飲食店取材

海外で学んだビーガンと、日本が誇る和食の力を伝えたい。mique(ミケ)【駒沢大学駅】≪後編≫【Vegewel特典】

駒沢大学駅に今年5月にオープンした「mique(ミケ)」では、身体に優しい野菜達で作られた、目にも楽しい数々の料理を楽しめます。

後編では、オーナーの瀬戸恵子さんに、ご自身が海外で学んだヘルシー食と、日本で学んだ和食、それを経て行きついた食への想いについてお伺いしました。

≪前編≫美しいビーガン料理に、癒しとアートの空間。mique(ミケ)

miqueの場所や詳細な情報はこちら


子供の頃から食いしん坊!料理は小学生から。


瀬戸さんは、小さい頃から食べることが大好き!

「小学生の時は、放課後家に帰って母親がいないと、一人でじゃかいもを切って、フライドポテトを揚げて、レモンを絞って食べていました(笑)。

クラブ活動も色々やっていましたが、一番好きだったのは料理クラブ。昔からお料理は好きだったんだと思います。」

実は瀬戸さんは、小さな頃はアトピーが酷かったそう。

そのため、お母様は、玄米や無農薬野菜を取り入れたり添加物が入っていない食品を選ぶなど、家での食事にかなり気を使っていました。子供の頃から、そのような食生活が当たり前にあったんですね。

今ではアトピーも治り、綺麗なお肌の瀬戸さん。それでも疲れると肌に影響が出ることが多いそうで、そんな時は食事でしっかりバランスを取っています。

瀬戸さんは、ご両親の転勤で海外暮らしが長かったため、語学堪能!高校時代はドイツ、大学時代はフランスとアメリカで暮らしていました。そして、そこでもヘルシーな食生活は常に身近にあったそうです。

「ドイツはオーガニックハウス・ナチュラルハウスが昔から沢山ありました。

『BIO(=有機)』というものが日常に定着していたんですね。専門店もいくつもあったので、そこをよく利用していました。」

とはいえ、青春時代。食への興味も旺盛で、子供の頃には食べられなかった食の体験も。

「大学時代は、母と離れて暮らしていたので、色々なものを食べまくりました。もちろん、ジャンクフードも(笑)。アトピーが出てしまうこともありましたが、それでも食べたくて。」

小さい頃の自然食生活から、海外での様々な食生活まで、あらゆる食の体験をしてきた瀬戸さん。

その後、本格的に食を学び、飲食店経営の道に進むことになったのは、これらの食体験が大きく関わっているのは間違いありません。

震災をきっかけに会社を退職。ヘルスフルクッキングを学びに単身海外へ!


大学生活を終えた瀬戸さん。しばらくは日本でサラリーマン生活を送っていましたが、人生の転機が訪れます。

「もともと環境問題と食には興味があったのですが、2011年の震災がきっかけで、人生を考え直そうと思いました。翌年会社を退職し、料理を勉強するために、単身アメリカへ渡りました。」

アメリカ・NYの料理学校で10ヶ月、ヘルスフルクッキングについて学んだ瀬戸さん。当時既に結婚しており、旦那様を日本に残しての留学でした。

「学校では、ビーガン・ベジタリアン・マクロビオティック・アーユルヴェーダなど、満遍なく学びました。

アメリカでは日本よりも、当たり前にこのような知識を学べる場がありますし、話もしやすい風土だな、と感じました。」

ジャンクな食べ物が多い一方で、ストイックな食生活も受け入れる基盤ができているアメリカ。自由に多くの食の知識を学んだ瀬戸さんは、改めて食と健康の関係を見つめなおすことに。

「自分がアトピーで辛い思いをしていたからこそ、環境と食と健康は切っても切れないと実感することができました。そして、やっぱり私は食べるのことが大好きだということも。」

自分が料理をするなら、地球に優しく身体に良くて美味しいものを。それを、誰かに食べさせてあげられたら良いな!という思いが芽生え始めた瀬戸さん。それでもまさか、自分が飲食店をやるとは思ってもいなかったそう。

瀬戸さんは、学校修了後もしばらくアメリカに残り、レストランでインターンとして経験を積み、帰国。

日本に戻ってからは、和食屋さんで働いて一年ほどたった頃、荏原中延の物件に出会い、さらに一年ほどかけて自分のお店の開店準備をしました。

ビーガン和食~精進料理で、世界を平和に?


「荏原中延でお店をやっていた時は、板前修業の影響もあり、和食寄りのメニューが多かったです。和食といえば、私はお寿司より精進料理。精進料理はビーガン料理につながる部分もあります。」

日本の伝統的な料理である精進料理は、肉や魚を使わず、野菜・穀物などを中心に作った料理のこと。

参考:今さら聞けない、ビーガンとベジタリアンの違い!

瀬戸さんは、精進料理を伝えていくことが、世界平和につながるのではないか?と考えています。

「動物性の食材ばかりを食べていると、消化に沢山のエネルギーを使ってしまう。でも、野菜は消化に無駄なエネルギーを使わないので、身体が元気になります。

よく噛んで食べるので脳にも刺激が行き、頭も冴えてくる。自分が心身ともに健康だと、心に人を思う余裕が生まれてくる。それがみんなの平和にも繋がるのではないかと。

『和』食、ことさら、精進料理にはそういう力があるのではないかな、と思うんです。」

ビーガン和食・精進料理を広めて、元気な人を増やしていきたいという、瀬戸さんの想い。

自身が食生活の大切さを経験し、体の変化を感じたからこそ伝えることができる、説得力のある言葉ですよね。

vegebonとのコラボイベントなど、駒沢を盛り上げる企画も!


miqueがある駒沢大学駅のお店といえば、以前Vegewel Styleで取材させていただいた「vegebon(ベジぼん)」も!

緑とお花の道を抜けると、癒しのビーガン・カフェ!駒沢vegebon(ベジぼん)【駒沢大学】≪前編≫

実はvegebonのオーナー由美子さんと瀬戸さんは、友人同士。一緒にコラボレーションイベントも実施している仲なんです!

「前に由美子さんと企画して、miqueでバーのイベントを行いました。料理はそれぞれのお店のものを提供して、自然派ワインを出して。好評だったので、今後もこういったイベントは続けていきたいです!」

冬には、日本酒をテーマにイベントをやりたいと話してくれた瀬戸さん。ここで瀬戸さんの美味しい精進料理を食べることができるかも?是非実現してほしいですね!

「ビーガンカフェのご飯は、女性客が圧倒的に多く、男性のお客様はまだまだ少ないです。男性のお客様にももっと来てほしい!

これからも、様々なお客様に来ていただけるよう、そして駒沢を盛り上げていけるよう、色々と企画していきたいと思っています!」

そう話す瀬戸さんは、お酒が大好きで、とても楽しい方。その明るさで、これからも素敵なビーガン料理・精進料理を広めていってくださいね!

Vegewel特典

11月20日~11月末までの期間限定!Vegewel特典をいただきました!

お会計時に「Vegewelを見た!」で自家製のグラノラをプレゼント!

※2017年11月20日~11月末までの限定特典です。

今後もヘルシーで役立つ記事を配信していきますので、ぜひシェアをお願いします!

※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

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奥田彩(Aya Okuda)

奥田彩(Aya Okuda)

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Vegewel Style編集長
フードコーディネーター
食育インストラクター
食空間コーディネーター
フードライター
食の美味しさ、楽しさ、大切さを発信すべく、地道に活動、勉強中。

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