飲食店取材

市場拡大中!メイドインジャパンのデカフェコーヒーでリラックス・幸せ時間を。Cafe’ Sucre’(カフェ シュクレ)【東京・曳舟】

みなさんは、コーヒーが好きですか?

私は大好きです。でも、夜コーヒーを飲むと眠れなかったり、トイレに行きたくなったりするので、飲むタイミングを考えてしまいます。カフェインを気にしている人、結構いますよね?

では、その問題のカフェインが入っていないコーヒーについて、どう思いますか?

薄いんじゃないの?美味しくないんじゃないの?いえいえ、違うんです。高ランクのコーヒー豆と、メイドインジャパンの技術を使って作った、美味しいデカフェコーヒーがあるんです。

今回は、デカフェを20年前から研究している、スペシャルティコーヒー自家焙煎店「Café Sucre’(カフェ シュクレ)」の代表、楡井有子(にれいゆうこ)さんにお話を伺いました。


20年前、コーヒーは男の飲み物だった


カフェ シュクレのオーナー楡井さんは、コーヒーが大好きでした。

しかし20年前、コーヒーは男の飲み物と言わんばかりに、喫茶店ではタバコを吸いながらコーヒーを飲んでいる人がいたり、喫茶店の内装も男性目線だったり、女性が一人で気楽に入り、コーヒーが飲めるところはありませんでした。

また、楡井さんは、妊娠中に大好きなコーヒーを我慢しなければいけませんでした。大好きなものを我慢しなければいけない気持ち、わかりますよね。

妊娠以外でも、ある日突然コーヒーが飲めなくなる人がいるそうです。利尿作用による冷えや、覚醒作用のためドーピングに間違われたアスリート、色々な方が大好きなのに飲めないという悩みを抱えていました。

病気、体質の変化や、カフェインにもともと耐性がない人もいます。毎日何杯もコーヒーを飲むバリスタが飲めなくなったという話もあります。

ずっと飲んでいた、習慣であるコーヒーをやめることは簡単ではありません。そんな、コーヒー大好きな人の救世主が、デカフェコーヒーです。


楡井さんは、大好きなコーヒーをもっと女性が気楽に飲めて、入りやすい店を作りたいと、コーヒーの自家焙煎のカフェをオープンさせました。

この頃、まだ「カフェ」という名前はなく、自家焙煎をしているところもとても珍しかったそうです。

店内は木の自然な色合いで、かわいい内装。女性の感覚を生かして、女性の喜ぶような、女性に寄り添えるコーヒーを作りあげました。名前は「シュクレ」。「甘い・砂糖」の意味です。

「コーヒーは飲んでいるだけで癒され、お店では、喜んでいる人の声が聞ける。

幸せそうな顔が見られて、ありがとうを言われる仕事。お客さんとも密に付き合える。お客さんの生活の一部に関わっている幸せな仕事です。」と、楡井さんは話します。


現在、世界のコーヒーの流通の中で10〜20%はデカフェになっています。

日本ではデカフェは妊婦さんが飲むものと思われていますが、海外では10人に2人は選んでいるコーヒーの種類なんですね。

日本での流通は長く1%未満でしたが、近年需要が伸びています。

デカフェコーヒーってどうやって作るの?


「デカフェ」というのは、カフェインがもともと入っているものからカフェインを抜いたものに使われる名前。

カフェインなしの穀物コーヒーなどは、もともとカフェインがないものなので「ノンカフェイン」と言われています。

デカフェコーヒーは、通常のコーヒー豆からカフェインを取り除く工程を経たものです。

今までは、高価な「超臨界二酸化炭素除去法」を使ってまでデカフェを作る市場が日本にはなく、ドイツからデカフェの豆を仕入れるというのが普通でした。だから選べる種類が少なかったのです。

また、どうしても作る工程が見えないこと、日本に届くまでの鮮度の問題などもありました。

その後、日本でも研究が重ねられ、超臨界二酸化炭素除去法で、旨味を逃がさずカフェインを抜く技術が開発され、メイドインジャパンのデカフェが生まれました。

良質なコーヒーは浅煎り

コーヒーは浅煎り・中煎り・深煎りの3種類があるのですが、いいコーヒーの旨味とフルーティな酸味を感じるなら、浅煎りが一番です。

コーヒーがフルーティ?いままで苦い深煎りを選んできた記者は、フルーティの意味がわかりませんでした。

実は、深煎りにすることで雑味などが消えるため、安い豆は深煎りにされるそうです。

カフェ シュクレで作っているブランド「イノセントコーヒー」は、エチオピアのシングルオリジンの豆の浅煎り。ベリー系のフルーティーさがあり、後味はほのかにチョコレートのような香りが広がります。

イノセントコーヒーは日本産のデカフェです。軽井沢の焙煎所で丁寧に焙煎されています。

コーヒーで「ヒュッゲ」を楽しむ


ヒュッゲとは、デンマーク語で時間の過ごし方や心の持ち方のこと。幸福度の高いデンマークでは、人々が自らこのヒュッゲを作ろうとしています。

家族や大切な人と過ごす幸せ時間。そんな時間にコーヒーはなくてはならない存在です。休みの日、仕事が終わってから、家族や仲間とのリラックスタイムにデカフェコーヒーで幸せ時間を過ごしてみませんか。

コーヒーをワインのように楽しむ


カフェインが入っていなくて、フルーティな味わい。豆や焙煎方法で変わるフレーバー。

これは、ワインに変わる飲み物ではないでしょうか。お酒が飲めない人でもワイングラスに入れて、夜のリラックスタイムを楽しめますね。

ディナーの後のコーヒーも、デカフェなら眠れないなどの心配もありません。

夜、お酒を飲まない人からは「何を飲んでいいかわからない」という声もありますが、デカフェコーヒーはそんな方にもピッタリではないでしょうか。お年寄りにも人気だということです。

ハンドドリップに愛を感じる


企業や個人向けに、コーヒーセミナーを行なっている楡井さん。コーヒーの知識やテクニックはもちろん大切ですが、一番大切なのは心。目の前の人のこと思って入れる気持ちが、何よりの美味しさになると言います。

生産から携わっている人の思いを胸に、最後にバリスタがハンドドリップで丁寧にコーヒーを淹れます。

豆をはかり、ひいて、お湯の温度も確かめ、ゆっくり注ぐ。ハンドドリップで淹れられたコーヒーは愛情たっぷりの味です。

コーヒーの競技会でチャンピオンになった店長さんの技と、真剣な眼差しが印象的でした。


近い将来、もっとデカフェコーヒーを購入する人が増えれば、価格が下がり、豆の種類を選ぶのと同じように、デカフェも選べるようになる。ホットか、アイスか、デカフェかと、選択肢の一つになっていくでしょう。

みなさんも、リラックスタイムにデカフェコーヒーで幸せを感じてみませんか。


店舗情報
住所:東京都墨田区東向島2-31-20
電話番号:03-3613-7551
営業時間:10:00-19:00
定休日:火曜日
軽井沢焙煎所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉2955-15

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※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

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清水えみこ

清水えみこ

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農業高校野菜部出身の元花屋
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環境・健康・教育業
自然と旅行が大好きです

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