新宿の喧騒を離れてワインと自然食。slowfood&wine KiboKo(キボコ)【新宿三丁目】≪前編≫

更新日:2019/02/01 公開日:2017/04/09

2016年4月8日にオープンした「slowfood&wine KiboKo(キボコ)」は、今月でオープン1周年の完全ビーガン(ヴィーガン)対応のお店です。

新宿三丁目駅から徒歩1分、新宿駅からも歩ける好立地ながら、店内は新宿の喧騒とはかけ離れた落ち着く空間。

今回は、KiboKoのオーナー沼波奈緒子(ぬまなみなおこ)さんから、KiboKoのおすすめメニューやご自身が食生活を変えることになったきっかけ、どんな想いでKiboKoを運営しているかをたっぷりお伺いしました!

前編、中編後編の3回にわたってお送りする今回のインタビュー。前編は、店内の様子やおすすめメニューについて紹介していきます!

KiboKoの場所や詳細な情報はこちらから。

喧騒の新宿を見下ろせる、ほっと落ち着ける空間。


新宿三丁目駅からすぐの車通りの多い交差点。「ドトールコーヒー」が入っているビルの4階がKoboKoです。新宿二丁目の交差点で、上を見上げると、KiboKoの窓の「ORGANIC(オーガニック)」の文字!


階段で上まで。徐々にKiboKoの看板が。


店内は細長い作り。キッチンに面している席がほとんどで、アットホームな雰囲気です。女性一人でも気軽に入れそう。もちろん、男性一人でも周りがあまり気にならない作りなので、ゆっくりくつろげますよ。

「KiboKo(キボコ)」の意味は?


皆さん、「KoboKo(キボコ)」はどんな意味か知っていますか?沼波さんに質問しました。

「キボコは、スワヒリ語で「カバ」の意味です。ここの前にも飲食店を経営していたのですが、その店名は、「ヒポポタマス」。英語で「カバ」の意味です。」


店内にはいたるところにカバの置物が。絵本で登場することも多いカバ。どこか癒されるその見た目は、KiboKoのお店の雰囲気ともマッチしています。店内のどこにカバが隠れているか、探してみるのも面白いかも!


ちなみに、KiboKoはこの4月でオープン1周年ですが、ヒポポタマスのオープンは、2014年3月。沼波さんにとっては、今年はお店を始めてから3周年です。

ヒポポタマスも新宿三丁目にあったお店。沼波さんは3年間ずっと、新宿の喧騒の中で癒しとなるお店を追及しています。

プロも唸った味!おすすめヘルシーメニューはこちら!


KiboKoは、「ワインに合う自然食」がコンセプトのお店。

野菜は可能な限りオーガニックを使っており、安心でヘルシーな食事が楽しめます。沼波さんがワイン大好きとのことで、身体に良いこだわりのワインも豊富。他のお店ではあまり置いていない、オーストリアワインもあるそう。


一番のおすすめは「スパニッシュオムレツ風」。KiboKoのメニューは全て完全ビーガンメニューなので、当然卵は使っていません。

「カボチャ、山芋、お豆腐などを使って作っています。卵を使うよりも美味しいですよ!」

以前、フレンチのシェフが来た時も、卵不使用と全く気づかず「美味しい!」と褒めてくれたそう。


人気NO.1は「パクチー餃子」。女性は特に、パクチー大好きな方も多いのでは?

パクチーたっぷりの餃子は、お酒との相性もぴったり。また、KiboKoのパクチー餃子は、パクチーが苦手な方にも「これなら食べられる!」と評判なんだとか。

ちなみに五葷(ごくん)抜きなので、オリエンタルベジタリアンの方でも食べられます。

※五葷(ごくん)とは、ネギ・にんにく・にら・らっきょう・あさつきのこと。台湾の人などは、動物性食材に加え、この五葷(ごくん)を口にしないオリエンタルベジタリアンが多いのです。

他にもワインに合う料理NO.1の「トリッパ風トマト煮込み」など、様々なヘルシーメニューがあるKiboKo。「トリッパ風トマト煮込み」は、以前、マクロビオティックの飲食店でシェフをしている人が食べて絶賛したという、沼波さん自信の一品です。

KiboKoのメニューは、シェフや飲食関係の仕事をしている人の中にもファンが多いのが特徴です。玄人も「うなる」一品、あなたも是非食べに行ってみては?

4月からはランチ営業も開始!


取材に伺った時は、まだ夜のみの営業だったKibokoですが、4月からついにランチ営業がスタート。

気になるランチメニューは、カレーです!

「カレーは皆さん好きだと思うので(笑)。まずはカレーからスタートしていきます。食材ロスが出づらいのもエコで良いかな、と思っています。」

メニュー名は、「お野菜カレー」。単品1,000円で限定5食です。確実に食べたい方は予約を入れるのがおすすめ!

お茶やお酒だけの来店も大歓迎とのこと。「サラダ・ドリンクセット」は500円、「マフィン・ドリンクセット」は800円、「タルト・ドリンクセット」は900円です。万一カレーが品切れでも安心ですね。

≪中編≫へ続く…
次回は、新宿三丁目にお店をオープンした経緯と、沼波さんが食生活に気を遣うようになった経緯について。お楽しみに!

※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

店舗情報

KiboKoの場所や詳細な情報はこちらから。

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AYA OKUDA

AYA OKUDA

フードコーディネーター
食育インストラクター
食空間コーディネーター
フードライター
食の美味しさ、楽しさ、大切さを発信すべく、地道に活動、勉強中。
得意分野は、日本の伝統行事食、食の日本史・世界史、テーブルコーディネート。
好きな分野は、カレー、ビール。