レシピ

簡単!30分でできる玄米の七草粥

「七草粥」は、正月の7日に春の野草と共に食べるお粥のこと。あくの強い野菜を食べることで、お正月の塩分が多い食材で疲れた胃腸を休め万病を防ぐ風習です。

今回は、この七草粥の、玄米を使って簡単に作れるレシピを伝授します。

七草の栄養素と玄米


春の七草は「せり・なずな・おぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」。これぞ七草と言われる七種の野草です。

これらの草は、ビタミンA・C等を含み、緑黄色野菜や薬味としての栄養効果が期待されます。この七草を玄米の粥にする事で、たんぱく質・カルシウム・ビタミンB6・鉄がプラスされ、栄養効果が高まります。

「でも、玄米のお粥は、難しいのでは…」と思っている方は必見!浸水もしないで深鍋一つで作れる方法があるんです。炒った玄米に水を加えて切った七草を混ぜるだけの簡単な調理方法で、30分ほどでできます。

七草のちょっとしたお話

七草粥をご家族で作るにあたり、七つの草がどんな草なのかをもう少し詳しくお伝えします。

そもそも七草は、道にはえているなじみ深い野草です。都会では自生しているものを見つけるのはなかなか難しいかもしれませんが、野山にいらした際はこんな草花にちょっと目を向けてみてください。

■せり
せりは、水の綺麗な場所に白い花を咲かせる野草です。食べると苦味と独特な香りがあり蕎麦などにのせて食べると風味豊かになります。身近な植物ですが、似たものに毒性の強いものもあるので間違えないようにしましょう。

■なずな
アブラナ科の菜の花の仲間です。花弁は四枚でぺんぺん草と呼ばれていることも。アブラナ科の仲間には、大根やルッコラ・キャベツ・ブロッコリー・わさびもあります。

■おぎょう
母子草(ははこぐさ・ごぎょう)とも呼ばれています。道にはえる、小さな黄色い花を咲かせる草です。風邪にも効くと言われているので、つんだ花をお茶のパックに詰めてお湯と蜂蜜を入れると、美味しいははこぐさティーができます。

■はこべら
空き地や草むらにたくさん生えています。柔らかい葉が特徴です。江戸時代には、煎ったはこべと塩を混ぜた「はこべ塩」として歯磨き粉の役割をしていました。

■ほとけのざ
キク科の植物で、おぎょうの仲間です。小鬼田平子(こおにたびらこ)とも言われています。黄色い花をつけ、背が低く種には綿毛はありません。

ピンク色をしたシソ科で同じ名前の「ホトケノザ」とは異なります。こちらは、食用ではないので気をつけてください。

■すずな
いわゆる「カブ」のことですが、昔は「すずな (菘・鈴菜)」と呼ばれていました。万葉集の歌の中にもある、日本には馴染み深い植物です。

■すずしろ
大根のことです。「すず」は「涼」の意味があり「しろ」は「白」となります。すずなよりも大きい大根は、消化を助ける役割があるので疲れた胃腸を休めます。

(参考図書:「野の花絵本~春と夏の花」前田まゆみ作)

玄米七草粥

材料(4人分)

  • 玄米 1/2カップ
  • 水 3カップ~4カップ
  • 切り餅 1個~2個
  • 昆布 5cm1枚
  • 七草 1セット(店頭販売のもの)
  • 塩・梅干し 適量

作り方
① 深鍋で、玄米を洗わずにそのままから炒りをする。

玄米の粒がポップコーンのようにはじけて中の白い実が見えてくる。

さらに炒ると全体に香ばしく茶色になる。

② ①に水と昆布を加える。

③ だいこん・かぶは、食べやすい大きさに切る。

④ 青い葉は根も一緒に、2cm程度のざく切り。

⑤ ④をざるにのせ熱湯をかける。

⑥ ②に③と餅を加えて煮る。(この際、水分が少ない時は、具材がかぶる程度に水を足す)

⑦ 30分ほどで水気がなくなり玄米が柔らかくなったら最後に⑤を混ぜて出来上がり。お好みで塩や梅干しでお召し上がりください。

★お正月で疲れた体に優しいお粥、是非お試しください。

【季節の定番レシピもベジで!大好評のベジレシピ一覧はこちら】
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松下 和代

松下 和代

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食事は、「心のこもった温かい手で」をモットーに児童養護施設に住み込みで働く。さらに、栄養士として、ミルク会社のメールマガジンの編集・栄養・保育相談を担当後、フリーで各種保育施設の献立制作や栄養相談・テレビ・雑誌・WEB等で栄養関連の執筆を行う。現在は、ライター稼業兼、こじんまりとした料理教室を主宰。栄養士・調理師・保育士・食品アドバイザーの資格所有。趣味は、ホラー漫画とフィギア集め。

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