんの周りにはこんないい循環があるのだと感じました。

『今日はいつもと少しだけ、ちがうものを。』

まずは、いい変化のために何か1つやってみる。何かのヒントを探しにVege&ForkMarketへいらしてみませんか?

戸田さん、お忙しいところお時間いただきありがとうございました。

これからのVege&Fork Marketや、戸田さんと奥様のご活躍が楽しみです。

次の開催は秋、11月3日(土)・4日(日)ですよ!

戸田 耕一郎さん
WEB http://todakoichiro.com/

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