インタビュー

味噌の老舗メーカーが作るこだわりの糀甘酒とは? 発酵を知り尽くしたマルコメが作る、美味しい糀甘酒を徹底紹介!

日本のソウルフード、味噌汁。その味噌汁に必要不可欠なお味噌のメーカーと言えば、まっさきに思い浮かぶのが「マルコメ」ではないでしょうか?

マルコメ株式会社は、言わずと知れた日本の老舗味噌メーカー。1854年に創業し、今日まで日本の伝統調味料である味噌を作り続けてきました。

そんなマルコメで今、味噌以外に話題になっている商品が「糀甘酒」。

味噌でも使われている米糀と、味噌で培った発酵技術が生かされた、マルコメにしか作ることのできない糀甘酒とは、いったいどんなものなのか?

Vegewelスタッフは、長野県にあるマルコメ本社へ出張取材!

マーケティング本部 開発部 研究開発の植田愛美(うえだまなみ)さんと、マーケティング本部 広報部 PR課の尾田春菜(おだはるな)さんに、糀甘酒の美味しさとヘルシーさの秘密をたっぷりお伺いしました。

味噌の老舗企業から、発酵食品企業へ。


※マルコメと言えばこちら!マルコメくん。創業当時から少しずつリニューアルし、今のマルコメ君は現代版です。

マルコメは、長い間味噌のメーカーとして、長野を拠点に味噌づくりを続けてきました。

「商品のラインアップが大きく変わってきたのは、実はここ10年ほどなんです。従来の米糀の発酵技術を生かして糀商品を充実させたり、大豆ミートなど、味噌の原料である大豆を使った商品にも力を入れています。」と尾田さん。


塩糀・醤油糀のブームから糀の注目度が高まる中、2012年に誕生したのが、「プラス糀」ブランドです。

ちなみに、「麹」と「糀」の違い、皆さん知っていますか?

「麹」だと、米以外の穀物・豆類で作られたものが含まれますが、「糀」は 主に米で作られたものを指します。マルコメでは、米から作った麹を全て「糀」と表記しています。

また、「糀」は、米に「花が咲くように」コウジカビが生える様子を表した、日本オリジナルの国字です。日本ならではの趣がある漢字ですよね。

プラス糀では、米糀を贅沢に使った味噌や即席みそ汁、みそ漬けの素や、塩糀・しょうゆ糀などの商品が。

そしてその中に、今回紹介する「糀甘酒」シリーズも入っています。

米糀を使った甘酒!製品ラインナップを一挙紹介。


マルコメの糀甘酒の原料は、米と米糀、食塩のみ。砂糖不使用です。(一部フレーバー商品にはフレーバーの原料が含まれます。)

「マルコメの糀甘酒の特徴は、スッキリとした甘みと、粒がなくサラサラと飲みやすいこと。味噌作りで培ったマルコメ独自の発酵技術を生かしており、常温での保存が可能です。」と尾田さん。

甘酒には必ずアルコールが入っていると思っている方も多いかもしれませんが、マルコメの甘酒はアルコール0%。妊婦の方やお子さんでも安心して飲むことができます。

実は甘酒には、米と米糀から作られるもの、酒粕と砂糖などの甘味料を混ぜて作られるものの2種類があるんです。マルコメの甘酒は前者。酒粕が入っていないので、アルコールはゼロなんですね。

詳しい記事はこちら。
今さら聞けない甘酒〜酒粕と米麹(糀)から作られる甘酒の違い〜


マルコメの糀甘酒の中で一番ベーシックなものが、「プラス糀 糀甘酒LL」。スッキリ飲みやすい味わいは、幅広い世代から支持を集めています。

プレーンの糀甘酒に豆乳をブレンドしたのが「プラス糀 糀甘酒LL 豆乳ブレンド」。糀甘酒の自然な甘みに豆乳の旨みが加わり、バランスの良い商品です。

他に、「プラス糀 糀甘酒LL 生姜ブレンド」など、様々なものをブレンドした糀甘酒も。「生姜ブレンド」は生姜がピリリときいており、寒い日に温めて飲みたい商品です!

小さなお子さんにおすすめの商品が「プラス糀 糀甘酒LL りんごブレンド」。

りんごジュースが大好きなお子さんは多いのではないでしょうか?こちらの糀甘酒なら、りんごジュースのようにゴクゴク飲める上に、糀甘酒の栄養がプラスされ、親御さんには嬉しいですね。

ここでは紹介しきれない豊富なラインナップの糀甘酒!詳細は以下のマルコメの公式サイトでご確認ください。
https://www.marukome.co.jp/product/koji/amazake/all/

糀甘酒開発はブームの前だった!マルコメの甘酒ストーリー。


「最初に糀甘酒開発に着手したのは、まだ今ほど甘酒がブームになっていない時でした。」と語るのは、研究開発の植田さん。

「糀甘酒は、味噌の原料にもなっている、米と米糀からできています。長年発酵に携わってる当社で、是非作るべきだろうということで、開発が始まりました。」

しかし、当然味噌と糀甘酒の製法は違うもの。納得が行く商品を作るためには多くの試行錯誤を重ねました。

「最初に糀甘酒を商品として出したのは2014年3月。今のような紙製の容器ではなく、スチール缶タイプのものでしたが、残念ながらお客様の支持を得られるような味ではなかったんです。」

植田さん達は、その後も諦めず糀甘酒の改良を重ね、2015年7月、ついに今の形の糀甘酒が完成しました。

「とにかく、何とか良いものにしたいという想いだけ。容器や味を改良し、納得のいくものがようやくできました。ちょうど世の中でも甘酒がブームになり始めていた頃で、マルコメの糀甘酒も一気に世に広まっていきました。」

マルコメの糀甘酒には、味噌の製造で培った衛生管理の技術が生かされています。徹底した衛生管理をしながら常に均一の味で作るために、一定以上の量産は行いません。

こだわりの品質で美味しい糀甘酒を守り続けているのも、マルコメの魅力です。

また、マルコメの糀甘酒は、使っている米にもこだわりが。

「糀甘酒に使う米は国産米、人間が食べるのとほぼ同じグレードのものに限定しています。米糀に一番適するのは、日本産の米。原料選びからこだわっているので、スッキリとした甘みになるんです。」

マルコメが考える、これからの糀甘酒。


植田さんは、現在の甘酒ブームをどう見ているのでしょう?

「甘酒は、日本の食文化の一つとして当たり前にあったもの。今、改めて日本の皆さんに支持していただけているのは嬉しいと思っています。

甘酒は今の時代も必ず定着していくと思っていましたし、現に定着しつつあります。

これからも、スーパーなどの売り場で甘酒のコーナー化が進み、より多くの方に糀甘酒を手に取っていただけるようになると良いな、と思ってます。」

今後、マルコメでは業務用の冷凍糀甘酒が発売されます。業務用は、米糀の粒が残っているもので、砂糖代わりの甘味料としても使えるものです。

「この冷凍糀甘酒をフックに、これから数年で、飲食店でも糀甘酒の活用が増えていけばと思います。」

また、尾田さんからはこのようなお話も。

「今後は、飲む以外の糀甘酒の活用法をレシピ動画で紹介したり、あらゆる提案をしていきたいなと考えています。糀甘酒を毎日手軽に取り入れていただけるように。目指すは今の豆乳市場です。」

ブームだからじゃない、糀甘酒を日本の家庭に定着させたいというマルコメの想い。

糀甘酒が、味噌とともに家で常備される発酵食品になる日も近いかもしれません!

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奥田彩(Aya Okuda)

奥田彩(Aya Okuda)

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Vegewel Style編集長
フードコーディネーター
食育インストラクター
食空間コーディネーター
フードライター
食の美味しさ、楽しさ、大切さを発信すべく、地道に活動、勉強中。

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