使い方は簡単!お肉の代替品として優秀すぎる「おからこんにゃく」

更新日:2024/02/21 公開日:2018/08/18

ヴィーガンレストランやカフェのメニューで、「おからこんにゃく」を使った料理に出会ったことはありませんか?

まるでお肉のような食感に、驚いた人も多いはず。

おからこんにゃくは、自宅での調理も簡単で、難しい下処理は必要ありません。

手軽に使えるお肉の代替品として、ヴィーガンや健康を気にする方に気軽に取り入れてもらいたい食材です。

おからこんにゃくの栄養や効能について、上手な使い方などを紹介していきますので参考にしてください。

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おからこんにゃくとは?


おからこんにゃくは、おからとこんにゃくで作られています。

一般的なこんにゃくとは違い、ざらっとした質感が特徴。ヴィーガンの間でも、お肉の代替品として人気の食材なんです。

おからこんにゃくは、青森県在住の岡田哲子さん(ベジタリアン研究所 蒟菜)によって、おから・こんにゃく・玉子などをベースに開発されました。

現在は、ヴィーガン人口が増加していることもあり、玉子不使用のおからこんにゃくが主流となっています。

おからについて


おからとは、大豆から豆腐を作る際、豆乳を絞ったあとの搾りかすです。

100グラムあたり約110kcalと低カロリー食材で、繊維質も豊富。豆乳ほどではないとはいえ、タンパク質も含まれている栄養食品です。

こんにゃくについて


こんにゃくは、サトイモ科のこんにゃく芋から作られています。

100グラムあたり約7kcalという、かなりの低カロリー食材。こんにゃくマンナンと呼ばれる食物繊維も豊富に含まれており、ダイエットや生活習慣病予防などに取り入れられています。

おからこんにゃくの栄養・効果とは?


おから・こんにゃく共に健康食品として人気の食材。そのふたつが合わさるとどういった効果が期待できるのでしょうか?

各メーカーで多少違いがありますので、写真のおからこんにゃくの栄養成分を参考までに紹介します。

カロリーは100グラムあたりわずか約25kcal、タンパク質は1.3グラム、食物繊維は4.7グラム。他にも、脂質・糖質・ナトリウムなどが含まれています。

これを見ても、かなりの低カロリーということが分かりますね。食物繊維も豊富ですので、便秘予防や美容にも一役買ってくれそうです。

普段お肉を食べている方の間でも、健康食品やダイエット食品として「おからこんにゃく」は人気です。

おからこんにゃくはもどき料理と相性抜群


おからこんにゃく自体には、味はついていません。

歯ざわりや食感が、まるでお肉のようですので、お肉の代替品として利用するのがおすすめです。


薄切りにして、多めの油でしっかりめに焼いた後、タレでからめるだけでも立派なおかずになります。おからこんにゃくは、濃い味付けと相性抜群ですので、焼き肉もどき・トンカツもどき・唐揚げもどきなどから作ってみると良いでしょう。

お肉のようなのに、カロリーは10分の1。ヘルシー志向の人が注目するのも、当然と言えます。

おからこんにゃくを使う際のポイント


おからこんにゃくを使う際、中には、こんにゃくの臭みが気になる方もいます。

臭みが気になるという場合は、使う前にしっかりと下味をつけておくと良いでしょう。下味をつけるだけで、さらにおいしくなります。

また、初めて食べる際は、量を加減して食べすぎないこともポイント。おからこんにゃくは、食物繊維が豊富に含まれているため、思った以上に胃腸が張ってしまう恐れがあるからです。

低カロリーとはいえ、食べすぎないようにしてください。

おからこんにゃくは、煮物などにも使えますので、いろんなメニューで活用してみてくださいね。

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青木 加有子

青木 加有子

植物油で作る石けん・マクラメ教室主宰

ヘルシーでおいしいベジフードに目がなく、「体も心も喜ぶ食とは何か」を探求中。

料理好きが高じ、おからこんにゃくマイスター認定講師・米粉マイスター認定講師としての一面も。
認定資格講座も随時開催しています。

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