もとは紙の人形?ひな祭りの由来、食べ物の意味、知っていましたか?【ひな祭りヴィーガンレシピ付き!】

ひな祭りと言えば、やっぱり食べ物も楽しみの一つ。ひなあられ、ちらし寿司など、色とりどりの可愛らしい食べ物は、女の子には特に嬉しいものですよね。

しかし、ひな祭りの食べ物は、ただ可愛らしく、美味しいだけではありません。それぞれに意味が込められているんです!

また、ひな祭り=女の子のお祭り、というのは誰もが知っているところですが、このお祭り、もともとはどのような行事だったのか、ご存じですか?

今回は、ひな祭りの食べ物や、行事の由来について、詳しくご紹介していきます。ちらし寿司や桜餅は、嬉しいヴィーガンレシピも合わせてチェック!

可愛く美味しいだけじゃない!ひな祭りの食べ物の意味とは?

年に一度のひな祭り。ひな祭りならではの食事やお菓子が沢山並ぶ様は、大人も子供もウキウキするものです。

今年はせっかくなので、それぞれの食べ物の「意味」も考えながら、行事を楽しんでみませんか?

菱餅


菱餅は、ピンク・白・緑の順に重なった菱形のお餅。ひな祭りを代表する食べ物ですね。

菱餅の色と重ねる順番には、きちんと意味があるのをご存じでしたか?

菱餅の色と順番には、雪(白)の下には春になると土から顔を出す草木(緑)、雪の上には草木が育って咲く花(ピンク)がある、という意味が込められていると言われています。また、よもぎ(緑)の上に、縁起が良い紅白餅が乗っている、という説もあるようです。

ちなみに、よもぎには造血作用があると言われており、ピンクの色をつける「クチナシ」には解毒作用があると言われています。原料にも女性の体への気遣いが表れていますね。

餅が菱形である理由には、女性を象徴する形である、邪気を払うための矢じりを表している、心臓を模っている、など、様々な説があります。

お餅ということで、ベジタリアン・ヴィーガンの方など、様々な人が一緒に楽しめるお菓子ですね。

ひなあられ


淡い可愛らしい色と、コロコロした形で、女の子に喜ばれるひなあられ。このお菓子は、江戸時代の女子へは質素倹約、明治時代の女子には情操教育の教えに使われたという説があります。

お米が原料のひなあられは、お釜に残ったお米を一粒も無駄にせず、干して炒って残さず食べたところに由来があると言われています。また、ひなあられの色も菱餅と同じ、ピンク・白・緑が入っており、女の子の健康を願う気持ちが込められています。

昔ながらのひなあられは、基本的にはベジタリアン、ヴィーガンの方も美味しく食べられるものが多いですが、現在はエビやチョコレートなどを使用したものもあるようです。

ちらし寿司


ひな祭りのメインディッシュ!見た目にも楽しく華やかなちらし寿司です。ちらし寿司の具材には、陰陽五行の五色の食材が使われています。

「白」はすし飯、「赤」は紅ショウガ、「黄」は錦糸卵、「青」は絹さや、「黒」は海苔や椎茸が主な組み合わせ。これ以外に「見通しが良い」との縁起を担いで穴が開いたレンコンを使ったり、「腰が曲がるまで長生きできる」という意味を込めて海老を乗せることもあります。

卵や海老を別の食材に置き換えるなど、具材の組み合わせ次第では、ベジタリアンやヴィーガンの方でも十分美味しくいただける食事です。

Vegewelで連載していた「しあわせこよみごはん」では、春のレシピとしてちらし寿司をご紹介しています。五色の食材とレンコンが使われた、ひな祭りにもぴったりのヴィーガンレシピです。合わせてご覧ください!
さっぱりさわやか!押し麦入りの彩りちらし寿司~しあわせこよみごはん~

はまぐりのお吸い物

ひな祭りのお吸い物には、はまぐりなどの貝が入っています。実はこれにも意味があるのです。はまぐりは、二枚の貝がちょうつがいで繋がっていますが、ぴったり組み合わせることができるのは、もともと繋がっていた貝同士のみ。

このことから、一生同じ人と添い遂げる、女性の貞操を守る、という意味が込められ、ひな祭りで使われるようになったと言われています。

白酒、桃花酒

ひな祭りは子供のお祭りというイメージが強いですが、白酒や桃花酒と、お酒を用意するのが習わし。これは、もともとひな祭りが穢れを祓うための行事であり、子供だけのものではなかったことが関係しています。

白酒は、昔大蛇をみごもってしまった女性が白酒を飲んだところ、大蛇を退治することができた、という逸話があり、厄払いの意味で飲まれていました。

桃花酒も縁起の良いお酒。中国では、桃は「兆しをもつ木」として、未来を予知し、魔=悪いものを防ぐことができると信じられてきました。ひな祭りで桃の花が飾られるのも、これに由来しています。

ちなみに、ひな祭りでは子供もお酒を飲みますが、これは「甘酒」。アルコールが入っていない、米麹から作られるお酒です。

今は、ひな祭りの時期に合わせて甘酒コーナーを設置するスーパーがあったりと、ひな祭りで甘酒を飲む風習も一般的になりつつあります。

合わせて読みたい!甘酒の記事
今さら聞けない甘酒〜酒粕と米麹(糀)から作られる甘酒の違い〜

味噌の老舗メーカーが作るこだわりの糀甘酒とは? 発酵を知り尽くしたマルコメが作る、美味しい糀甘酒を徹底紹介!

ひちぎり

京都では、ひな祭りに「ひちぎり」という和菓子が食べられています。餅をちぎって丸め、その上に餡などを乗せて食べるお餅です。子供の成長を祝い、願う気持ちが込められ、平安時代の宮中の儀式で食べられていたものと言われています。

人手が足りず、餅をひきちぎって作っていたので「ひちぎり」と名前がついた、「契り」がなまって「ひちぎり」になったなど、名前の由来は諸説あります。

桜餅


今は、ひな祭りと言えば一番に思い浮かぶのがこの「桜餅」ではないでしょうか。一番古くからありそうで、何か面白い由来がありそうなこの桜餅ですが、実はひな祭りに食べられることの意味はあまりありません。

もともとお茶菓子として存在していた桜餅ですが、ピンク色の見た目がひな祭りとマッチしたためその時期に食べられるようになった、という説や、端午の節句の柏餅と対をなす意味合いで食べられるようになった、という説などがあるようです。

いずれにしても、ひな祭りのお菓子として一般に広まっていたのは、昭和以降のことです。

Vegewelで大人気連載中!「お家で簡単!ベジごはん」では、自宅で簡単にできる、「焼き桜もち」のレシピをご紹介しています。是非ご覧ください!
ホットプレートやフライパンでお気軽に!あんはデーツと米飴の優しい甘みです。焼き桜もち〜お家で簡単!ベジごはん〜

ひな祭りの由来は?


ひな祭りは、3月3日に行われる、女の子が健康に成長することをお祈りする行事。ひな人形を飾り、菱餅やちらし寿司などを食べるのが一般的です。

ひな祭りの由来にはいくつかの説があり、今のひな祭りの形は、これらの由来が合わさって確立されたと言われています。

中国の上巳(じょうし)の行事

三月初めの巳(み)の日に、川辺で青草を踏み、川の流れで身を清める行事。神様へお供えものをし、神様と共に食事をする(=神人共食)ことで穢れを祓ったと言われています。ひな祭りは「上巳の節句」とも言われますね。ひな人形は出てこないものの、この行事が由来となっているのは間違いなさそうです。

日本の穢れを祓う行事、流し雛

「人形(ひとがた)」と言われる紙で作った人形を、海や川に流して穢れを祓う行事で、「流し雛」と言われます。人形を身代わりにして、穢れを人から取り払っていたんですね。まだ生存率が低かった乳幼児が健康に育つようにと願いを込めて行うことも多かったようです。

もともとお守りのような役割だった人形(ひとがた)が、着物を着せられたり、玩具の役割を果たすようになり、飾る人形(にんぎょう)へと変遷していき、それがひな人形に繋がっている、と言われています。

ひゐな遊び

平安時代の貴族の子女達のままごと遊び。「ひゐな」とは、雛鳥のように、小さく可愛いものの意味。平安時代の貴族の子女達は、紙や藁などでできた「ひゐな=玩具」で遊んでいたと言われています。「流し雛」は、ひゐなと結びつき、飾る人形へと姿を変えていったという説もあります。

農村の山遊び、漁村の磯遊び

3月は、農村の人達にとっては仕事が忙しくなる直前であり、仕事が落ち着いている最後の時期。そして、春を前に、一年で最も自然界に「気」が充電されている時期でもあります。農村の人達は、これから始まるハードな日々を前に、自然からエネルギーをもらうために、山の中で飲食をし、縁起を担いだと言われています。これが「山遊び」です。

漁村ではこれが「磯遊び」に変わります。意味合いは山遊びと一緒です。また、磯遊びは、海に人形(ひとがた)を流し穢れを祓う、人形流しの行事から発展して生まれた、とも言われています。ちなみに、昔は「雛の国見せ」と言って、ひな人形を山遊びや磯遊びに連れて行ったのだとか。

不思議なもので、これらの由来は、何かしらのキーワードで繋がっていきます。「水(海や川、磯遊び)」「人形(ひとがた、ひゐな)」「穢れを祓う」「3月」「子供(乳幼児、貴族の子女)」…。

いずれにせよ、春を前に、祈りを込めて行われた行事であることは間違いありません。

ひな祭りはもともと女の子のお祭りではなかった


ここまで読んで既におわかりの通り、ひな祭りはもともと女の子のためのお祭り、というわけではありません。

もとは男女に関わらず、穢れを祓うため、成長を祈るための行事だったものから、「ひゐな遊び」という女の子の遊びの要素が加わり、部屋に飾られる人形が誕生します。その後、江戸時代になり、3月3日が正式に「上巳の節句」と定められます。

そして、5月5日の「端午の節句」が男の子の節句であることから、3月3日を女の子の節句とするようになり、広く一般に普及していくことになったのです。

女の子のお祭りとしてのひな祭りは、意外と歴史が浅いんですね。

今年のひな祭りは、いつも以上に、家族や近しい人の健康・成長を祈る気持ちを込めて、楽しんでみてくださいね。

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日本の春やお祝い事を彩る。桜の花の漬物「桜漬け」

暖かい日が増え、ようやく春の気配を肌で感じることができるようになってきましたね。

日本の春といえば、皆さんは何を思い浮かべますか?恐らく、ピンクに咲き誇る桜の木々を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。

日本人は昔から「お花見」以外に、食材としても桜を取り入れ、春の訪れを楽しんできました。

桜を使った食べ物の中で、誰でも気軽に取り入れやすいものが、「桜漬け」です。

桜漬けとは?

桜漬けは、桜の花の「がく」を取り除いた部分を塩と梅酢で漬けこんだ、日本独特の漬物です。

桜漬けの産地として有名な神奈川県秦野市は、江戸時代末期から桜漬けの生産を始めていたそう。国内の生産シェアはなんと約8割にものぼります。

ちなみに、お花見でよくみられる桜の種類は「ソメイヨシノ」ですが、桜漬けには花びらが多い「八重桜」という種類が多く使われています。

桜漬けの作り方


桜漬けを作るのに必要なのは、桜の花、塩、梅酢のみ。家に桜の木があったり、お花見できれいな桜の花が落ちているのを見つけたりと、桜の花が手に入れば誰でも作ることができます。

まず、桜の花は水でよく洗い、キッチンペーパーなどでしっかりと水分や汚れを取り除きます。このとき、歯ざわりがあまりよくない「がく」の部分は全て取ってしまいましょう。

次に、タッパーなどの漬物を漬けられる容器に、桜の花と塩をサンドイッチ状に交互に入れていきます。交互に入れ終わったら、上から梅酢を回しかけ、水分を出すために上から重石をかけ、密閉して数日置いておきます。

数日後、水分を絞り、ザルなどに広げて陰干しをします。陰干しは、風通しの良いところで半日ほど行いましょう。これで桜漬けの完成です!

ちなみに、桜の葉や花を塩漬けにすると、「クマリン」という香り成分が生成されます。桜の葉を巻いた桜餅の独特の良い香りは、このクマリンによるものです。

クマリンには、抗菌作用や抗酸化作用など、身体に嬉しい作用がある反面、摂りすぎると肝臓や腎臓に有害になる場合があります。一度に大量に摂取するのは控えた方が良いでしょう。

桜漬けを使った食べ物、飲み物

桜漬けを料理に使うと、春の雰囲気がプラスされ、一気に食卓が華やぎますね。おめでたい席でも重宝される桜漬けを使った料理は、日本ならではの季節の表現とも言えるでしょう。ここでは桜漬けを使った主な料理を見ていきます。

桜湯


桜漬けを湯飲みにいれ、お湯を注ぐ「桜湯」。結婚式などのお祝いの場でよくふるまわれるので、日本人にはなじみ深いかもしれません。「茶を濁す(その場を取り繕う、ごまかす)」ことが忌み嫌われる祝いの席では、お茶の代わりに桜湯を飲むことが多いんですね。

丸まった桜の花が、お湯をそそがれることでふわっと花開く桜湯は、何とも情緒があるもの。この「花開く」様子が縁起が良い、とも言われています。心を静めて、ゆっくりといただきたいものです。

ちなみに、桜湯の他に、桜漬けを使ったお吸い物も、彩り良くおすすめです。

桜おにぎり

桜漬けを具にしたおにぎりです。ご飯に混ぜ込んで握っても良いですし、白ごまなどを混ぜて握ったご飯の上に、アクセントとして桜漬けを乗せても可愛いですね。ご飯に混ぜ込む場合は、桜漬け自体が塩漬けになっているので、味付けいらずなのも嬉しいところ。

桜あんぱん

日本人が大好きなパン、「あんぱん」。あんぱんの中央に、ピンクの桜の花びらがちょん、と乗っかっているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか?実はこれも「桜漬け」。季節に合わせて中のあんを桜あんにすると、寄り一層桜の風味を楽しめますね。

桜餅


桜餅というと、桜の葉の塩漬けで巻かれているものが有名かもしれませんが、桜の塩漬けを乗せてもアクセントになり可愛いです。

ちなみに、桜餅に桜の葉の塩漬けが巻かれているのは、香りづけはもちろん、乾燥防止の目的もあるんだとか。桜の葉を餅と一緒に食べる、食べないは、人により意見が分かれるところですよね。私はあの独特な香りが大好きなので、必ず一緒にいただきます。

日本における特別な花、「桜」


桜の木は世界中に広く見られるものの、ここまで桜を特別な花として見ているのは、日本だけかもしれません。

日本において「花」は、中国の影響が強かった奈良時代までは「梅」を指していたと言われています。しかし、その後平安時代になり、日本独特の文化=国風文化が発達していくにつれ、日本においての「花」は、「桜」を指すようになっていきます。

ちなみに、日本独特の文化と言っても過言ではない「花見」は、かなり古くから行われていたようで、平安時代の天皇である「嵯峨天皇」も、桜を愛で、花見を行っていたという記録が残っています。

昔から、日本人にとってなくてはならない花だった桜。桜の花を見て新しい季節を感じる心は、もはや日本人のDNAにまで深く刻まれているのかもしれませんね!


日本では、桜が咲く時期になると、日本全国の桜の開花時期を予測した「桜前線」が紹介されますが、ここにも、桜に対する日本人の特別な想いが表れているような気がします。

桜の下でお酒を飲んで、美味しいものを食べて。お花見できる季節はすぐそこです!

今年は是非「桜漬け」を使って、お花見料理を作ってみてくださいね!

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「精進料理」は、美味しいものへの飽くなき探求心から生まれた菜食だった。

ユネスコ無形文化遺産に登録され、今や世界的に有名になった「和食」。実は、和食が発展するのに非常に重要な役割を担っていたのが、「精進料理」なんです。

精進料理は、動物性食材を使わないため、ベジタリアン・ビーガンからも熱い視線を浴びている和食の一種です。いったいどんな経緯で発展し、どんな料理があるのでしょうか?

日本の伝統的ビーガン料理ともいえる、精進料理についてまとめてみました。

精進料理って?


精進料理とは、中国仏教の「肉食忌避」の思想に基づいた、動物性食材を使わない料理のこと。時代や場所によっては、五葷(ネギ・ニラ・玉ねぎ・らっきょう・ニンニク)も避ける場合があります。

日本の精進料理は、中国で仏教(禅宗)を学んだ僧により日本に持ち込まれ、鎌倉時代に広まったと言われています。

つまり、精進料理の立役者は、僧=お坊さん。お坊さんが創意工夫し、植物性食材だけで作った料理が、精進料理というわけです。


精進料理で最も多く使われていた食材は、大豆。豆類を食べることで、本来動物性食材で摂取するタンパク質を補っていたのでしょう。これは今のビーガン・ベジタリアン料理と同じですね。

今でも、精進料理のお店では、大豆の加工食品である豆腐・湯葉・味噌などが多く使われています。また、お寺が多い京都で湯豆腐・湯葉料理が有名なのは、精進料理の名残りと言えるでしょう。

「ビーガン・ベジタリアン料理」と言われると、海外から入ってきたもの、最近になって注目されている食のポリシーと思いがち。しかし、日本では古く鎌倉時代から、ビーガン・ベジタリアン料理が食べられていたのです。

精進料理に欠かせない「もどき料理」


精進料理の大きな特徴が、植物性食材を動物性食材のように見せた「もどき料理」です。

仏教の戒律により動物性食材を食べられない僧たちは、何とかお肉やお魚に近い見た目や味を再現しようと工夫を重ね、様々な料理を生み出しました。

例えば、豆腐と野菜から作られる「がんもどき」。今もおでんの具として有名ですが、もとは精進料理から生まれた料理です。

がんもどきの「がん」は鳥の「雁(がん)」、雁に似せた料理で「がんもどき」。名前の由来の一つに、こんな説があるんです。面白い!

他にも、当時の「庭訓往来(ていくんおうらい)」という書物には、精進料理として「猪羹」「鳥頭布」「鴨煎」などの動物の漢字が入った記述が。様々なもどき料理があったことを思わせます。

歴史に出てくる僧たちは、常に戒律を厳格に守り、ストイックに生きているイメージがあったライター。しかし、こうして見ると、美味しいものを食べたい欲求は私達と同じだったのかも、と少し親近感がわきませんか?

現代のもどき料理に欠かせない!「お肉もどき」まとめはこちら。
お肉より美味しい!?大豆ミートにテンペ・高野豆腐など「お肉もどき」まとめ【レシピ付き】

「和食文化」発展の影に、精進料理あり!


鎌倉時代以前の日本料理は、味付けや調理の面でまだまだ発展途上。しかし、鎌倉~南北朝時代の僧たちの食事への探求心が、その後の日本料理の調理・味付け技術を高めていきます。

植物性食材だけの料理は、どうしても動物性食材の料理と比べ、味が淡泊になりがち。そこで僧たちは、味噌などの調味料や植物性の油を効果的に使い、動物性食材を使った料理に近い、以前よりも濃く複雑な味付けを考案します。

また、調理技術の向上も目を見張るものがありました。これは、お肉に近い見た目を実現するため。僧たちの飽くなき向上心と情熱により、この時代に多くの高度な調理技術が誕生したのです。

当初は僧の間だけで発展していった精進料理の味付けや調理技術は、次第に一般人の間にも広まっていき、それ以降の日本料理の文化発展にも、大きな影響を与えました。

ちなみに、江戸時代に庶民の間で流行した料理に、ある食材を別の食材に見立てて調理する「見立て料理」というものがありますが、これも精進料理の「もどき料理」にルーツがあると言えるでしょう。

中国風精進料理「普茶料理」


※写真は「普茶料理 梵」の普茶料理。

江戸時代、新たに中国から伝わった精進料理として、「普茶料理(ふちゃりょうり)」というものがあります。

普茶料理は、ごま油を多く使い、揚げ物・炒め物が多いのが特徴。油に加え、葛(くず)を使うことでとろみをつけ、今までの精進料理と比べ、食べごたえがある料理です。

また、食事は大皿に盛られ、みんなで1つの食卓を囲み、取り分けて食べる形式。

それまでの日本の食事は、各々に御膳がある「銘々膳(めいめいぜん)」が主流。現在につながる新たな食事の形式も伝えたのが、普茶料理なのです。

昔も今も、美味しいものを食べたい気持ちが料理を美味しくする。


いかがでしたか?

昔の人、特に厳しい生活を送っていた僧にもあった、食べることへの欲求。いつの時代も、どんな生活をしていても、食べることを楽しみたい。日本人は昔から、食べることを楽しんでいたんですね。

それぞれの時代の人々が、「美味しいものを食べたい」と創意工夫したからこそ確立された、和食という文化。そんなことを考えながら和食をいただけば、その味もさらに深いものに感じるかもしれません。

【参考】合わせて読みたい!精進料理関連の記事

素材の味が命、日本伝統の湯豆腐と精進料理(京都)

こまきしょくどう【精進料理・秋葉原】 前編 〜受け入れ、対応していく心を伝えていく〜

フランス料理で精進?! この道17年を誇る日本初の精進フレンチ「Le Paysan」

年越し蕎麦も精進で。 ~ビーガン・ベジタリアンにもおすすめのお蕎麦屋さん関東5選~

新春!パワースポット高尾山で、精進料理と開運ハイキングのすすめ

誰もが共に食を楽しむ精進料理=「普茶料理」~ジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻も訪れた普茶料理 梵【入谷】~

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週1ベジでプチファスティング。ジュースとスープで身体をクレンズしませんか?【Vegewel×SUNSHINE JUICEコラボ企画】

コールドプレスジュース、ジュースクレンズを日本で先駆けて展開した「SUNSHINE JUICE(サンシャインジュース)」。

実は、ジュース以外にも魅力的なメニューがあるのをご存じでしたか?

それは、ビーガンスープとビーガンカレー。

コールドプレスジュースの販売で関係を育んだ、全国の信頼できる農家の野菜は、このスープとカレーにもふんだんに使用されています。

今回はなんと、サンシャインジュースとVegewelのコラボレーションが実現。

Vegewel Marchéにて、ジュース・スープ・カレーをセットにした、今回限定の「スペシャルクレンズセット」をご提供することが決定しました!ご自宅で手軽にプチファスティングにチャレンジできるお得なセットです。

それでは、気になるスープとカレー、そしてセットの詳細について、詳しくご紹介していきます。

もっと知りたい!SUNSHINE JUICEのコールドプレスジュースについてはこちら
「本物」にこだわり続ける、コールドプレスジュースの先駆け的存在。SUNSHINE JUICE(サンシャインジュース)

ジュース専門店が作る、ビーガンスープ、ビーガンカレーとは?


サンシャインジュースでは、コールドプレスジュース以外にも、身体に嬉しいメニューが揃っています。

中でも、Vegewelが注目したのは、ビーガンスープとビーガンカレー。

まず、ビーガンスープ。以下の全4種類です。

  • アーモンドビーツ
  • トマトレンティル
  • かぼちゃ生姜味噌
  • 海苔ゴマレンコン

ベジタブルブロスをベースに、ジュース同様の厳選した食材を丸ごと使っています。こちらは不溶性食物繊維もたっぷり摂ることができますよ。

取材時は、「トマトレンティル」を試食させていただきました。

クミンやコリアンダーがしっかり効いており、これからの季節も飲みやすい味です。トマトとレンズ豆の組み合わせもGOOD。お味噌汁ではないけれど、何だかお味噌汁のように身体に染み渡る感覚が。

ビーガンカレーは以下の全3種類。スパイスとこだわり野菜たっぷりで、こちらもとってもヘルシーです。

  • ケールとひよこ豆のカレー
  • ビーツとココナッツのカレー
  • ジャバラとポテトとココナッツのカレー

取材時にいただいたのは、「ビーツとココナッツのカレー」。

ビーツがごろごろ入っており、食べごたえあります!カレー「ライス」にしなくても、食べてる感ありますよ。冷凍の商品も、ビーツの食感がしっかり残っています。そして結構辛め。身体がポカポカしてきます。


コールドプレスジュースの専門店ながら、スープとカレーを始めた経緯を、サンシャインジュース代表のコウさんに伺いました。

「ジュース以外のもので、より野菜を手軽に取り入れる生活を体験してほしかったんです。

スープもジュースも冷凍の商品を用意しています。毎食コンビニ、忙しくて食事に気を使えない。そんな方のために、温めるだけ、インスタントっぽいけど、きちんとした商品を作りたい、と思いました。

また、ジュースとスープって、対だな、と思っていて。ホールフーズとリキッド。冷たいと温かい。それらを合わせることで、より効果的なクレンズのおすすめができるのではないか?と思ったんです。」

また、スープやカレーで使う野菜には、ジュースで使っていない食材が多く入っています。

「かぼちゃやいも類、れんこんなど、ジュースに使えない野菜を使いたかった。ジュースに使えないから仕入れられない、というのが嫌だったんです。」

スープとカレーには、「信頼できる農家の野菜を、より多くの人へ」という想いも込められていたんですね。


スープとカレーの反響は上々。忙しくてしっかりご飯を食べられない方が、冷凍ストックしてくれるケースが多いそうです。

「しかし、基本ジュースのイメージがあるので、まだまだ知られていない。皆さんに健康的な生活をしていただきたいと思っているので、手軽に食べられるスープとカレーも、是非もっと多くの方に召し上がっていただきたいです。」

サンシャインジュースの素材へのこだわりは、以下の記事もご覧ください。
「本物」にこだわり続ける、コールドプレスジュースの先駆け的存在。サンシャインジュース

スープ・カレーをジュースとセットで。Vegewelだけのオリジナルセットリリース決定!


ビーガンスープとビーガンカレー、早速食べてみたいと思ったそこのあなたに朗報です!

今回、サンシャインジュースとVegewelがスペシャルタッグを組むことに。なんと、コールドプレスジュースとビーガンスープ、ビーガンカレーをセットにした、「Vegewelスペシャルクレンズセット」をご提供することになりました!

気になるセット内容はこちら!

「まずは週に1回からでも、皆さんに植物性食材だけで過ごすベジDAYを作って欲しい」という想いと、「せっかくならその機会に、プチファスティングで、身体のクレンズにチャレンジして欲しい」という想いから、以下のセットをご用意しました。

スープとカレーが入ることで、通常のジュースクレンズより空腹を感じづらく、チャレンジしやすい内容です!

【1DAYトライアル(税込5,800円+送料)】
コールドプレスジュース5本と、ビーガンスープ、ビーガンカレーが1つずつ、計7品のセット。 ※(  )内は使用食材。

  • スウィートケール×2 (ケール、りんご、みかん、チアシード)
  • リフレッシュビーツ×1 (ビーツ、りんご、マカ)
  • サンシャインエイド×2 (かぼす、生姜、梨、レモン、バオバブ)
  • トマトレンティル(スープ)×1 (トマト、レンズ豆等)
  • ビーツとココナッツのカレー×1 (ビーツ、ココナッツ等)

1日を通してこの7品だけを摂ることで、プチファスティングが可能に!

ご注文はこちら
ジュース&スープクレンズセット
1DAYトライアル

【WEEKLYセット(4回分・税込22,000円+送料)】
「1DAYトライアル」が4回分セットに。週一のプチファスティング1ヶ月分です。

クレンズは、継続が大切。まずは1DAYからお試しいただき、自分に合いそうと感じた方は、是非お得なWEEKLYセットを!

ご注文はこちら
ジュース&スープクレンズセット
WEEKLYセット

プチファスティングとは?


「プチファスティング」はプチ+ファスティング。

通常のファスティングだとチャレンジしづらいという方に向けた、「少しライトなもの」という意味で使っています。

そもそも、ファスティングとは、一定の期間、身体に固形物を入れないこと。それにより、日々酷使している消化器官を休めることができ、身体全体をリセットすることができると言われています。

今回のセット商品には、スープやカレーも含まれますが、どちらも植物性100%で限りなく液体に近いもの。身体への負担が少ないと考えます。

ジュースクレンズに興味があったけど、ジュースだけで過ごすことに自信がなかった方、これを機にプチファスティング、挑戦してみませんか?

まずは週一からベジ生活!ミートフリーマンデーに合わせても◎。


皆さん、「ミートフリーマンデー」って、ご存じですか?

ベジタリアン・ビーガンの皆さんには馴染みのある言葉かもしれませんが、「ミートフリーマンデー」は、ポール・マッカートニー氏が提唱している、「週に一度から、動物性食材を食べない日を作ろう」というキャンペーン。

地球環境のことまで考えたこのキャンペーンは世界に広まり、日本でも「ミートフリーマンデーオールジャパン」という組織が発足され、様々な活動を行っています。

ミートフリーマンデーオールジャパンHP
https://www.meatfreemondayjapan.com/

今回の「スペシャルクレンズセット」は、ベジタリアン・ビーガンの方はもちろん、普段はお肉・お魚を食べる方、最近食べ過ぎている方、ちょっと身体が重たく感じる方など、様々な方にお試しいただきたい商品です。

自身の体調はもちろん、動物や環境の面からも推奨されているベジな生活を、週に一回から始めてみませんか?

サンシャインジュース
https://sunshinejuice.jp/

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「本物」にこだわり続ける、コールドプレスジュースの先駆け的存在。SUNSHINE JUICE(サンシャインジュース)

このインパクトあるロゴ、一度は見たことがある方も多いのでは?

今はあらゆるところで目にするようになったコールドプレスジュースを、日本で展開して広めたのが、こちらの「SUNSHINE JUICE(サンシャインジュース)」。

女性を中心に大きな話題を集めた「ジュースクレンズ」も、日本ではサンシャインジュースが発祥です。

株式会社サンシャインジュース代表のコウ ノリさんは、自ら全国各地に足を運び、野菜や果物を厳選。信頼できる農家から仕入れた食材のみで作られるジュースは、まさに「本物」の味です。

最近は、ジュース以外に100%植物性食材のビーガンスープやビーガンカレーもラインナップ。ジュースと組み合わせることで、食事を摂りながら身体をデトックスできますよ。

今回は、コウさんに、サンシャインジュースのコールドプレスジュースや、お店オープンの経緯、そこにある想いについてたっぷり伺いました!

SUNSHINE JUICE特別コラボ商品販売開始!
詳細記事はこちら
週1ベジでプチファスティング。ジュースとスープで身体をクレンズしませんか?【Vegewel×SUNSHINE JUICEコラボ企画】

コールドプレスジュースとは。


まずはおさらいしましょう。「コールドプレスジュース」って?

通常、ジュースを作る際は、高速ミキサーなどにかけて固体を液体にしていきます。しかし、コールドプレスジュースは、野菜や果物にゆっくり圧をかけて搾っていく(圧搾)製法。

この方法だと、素材に熱が加わることがなく、多くの栄養素が生きたままジュースに入ります。

また、コールドプレスジュースは、水や添加物など、原材料以外のものは一切使用しません。使用する素材の水分がそのままジュースになるんです。

つまり、水などを加えて作るジュースと比べて、同じ量でも摂取できる素材の量が多いということ。

また、「搾った液体だけを使うなら、せっかく野菜や果物に入っている食物繊維は摂れないでは?」と思う方もいるかもしれませんが、これも大丈夫。

コールドプレスジュースには、水に溶けやすい「水溶性食物繊維」が含まれます。

「コールドプレスジュースは、液体であることで、内臓に負荷をかけずに身体に栄養を取り込めます。栄養が、直接血流にバンバン入っていくようなイメージです。」とコウさん。

ブームの火付け役。サンシャインジュースのコールドプレスジュース。


サンシャインジュースのコールドプレスジュースに使われる野菜・果物は、オーガニック中心。そこにはコウさんのこんな想いが。

「健康的な理由ももちろんあります。消費者の健康、作っている人の健康。でも、それだけではなく、地球環境に対しての健康ということも考えています。オーガニックがバランスが良く、どれにも負担がかからない。」

サンシャインジュースのコールドプレスジュースには、ケール・ビーツ・生姜・りんごなどを使った、通年で飲むことができるベーシックメニューと、季節ごとに旬の食材を使ったシーズナルメニューがあります。

また、ベーシックメニューも、常に同じ味ではなく、その時使う食材の味がそのまま生かされています。

「同じメニューでも季節で味が変わるのは、自然で面白いから全く問題ないと思っています。本来、自然の食材を使っていれば、それは当たり前のことです。」と、コウさん。

その時その時の食材本来の味を楽しめる。これも、サンシャインジュースが無添加で、素材だけの味にこだわりジュースを作っているからこそ。

「季節ものに関しては、月に1つは新しいメニューを入れるようにしています。農家さんで収穫される食材に合わせてメニューを作ることも多いです。『良い果物が入ったから使ってよ!』『じゃあ、それを入れたメニューを作ろうか』みたいな。」

農家で残ってしまった食材も積極的にジュースに使うというコウさん。特に気になる食材はあるのでしょうか?

「昨年使ったライムは良かったですね。柑橘はロマンです(笑)!何といっても、掛け合わせが無限にあるので。毎年、9月から4月くらいまでの間、柑橘は毎月送られてくる種類が変わります。同じものでも味・サイズ・色が違ったり。当然ジュースの味も変わってきます。

一つの農家さんで色んなものを作っていると、ひと箱に色んなものが入ってくることもあり、それが面白い。」


確かに、店内にある日本地図で、柑橘系は具体的な果物名ではなく、「柑橘」というくくりに(笑)。行く度に様々な旬の柑橘を味わえるのは、柑橘好きなライターにとっては何とも楽しみ!


サンシャインジュースのコールドプレスジュースは、恵比寿・新橋の店頭販売では、常に生でフレッシュなものを提供することにこだわっています。

ただし、オンラインショップでは、新鮮なままのジュースをお届けするために、冷凍したものを使用。製法は基本店頭と変わらず、それを冷凍できる方法を採用しています。


コールドプレスジュースは、一杯だけ飲んでもあまり意味がない、というコウさん。

「おすすめは、月に1回のクレンズか、1日1杯飲んでいただく方法。それ用にセットにしたジュースも販売しています。

のどの渇きを潤すだけのジュースとは違うので、ある程度継続的に飲んでいただきたいな、と。そうすると、効果を実感できると思います。

コールドプレスジュースは、身体を変えるジュースです。味覚が変わったり、食べ物のチョイスが変わってきたり。

自分のライフスタイルに合わせて、是非継続的に取り入れてみてください。」

コールドプレスのメリットは、酵素や栄養素がそのまま摂れ、酸化しにくいこと。また、スムージーなどと違い、液体であることも身体に負担をかけないプラスの要素です。

是非、月に1回から、始めてみては?

きっかけは、NYで出会った「すごいジュース」。


コウさんは、日本で生まれ、東京、アメリカ、台湾で暮らしてきました。

各地で生活する中で、自身の食生活が形作られていきます。

「台湾は仏教国で、ベジカルチャーが強いです。もともと野菜好きではありましたが、台湾滞在時にベジタリアン生活にどっぷりハマりました。

台湾は、自然が多く、物価も安い。あらゆるアスリートが長期滞在する場所でもあるんです。

その人達と仲良くなり、自分も身体をよく動かすようになって。

ベジタリアン生活をしていると、身体の反応が凄く良いんです。疲れ方・リカバリーがダイレクトに変わります。すごく調子が良くなりました。」

その後、昔暮らしていたニューヨークに戻った時に衝撃を受ける出会いが。

「2012~13年頃ですかね?まさにNYでコールドプレスジュースが流行り始めたころでした。友人が『絶対好きだから飲んでみろ』というので飲んでみて、衝撃を受けました。」

飲むとすごく体調が良い。昔、台湾人のおじいちゃんが生きていた時に、朝から野菜ジュースを絞って飲んでいたことを思い出しました。

「運動した後、身体が敏感になっている時に飲んだら、反応が凄く良くて、ズバーンときたんです。このコンセプトを広げたい!と強く思いました。」

その後日本に戻ったコウさんは、まず家庭用のジューサーを購入。そこから、農家の方を尋ねて直接オーガニックの野菜や果物を買って、少しずつイベントなどでコールドプレスジュースを販売し始めました。

「その頃は、まだコールドプレスジュースなんて日本にはない時。反応は様々でしたが、続けることで徐々に手ごたえを感じるようになりました。」

きっかけは、自分の喜び体験。「ちゃんとやれば、自分が喜んだように、喜んでくれる人がいる。」その想いからの始まりでした。


ちなみに、サンシャインジュースのロゴは、ニューヨークの友人がデザインしてくれたものをそのまま使用しているそう。その頃の勢いや情熱が、ロゴにも表れているように感じます。

ユニークな農家探しの旅。


※現在は、長野県や愛媛県のビーツを使用。

2014年、サンシャインジュースの店舗がオープン。

しかし、それまで野菜を仕入れる農家の知り合いもおらず、その他のことも全くわからなかった、というコウさん。

まずは、お世話になっている方がいた、宮崎の農家を回ったそう。

「もう直球で。コールドプレスという、こんなジュースのお店をやりたい、良い野菜が欲しい、何とかならないか?と相談しました。」

そのまま、農家さんの飲み会に突然参加することになったコウさん。「野菜のこと教えてください」という会話から始まり、お酒を介して仲良くなった農家の方達の農場を回らせてもらうことに。

すると、オーガニック農業をしている方や、B品で、まだ食べられるのに現場で捨てられている野菜に出会うことができました。


※農家さんとの宴会での集合写真

「ジュースにするのに見た目は全然関係ないですよね。僕らも良い食材を確保できると助かりますし、農家さんも、捨てるくらいなら売れた方が良い。良いことずくめだなと。」

宮崎の農家さんに出会えたことがとても大きかった、とコウさんは話します。この出会いをきっかけに、「実際に足を運んで、顔を見て話す」ことの大切さを実感。

その後も、農家へはコウさんが実際に足を運びます。

「できれば農薬・化学肥料を使用しない農家さん、というのがありますが、そうではない農家さんは対象外というわけではありません。実際に会ってお話を聞かせていただき、選んでいきたいと思います。」


長野、千葉、広島、高知など、本当に色々な農家を回ったというコウさん。時には、「絶対にこのエリアの野菜を使いたい」と思い、とりあえず行って、道の駅で「ナンパ」するということもあるそう(笑)。

「声をかけた女性が、地元の中学校の校長先生でした。学校関係で知っている人を紹介してくれて、農家さんに繋がったんです。」


※佐賀県のジャバラ

また、コウさんは、東京でものを売っている立場として、オーガニックなど、こだわった野菜・果物を作っている人達をサポートしたい、という想いも強いそう。

「サポートする=買うことではないか?と。オーガニックなど、人にも環境にも良いことをやっている人達に、お金を流す仕組みを少しでも作れたら、という想いがあります。

そういうものをみんなで買えば、もっと手軽に都市部にも良いものが来るようになると思います。まずは自分たちから。」

ただお洒落なもの、流行りのものを作って売るのではない。その裏側まで良くしていけたら、という想いを強く持っています。

コールドプレスジュースを通して伝えたい想い。


コウさんは、コールドプレスジュースに、「沢山の栄養が入っている」「生の栄養をそのまま摂れる」という、「表」のメッセージ以外に、こんな「裏」のメッセージも込めているそう。

「個人的に感じているのは、世の中で『価値』と考えられていることは、実は『価値』ではないのでは?ということです。例えば、値段が安い・日持ちする・いつも同じ味がする…。それって、本当に『価値』なんでしょうか?

自然のものって、本来一つ一つ味が違うし、自然のものは腐るんです。そういうものじゃないですか?

食品添加物や化学的なものでコントロールされているものが、世の中には沢山あります。それによって、『手軽に安く、どこでも買える』市場ができているのも事実です。

でも、サンシャインジュースでは、『本物です』っていうものをやりたい。だから、仕入れたものをそのまま絞るんです。」


細胞にダイレクトに注ぎ込まれるようなこの感覚は、飲めばわかる。そこがバリューだと、コウさんは熱く語ってくれました。

今後は、ジュースを搾った時にでる「パルプ」をもっと活用していきたいそう。染料にしたりコンポストで土に帰したり、色々とアイデアは浮かんでいます。

より良い土ができて、良い野菜ができて、良いジュースができて…のサイクルも夢だと話すコウさん。

確かに、広い意味での「オーガニック」は、こんなサスティナブルでWin-Winな流れなのかもしれませんね。

美味しいだけじゃない、人や環境への想いもたっぷりつまったコールドプレスジュースで、疲れた身体や心をクレンズしませんか?

明日は、Vegewelスタッフも食べて絶賛!の、ビーガンスープとビーガンカレー、そしてジュース・スープ・カレーを一緒に楽しめる、お得なプチファスティングセットについてご紹介していきます!

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本格天然醸造味噌の食べ比べや、味噌仕込作り体験も。味噌メーカーが運営する味噌蔵で、味噌を学ぼう!美麻高原蔵(みあさこうげんぐら)【長野県】

長野県といえば、信州味噌の生産拠点。ここに、日本人に欠かせない発酵調味料「味噌」の体験型の蔵があるのをご存知でしたか?

大町市美麻にある「美麻高原蔵(みあさこうげんぐら)」では、味噌に関する様々な展示の見学、ここでしか味わえない本格天然醸造味噌の食べ比べ体験や、実際に自分で味噌の仕込み体験ができるワークショップなども人気です。

今回は、食べたい、知りたいが沢山の、美麻高原蔵についてレポートしていきます!

合わせて読みたい!日本の調味料、味噌を知ろう。
日本が誇る発酵調味料「味噌」の魅力。

美麻高原蔵を運営するのは超有名味噌メーカーだった!


長野県に本社を構える、日本一の味噌メーカーと言えば、マルコメ株式会社。

マルコメでは、1854年の創業以来、長野を拠点にして信州味噌を作り続けています。

その長野の空気の中で、より多くの人に味噌について知ってもらおうと、2017年にリニューアルオープンしたのが、今回ご紹介する美麻高原蔵です。

美麻高原蔵は、もともとマルコメの天然醸造味噌を長期熟成するために作られた蔵でした。

リニューアル後は、蔵の1棟が一般の方々へ向けて開放され、味噌についての展示物を見学したり、天然醸造味噌の食べ比べなどができる体験型施設に生まれ変わりました。

標高1,000メートルの美麻高原に静かにたたずむ蔵の中で、味噌三昧の時間を。


美麻高原蔵は、長野駅東口、または信濃大町駅からバスに乗り向かいます。

長野駅東口からは、バスと徒歩合わせて約1時間、信濃大町駅からはバスと徒歩合わせて約30分~50分かかります(詳しい路線などは、美麻高原蔵のHPをご覧ください)。

取材に向かった日は、雪がちらちら。標高1,000mの美麻高原にある蔵の周りの空気は、キンと冷えとても澄んでおり、寒いながらも気持ちが良い!


エントランスを入り、まずは展示エリアへ。中は落ち着いた照明で、温かみがあります。ゆっくりと見学できそう。


展示エリアでは、味噌の製造工程をわかりやすく掲示してあります。私達が毎日のように食べている味噌がどのように作られているのか、じっくり読み進めることができますよ。


味噌樽の展示。断面がわかるように半分に切断されたものです。展示されている木樽は、地元長野県の根羽杉(ねばすぎ)で作られています。

木樽の底に置いてある木片を手に取れば、実際に木の厚みを確かめることができます。この中で、味噌がじっくり美味しく熟成されていくんですね。

本格天然醸造味噌の味は?味噌を学んで作れる文化伝承ワークショップも。


展示エリアと並んであるのが、体験エリア。

体験エリアの中では、味噌の仕込体験(大人1名税込1,000円/中学生以下1名税込500円・要予約)や、味噌の食べ比べ(無料・要予約)もできます。

体験エリアの中は、広々。ご家族で、友人同士で、味噌の仕込み体験ができます。


テーブルの上には、味噌の原材料の実物が置かれています。この材料が、発酵・熟成することで味わい深い味噌に変身するんです。


味噌作りの体験セット。作った仕込み混合物はタッパーに入れて持ち帰り、熟成期間を経て食べることができます。使われる材料やみそ手づくりキットは、スーパーやネットショップ等で購入することが可能です。


こちらは味噌の食べ比べ体験。3つの味噌はそれぞれ熟成期間などが異なります。

色でもそれぞれ違いがありますが、食べてみると、さらに違いがはっきりわかるのが面白い!


本格天然醸造味噌を溶いた味噌汁の飲み比べ。二年ものと三年ものです。見た目ではわかりませんが、味には違いが。

長く熟成された味噌は、出汁が必要ないくらいうま味が出ています。

味噌は、長く熟成するほど良い、というわけでもありません。好みの味が自分に合う味。飲み比べてそれを見つけられるのも、こんな機会ならではですね。

買えるのはここだけ!本格天然醸造味噌をお土産に。


見学・体験が終わった後は、物販エリアへ。

ここでは、先ほど食べ比べた天然醸造の二年味噌と三年味噌を量り売りで販売しています。

他では買えない、ここだけの味噌。お土産にも最適です!


その他、美麻高原蔵オリジナル商品の販売も。

味噌の本場・長野の味噌蔵。見学するには?

気になる入館方法ですが、「味噌の手作り教室」への予約が必要です。予約はインターネットか電話で可能。

予約内容は、味噌の手作り教室のみと、味噌の手作り教室+味噌の食べ比べ教室のセットから選ぶことができます。

見学のみの入館はできないので、ご注意くださいね。

せっかく訪れるなら、手作り教室と食べ比べ教室、セットで体験するのがおすすめです!

日本で最も多く生産されている信州味噌の本場、長野県で、是非、素敵な味噌体験を。

美麻高原蔵
住所:長野県大町市美麻8787-3
休館日:月曜日。その他不定期で休館となる場合があります。
ご予約は以下の電話番号もしくはURLから。
080-5827-1159
https://www.marukome.co.jp/miasa/detail03.html

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日本が誇る発酵調味料「味噌」の魅力。

日本人の食卓に欠かせない味噌汁。

一口飲めば、ほどよい塩加減の汁がじわっと身体に染み渡り、ほうっと幸せな溜息が出てきます。

地域や家庭毎に定番の具があり、バラエティ豊富なのも面白い。

そんな味噌汁の材料は、もちろん「味噌」。

味噌といえば、どの家庭にも常備されている定番調味料ですが、当たり前に存在しすぎて、実際どんなものか、あまり考えたことがない方も多いのではないでしょうか。

今回は、日本人なら知っておきたい、味噌のアレコレを詳しくご紹介していきます!

合わせて読みたい!長野県の体験型味噌蔵。
本格天然醸造味噌の食べ比べや、味噌仕込作り体験も。味噌メーカーが運営する味噌蔵で、味噌を学ぼう!美麻高原蔵(みあさこうげんぐら)【長野県】

味噌とは?


味噌は、大豆に塩・麹を加えて発酵・熟成させた、日本伝統の調味料です。

その種類は、米麹を使った「米味噌」、麦麹を使った「麦味噌」、豆麹と塩だけで作った「豆味噌」、これらをブレンドした「調合味噌」と、大きく4つに分けられます。

今、日本で最も多く生産されているのは米味噌。その生産量は全体の8割にものぼります。

また、味噌には甘口・辛口といった味の違いや、白味噌・赤味噌といった色の違いがあります。味は麹や塩の配合割合で、色は発酵・熟成の期間や温度など、様々な条件によって変わります。

味噌のルーツは、古代中国から伝わった「醤(ジャン・ひしお)」や「豉(チー・くき)」というのが有力な説です。醤は、つぶした肉や魚を塩・酒などと混ぜて熟成させ、豉は大豆や塩などを発酵させたもの。

ちなみに、味噌汁が飲まれるようになったのは、鎌倉時代から。鎌倉時代の武士は、「一汁一菜」の食事が基本でした。

しかし、鎌倉時代の味噌汁の味噌は、大豆の粒が残ったままで、どちらかというとたんぱく源の食べ物、という側面が強かったとも言われています。

今のような汁物としての要素が強い味噌汁が広まったのは、室町時代。この頃から、庶民の間でも味噌汁を飲むことが定着していきました。

【参考】
マルコメ「味噌とは」
https://www.marukome.co.jp/miso/

マルコメ「味噌の発祥と歴史」
https://www.marukome.co.jp/miso/history/

知っておきたい!味噌の作り方。


味噌の製造方法は以下。市販されている味噌も、家庭で手作りする味噌も、基本はほとんど変わらない作り方です。

大豆を洗い、一晩水に漬けておき、水切りした後に蒸していきます(または煮る)。

手でつぶせるような柔らかさになったら、熱いうちに細かくつぶし、麹と塩・煮汁を加えて良く混ぜます。

それを、保存容器に空気が入らないように隙間なく詰めていき、密閉し重石を乗せて発酵・熟成させていきます。

深い味わいがあり、色々なものが混ざっていそうな味噌ですが、材料も作り方も意外とシンプルですよね。

最近では、市販の味噌でも様々な種類のものが簡単に手に入るようになってきました。

粒が少なく滑らかなものや、敢えて粒を残した食べごたえのあるもの、味噌に出汁を混ぜたものや、他の食材を混ぜたものなど、用途によって使い分けしてみるのもおすすめです。

また、昔のように、自宅で味噌を手作りする人も増加傾向に。

自分の手で味噌を仕込むと、手に付いている「常在菌」が味噌に混ぜ込まれるため、自分にしか出せない味が生まれます。

今は、品質の良い米麹も手に入りやすく、比較的気軽に味噌作りを始めることができるのでは?

一生懸命仕込んで、数ヵ月後に育った味噌を食べるのは、とても楽しいものですよ!

【参考】
マルコメ「味噌を手作りしてみよう!」
https://www.marukome.co.jp/miso/handmade/

マルコメ「プラス糀 甘酒用 国産米 米こうじ」
https://www.marukome.co.jp/product/detail/koji_061/

発酵ってすごい!味噌のうま味について。


味噌の複雑な味わいは、発酵・熟成の過程で生まれます。

発酵とは、外から加えられた酵母や細菌・カビなどの微生物によって食べ物の成分が分解され、「有益に」変化すること。それに対し、熟成は、食べ物自体にある酵素により成分が分解されることを言います。

発酵・熟成が進むと、その食べ物にもともと存在していなかった新たな栄養成分やうま味などが加わり、保存性が増します。

発酵食品が健康に効果的だと言われるのはこのためです。

一方、同じく微生物によって食べ物が変化するものの、悪臭を放ったり有害な成分に変化することを「腐敗」と言います。

合わせて読みたい!発酵とは?
今さら聞けない、発酵って何?

発酵・熟成を経た味噌には、様々な成分が含まれています。

中でも、その深い味わいに大きく関係する成分が、「グルタミン酸」。

味噌が発酵する過程で、麹に含まれる酵素が大豆のたんぱく質をアミノ酸に分解していきます。ここで生まれるアミノ酸が、グルタミン酸です。

グルタミン酸は、いわゆる「うま味」成分。味噌自体の味を大きく左右するのはもちろん、合わせる食材を引き立てるのにも一役買ってくれる重要な存在なのです。

味噌はもちろん、醤油や酢・みりん・酒など、日本で使われる調味料の多くは発酵・熟成を経て作られています。

どれも一言では表せない、唯一無二の存在感を放つ調味料。素材の味を生かしたシンプルな和食に欠かせないのも頷けますね。

地域で違う!日本各地のさまざまな味噌。


味噌と一言で言っても、その種類は実に様々。

使用する麹によっても出来上がりが違いますし、原料の配合・製造過程などによっても色や味わいが変わってきます。

日本列島は縦に長く、昔から地域ごとに特徴的な味噌が作られてきました。その一部をご紹介します。

米味噌
米味噌は、辛口・甘口・甘みそと味の違いがあるのに加え、色も赤色・淡色・白色とバリエーションが豊富です。

赤色・辛口なのが、北海道味噌・秋田味噌・津軽味噌・仙台味噌・会津味噌・越後味噌・加賀味噌など。気温が低い北の地域は赤色・辛口が多い傾向にありますね。

赤色・甘みそのもので代表的なのは、江戸甘味噌。東京で作られており、米麹を多めに使用しているのが特徴です。

淡色・辛口の味噌は、全国各地で広く作られています。特に有名なのが長野県で多く作られている信州味噌。少し酸味があり、香り高いのが特徴です。

白色の味噌といえば、甘みそ。よく知られているのが、讃岐味噌や関西白味噌です。白味噌は、赤味噌と比べると、南の地域に多い傾向があります。

麦味噌
麦味噌の主な産地は、九州・四国・中国地方など、暖かい地域。瀬戸内味噌・九州麦味噌などが有名です。

瀬戸内味噌も九州麦味噌も甘口で色は薄めです。温暖な地域で作られる味噌は、熟成期間が短いため、甘口のものが多いようです。

豆味噌
豆味噌の主な産地は中京地方。八丁味噌・名古屋味噌・三河味噌・三州味噌などを総称して、東海豆味噌と呼んでいます。
味は濃厚で、色は黒っぽく濃いめです。渋み・苦味があるのも特徴。

【参考】
マルコメ「味噌の種類と地域性」
https://www.marukome.co.jp/miso/type/

上記の中でも、日本の生産消費量の約4割を占めるのが、信州味噌です。

次回は、日本の信州味噌といえばこのメーカー!マルコメ株式会社が長野県で運営する、見学・体験型の味噌蔵についてご紹介していきます。

本格天然醸造味噌の食べ比べや、味噌仕込作り体験も。味噌メーカーが運営する味噌蔵で、味噌を学ぼう!美麻高原蔵(みあさこうげんぐら)【長野県】

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新宿ベジ・ヴィーガン店まとめに、大阪・愛知の名店、人気レシピも!【6月の人気記事5選】

関東は、異例の6月末の梅雨明け!早々に暑ーい夏の幕開け、みなさんいかがお過ごしですか?

FIFAワールドカップ ロシア大会の観戦で、日々寝不足の方も多いのではないでしょうか?

天候の急な変化や、梅雨から続く湿気、毎日の寝不足で、身体もバテ気味なこの時期。食生活にもより一層気を使いたいところです。

さて、先月のVegewel Styleの記事で人気が高かったのが、新宿駅のお店まとめ。今後も駅別のまとめ記事を強化していく予定なので、是非お楽しみに。

また、取材記事では、大阪や愛知の有名店に注目が集まりました。

レシピ記事も相変わらずの人気。家で簡単に作れるメニューは、これからの季節特に重宝しそうですよね。

それでは、6月の人気記事、一気にご覧ください!

【保存版】東京・新宿駅のベジタリアン・ヴィーガン対応店9選


駅別お店まとめシリーズ、始めます!

第一弾は、世界の巨大ターミナル新宿駅。新宿三丁目駅や新宿御苑駅付近のお店を含めた、新宿駅から徒歩圏内のお店を9店ピックアップしました。

「マクロビオティックならここ!」という定番のお店や、ちょっとジャンキーなヴィーガンメニューを楽しめるお店。異国情緒漂うお店から、日本の郷土料理をお手軽に楽しめるお店まで、実に様々なラインナップ!

Vegewel Style取材店や、Vegewel掲載店ばかりを集めているので、取材記事や店舗情報も是非合わせてチェックしてみてくださいね。

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マクロビオティックとローフードの良い部分がギュっとつまった隠れ家カフェ!陶芸&オーガニックカフェ寿【大阪・摂津富田】


大阪の摂津富田駅にあるお店、「陶芸&オーガニックカフェ寿(ことぶき)」。民家を改装した、静かな佇まいのこちらのお店でいただけるのが、季節の食材を使い丁寧に作られたヴィーガンランチです。

寿は、週末限定メニューにはお肉・お魚が含まれますが、それ以外のメニューは全てヴィーガン。

デザートは、玄米焼きドーナッツと、季節のローケーキがあります。ローケーキは季節によって食材が変わるのも楽しみ!

体に優しい料理と、陶芸作家でもある店長やスタッフの明るい人柄から、地元の人にも長く愛され続けているカフェです。

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店舗情報はこちら

著名度全国級!分子栄養学博士が営む人気のマクロビオティック・ヴィーガンカフェ。VEGE CAFE LOTUS【愛知・豊橋】


愛知県・豊橋駅にある「VEGECAFE LOTUS(ベジカフェ ロータス)」は、全国からお客様が来店する、有名ヴィーガンカフェレストラン。

2歳からマクロビオティックで育ち、分子栄養学を学んだオーナーが作る健康的で美味しいお食事は、どれも絶品。

特に人気なのが、「マクロビ玄米ランチ(1,380円税抜)」。内容は2週間ごとに変わります。

他に、「ベジ・ハンバーガー(スープ付き・1,180円税抜)」や、野菜寿司も人気。野菜寿司はディナータイムの予約で食べることができます。

ベジフェスに出店すると行列ができる、ロータスのオリジナルアイス(シングル380円税抜、ダブル500円税抜)も是非!

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玉ねぎの醤油漬けで簡単サラダ・チャーハンを作りましょう ~料理へのストレスを常備菜で解決!忙しい女性のための時短マクロビ~


6月から始まった新連載!常備菜と、そのアレンジ料理を2品ご紹介していく、「忙しい女性のための時短マクロビ」。

第一回目は、玉ねぎの醤油漬けの常備菜レシピと、サラダ・チャーハンのアレンジレシピ。

常に家にあり、残りがちな玉ねぎを簡単に常備菜に!玉ねぎの醤油漬けを使えば、サラダやチャーハンの味付けもとっても簡単になるんです。

玉ねぎに含まれる栄養素についても触れているので、合わせてチェックしてみてくださいね!

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蕎麦の実は、そば粉になる前の三角形の粒!ルチンというポリフェノールやビタミンがいっぱい!蕎麦の実ハンバーグ〜お家で簡単!ベジごはん~


大人気連載中の、「お家で簡単!ベジごはん」。6月最もアクセスが多かったのが、蕎麦の実を使ったヴィーガンハンバーグのレシピでした。

蕎麦の実は、軽く炒ってから、お水を入れて炊くだけ。ハンバーグ以外にも、様々な料理に応用が可能です。

また、蕎麦の実には、栄養がたっぷり。食感もしっかりしているので、食べ応えがあり、ひき肉の代わりに使うのにピッタリの食材です。

ハンバーグは冷凍可能なので、沢山作ってストックしても良いですね。

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いかがでしたか?

外は猛暑、屋内はクーラーで冷え冷えと、毎日身体も疲れますよね。

寒い屋内では一枚上着を羽織るなど、外からの体調管理も大切ですが、健康的な食事で内からの体調管理も是非!

7月もVegewel Styleを宜しくお願いいたします!

※取材記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。

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本場インドより美味しいインド料理!一度は行きたいベジカレーの宝庫。VEGE HERB SAGA(ヴェジハーブサーガ)【御徒町】

2009年、御徒町にオープン以来、南インド料理の有名店としてその名を馳せてきた「VEGE HERB SAGA(ヴェジハーブサーガ)」。

ヴィーガン・ベジタリアンカレーの種類の多さは圧倒的で、どれだけ通えば全制覇できるのか?嬉しい悩みが尽きません。

名物オーナー、ラジャ・ラジグルさんと陽気なスタッフのもとで食べる、本場よりも美味しいインド料理で、心も身体もパワーチャージ!

ヴェジハーブサーガの場所や詳細な情報はこちら

「オーナーが食べたい美味しいインド料理」を妥協なしで提供するお店。


ヴェジハーブサーガは、JR御徒町駅・東京メトロ日比谷線仲御徒町から歩いてすぐ。


お店は地下。今日は特別に外で待っていてくれましたが(ありがたい!)、普段は階段を降りていくと、インド人の店員さんが、明るく笑顔で迎えてくれます。


お客様は、日本人と外国人で半々くらい。店内の雰囲気も相まって、外国人が多い時は、日本ではなく本場インドで食事をしているような気分に。

「春先、桜の季節は観光客が多かったですね。旅行会社が、日本の美味しいお店ということで、海外のお客様を連れてきてくれるんです。食に困っている外国人も多く、調べて連絡をくれるんですよ。」と、オーナー。


ヴェジハーブサーガは、菜食インドレストラン。乳製品を使うメニューもありますが、ヴィーガンメニューも多く、日本の食事で困っている外国人には、とてもありがたいお店。

「菜食主義の自分が、美味しく、飽きないものを食べたかったから、100%信用できる菜食レストランを作りました。

インドからシェフを呼び寄せ、とにかく美味しいものを提供することにこだわっています。

食材・作り方・味、絶対他には負けません!美味しいものは美味しい!」

力強いオーナーの言葉に、これからの食事への期待が高まります。

ベジカレーには、ナン・ドーサを合わせて!


ヴェジハーブサーガのカレーの種類は本当に豊富。菜食レストランなので、全てがベジタリアンメニューな上、その多くをヴィーガンの方でも食べることができます。

こちらは、お店おすすめの「ビンディ・マサラ(税込1,450円)」。目に見えて野菜がたっぷり!ここで野菜不足を一気に補うことができそうです。

中でも特徴的なのは、オクラ。少し粘りのある食感がクセになります。

具材が多いので、それぞれにしっかりとカレーの味が絡んでおり、このままカレーだけで食べていても美味しい!


写真左上は、「マター・パニール(ベジタリアンメニュー)」。こちらも具材がたっぷり。

カレーは、単品でも結構なボリューム。3~4人でいくつかの種類をシェアすると、色々食べられて楽しいと思います。


お隣のインド人のお客さんが食べているカレー「ダム・アル(税込1,250円)」も撮影させていただきました。

ヴェジハーブサーガは、インド人も多く訪れる、まさに本場の味。皆さんお喋りしながら楽しそうに食事されていました。


インドカレーに合わせるなら、やっぱりナン!こちらは「プレーン・ナン(税込280円)」。美しい焼き色とツヤが食欲をそそります。見た目大きいですが、ほどよいモチフワ具合でどんどん食べられますよ。


チーズOKなベジタリアンさんは、「チーズ・クルチャ(税込600円)」も。こちらもインド人のお客さんがオーダーされていたもの。見るからに濃厚そう。

チーズが入っているので、カレーと一緒に食べると、また違った味わいを楽しめそうですね。


ナン同様、インド料理ではこちらも外せない!ドーサです。こちらは「マサラ・ドーサ(税込1,350円)」。

ドーサはナンと違い、生地を薄く伸ばして焼いたクレープのような料理。パリッとした中に、少しのもっちり感もあり、意外とお腹にたまります。

写真でもおわかりのように、かなり大きいです!これを手でちぎって、添えられているカレーやソース、ジャガイモ炒め、別で頼んでいるカレーを合わせていただきます。

ポイントは、カレーやソースを自分なりに混ぜ合わせて食べること。単品で食べるのも良いですが、混ぜるとまた美味しいんです!

取材時は、ヴェジハーブサーガのスタッフの方が、美味しい混ぜ方をレクチャーしてくれました。


ヴェジハーブサーガでは、カレー以外のサイドメニューも絶品!こちらはオーナーおすすめの「アル・パプリ・チャート(税込980円)」。

じゃがいもとオリジナルのタマリンドソースを合わせたもので、ソースの味が何とも言えない美味しさ。「お皿についたソースまで残さず食べつくすくらい、美味しい」とオーナー。

※こちらはヨーグルトを使っているベジタリアンメニューです。

行列ができるビリヤニは、マストで食べたい感動の味!


カレーももちろん楽しみではありましたが、実はライターが一番食べたかったのが、こちらのビリヤニ。

パラパラと軽いバスマティライスに、絶妙の味付け!動物性食材が入っていなくても、野菜とスパイスで奥深い、芳香な味が実現されています。

乳OKなベジタリアンの方は、添えてあるスパイス風味のヨーグルト「ライタ」を是非一緒に。


インド料理は、ライタやチャイなど、乳とスパイスを組み合わせたメニューも特徴の一つですね。

※食後には、ほっこりお腹が休まるチャイもいただきました。


ランチのビリヤニは、火曜日と金曜日限定。以前は金曜日だけでしたが、あまりの人気に曜日を増やしたんだそう。

フレッシュなものを出したいとのこだわりから、作る量は少なめ。

ビリヤニだけ食べに来るお客様や、テイクアウト目的で来るお客様も多く、火曜日と金曜日はお店がとても混雑します。なくなり次第終了なので、是非、早めの来店を!

ちなみに、ディナーで提供されるビリヤニは、曜日関係なく食べられますよ。

他に、ご飯ものでおススメなのは、レモンライス。この日は食べられませんでしたが、次回はこちらもチャレンジしようと思います!

味の秘密は厳選されたスパイスと食材。


「日本では、インド料理といいつつ、どこか日本のやり方に合わせているお店も多い。うちは、本場の味。あえて日本人に合わせず、そのまま出しています。これが、うちの味!インドよりも美味しいよ!」

本場インドの味をそのまま日本で食べられるのが、ヴェジハーブサーガ。日本風にアレンジしたり、日本人の味覚に合うように調味料を変えたりは一切していません。

しかし、その味は多くの日本人を虜にしています(ライター含む)。その美味しさの秘密は?

「インドから取り寄せた、最高級のスパイスを使っています。もちろん、野菜や豆など、食材にもこだわっていますよ。取り寄せたスパイスは、西葛西や新大久保のお店にも卸しています。

スパイスは、沢山入れれば良いというものではありません。うまくバランスを取ることが大切。そこがシェフの腕の見せ所ですね。

インド人でも日本人でも、誰でも美味しいと思える料理がヴェジハーブサーガの料理なんです。」

確かに、ヴェジハーブサーガのメニューは、スパイスがしっかり効いているけれど、何だか食べやすい。本当にどんどん、どんどん食べてしまうんです。しかも、沢山食べても翌日の胃もたれがありません。

またすぐに食べに行きたくなる味。本場インドの菜食料理は、こんなに美味しいのか…。

インドにはまだ行ったことがないライターですが、こんなおいしい菜食があるなら、是非行ってみたい!としばし遠いインドへ想いを馳せました。


ちなみに、ヴェジハーブサーガでは、不定期で料理教室を開催しています。

会場はお店。厨房の中も見られる貴重な機会です。時には20人以上も集まることがあるそう。

今はだいたい2~3ヵ月に1回のペースで実施中の料理教室。日本人はもちろん、インド人など外国人も多く訪れます。

本場インドのスパイス使いを学ぶチャンス!気になる方はFacebookをチェックしてみてくださいね。
https://www.facebook.com/vegeherbsagaVHS/

※ヴェジハーブサーガで取り扱っているスパイスは、個人でも購入が可能だそうです。気になる方はスタッフの方に相談してみてくださいね。

占星術師でもあり、宝石商でもある名物オーナーと、いつも陽気で笑顔のスタッフ。


菜食インド料理を愛し、妥協のない本場そのものの料理を提供し続けるオーナーですが、実は飲食店オーナー以外に、様々な顔を持っています。

「本業は、占星術師です。インドにいた時から、20年以上活動しています。日本の有名人の方も、これまで沢山占ってきましたよ。」

取材時は、ヴェジハーブサーガのお話以外にも、様々なお話をお伺いすることができました。オーナーの話の引き出しが多いのは、占い師という職業柄。食事はもちろん、オーナーとお話するだけでもパワーをもらえます!

占いのお仕事も多いオーナーですが、日本に来たきっかけは、宝石商の仕事をするため。ヴェジハーブサーガの近くに、宝石店も経営しています。三足の草鞋を履くオーナー。本当にパワフルです。


宝石店には、ひっきりなしにお客さんが。オーナーも親身になって相談に乗ります。その明るく元気な人柄が、ヴェジハーブサーガにも宝石店にも、多くのお客さんを呼び込んでいるんですね。

「石を見る目も人を見る目も一緒。目でしっかり見れば、ハートとハートが繋がります。食事も同じ。

私も含め、ヴェジハーブサーガのスタッフは、一度来てくれたお客さんはみんな覚えていますよ!

人間のメモリはすごいんです。覚えようとすれば、何でも覚えられる。人間にはそういうパワーがあるんです。」

ヴェジハーブサーガの魅力は、食事とオーナー、そして、もう一つ。明るく笑顔のスタッフの皆さん。店内はとても居心地の良い雰囲気です。

「料理はリラックスしてやらないとうまくいかない。また、スタッフの中でもめ事があっても、料理にその感情が出てしまい、味が変わってしまいます。だから、うちのスタッフはみんなニコニコ。明るく元気です。」


インド人は平和が好きで、家族や家庭を大切にします、とオーナーは話してくれました。

ヴェジハーブサーガは、まさに平和な空間。お客さんを大切にした、純粋に食事を楽しむための場所です。

美味しい菜食インド料理を、ただただ美味しく味わうことができる素敵なレストラン。

一度行ったら何度も行きたくなること間違いなし!カレーが好きな人、インド料理が好きな人、とにかく美味しいものが食べたい人、野菜をたくさん食べたい人…。

まずは一度ヴェジハーブサーガへ行って、お腹いっぱい食事をしてみてください。きっと、その空間や味の虜になってしまうはず!

※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

店舗情報

ヴェジハーブサーガの場所や詳細な情報はこちら

Vegewelでレストラン検索


Vegewelは、ベジタリアン・オーガニック・グルテンフリーなど、あなたの食のライフスタイルに合わせてレストランを検索できるWebサイトです。

食の制限に関係なく、みんなで楽しく食事を囲める環境を日本に創るために、サービスを運営しています。

日本語と英語に対応、ヘルシーなレストランが1000店以上掲載されていますので、ぜひご利用ください!

由比ヶ浜を眺めながらリフレッシュ!ヘンプを知り尽くしたオーナーが作る、絶品オーガニック・ヘンプ料理を楽しもう。麻心(まごころ)【長谷】

由比ヶ浜海岸に面した絶景カフェ「麻心(まごころ)」は、ヘルシーなヘンプフードを楽しめるお店。2002年夏にオープンしてから、ずっと変わらず観光客や地元の人達に愛され続けています。

ヘンプとは、麻のこと。ヘンプフードは、麻の実を様々な形で使ったヘルシー料理です。

麻心は、オーガニックのヘンプフードを中心に、ベジタリアン・ビーガン料理や、地元の魚を使った料理も豊富。様々なヘンプ商品の販売も行っています。

オーナーの森下真司(もりしたしんじ)さんは、長年ヘンプと向き合ってきた、まさに「ヘンプマスター」とも言える方。ヘンプの素晴らしさと食事の大切さを、この麻心を通して伝え続けています。

今回は、森下さんにインタビュー。お店について、ヘンプについて、そして日本人の食事について、たっぷりとお伺いしました!

麻心の場所や詳細な情報はこちら

鎌倉長谷の海沿い絶景カフェ。


※取材後、お店は一部改装されているそうです。

江ノ電「長谷駅」から歩いて海沿いへ。しばらくすると、麻心の建物が。

大きな窓にまぶしく映るのは、一面の海!

取材時はお昼過ぎに伺ったので、この後美しいサンセットを拝むことができました。

海に面した2人席は、デートにぴったりですね。


店内は木のぬくもり。窓の外の海岸とぴったりマッチした雰囲気です。お酒の種類も豊富で、海が見えなくなった夜も楽しめます。近所にあったら間違いなく通ってしまいそう(笑)

「お客様は、観光客、特に外国人の方がかなり多いですね。観光マップを見て来る方もいれば、ベジ・ビーガンの方はHappyCowで調べて来てくださる方も。

後は、このロケーションを魅力に感じて来てくださる方も多いですね。窓際の席は、『海街ダイアリー』という映画のロケで使われたんです。」と、森下さん。

確かに、観光がてら訪れたい魅力的なロケーション。仕事でお伺いしたはずが、海を眺めて心が緩むVegewelスタッフ2名。

そして、何よりの魅力は、オーナーの森下さんの人柄。お客様一人一人に気軽に声をかけ、コミュニケーションを取る森下さんに、観光客の皆さんもホッと和んで楽しそうでした。

ちなみに麻心では、食事だけではなく、店内の建材にもヘンプ=麻が使われています。日本に昔からある麻を、あらゆるところで活用していきたいというオーナーの想い。後ほど詳しくご紹介します。

全てヘンプ入り。ベジタリアン・ビーガンにもおすすめのメニューをご紹介!


麻心では、全てのメニューにヘンプを取り入れています。ナッツ・オイル・粉など、メニューによってヘンプの使い方は様々。

メニューや値段は季節毎に変わります。定期的に訪れると、新たなメニューに出会えるかも?今回は、取材時の人気メニューをご紹介していきます。

写真は一番人気の「日替わり麻心プレート(税抜1,380円)」のベジメインバージョン。

3種類のデリとヘンプサラダなど、身体に優しいラインナップ。ご飯が黒いのは、麻炭(あさすみ)が混ざっているからです!※魚メインバージョンは+100円。


こちらは「ヘンプベジカレー(S:税抜730円/R:1,180円/L:1,480円)」。7種類のスパイスに、麻の粉も加えたカレーです。

お腹の具合に合わせてサイズが選べるのも嬉しいですね。せっかくなので、ホップの代わりにヘンプの種が使われた、「ヘンプビール」と一緒にいかがでしょう?


「麻の実テンペの竜田揚げ(税抜810円)」。

「このテンペは、麻の実を入れた麻心オリジナルのもの。麻の実ナッツは発酵するので、テンペと混ぜて、一緒に発酵させて作りました。」と森下さん。


「天然酵母のヘンプパン2種(税抜400円)」。

パンにもヘンプが!黒っぽいパンには麻炭が、もう一つのパンにはヘンププロテインが入っています。添えてあるオイルももちろんヘンプオイル。

何から何までヘンプ入り。他では味わうことのできないメニューの数々、どれを食べるか迷ってしまいますね。

「麻心では、ポリシーやアレルギーなど、食事に制限がある方への対応をできる限り行っています。今まで対応を断ったことはありません。相談に乗れますので、お気軽にお声がけください。」

マクロビオティック・グルテンフリースイーツも。


麻心では、スイーツもヘルシー。マクロビオティックを取り入れた日替わりメニューを楽しめます。取材時は、グルテンフリーメニューもありました!

白砂糖、乳製品、卵は使っておらず、ベジタリアン・ビーガンの方も食べることができます。


こちらは、「豆腐のチーズ風グルテンフリータルト(税抜620円)」。見た目もほっこり可愛らしい!

ヘンプコーヒー、五穀麻茶とのセットもおすすめです。


取材時、森下さんが淹れてくれたのが、自家製の柚子酵素を使ったホットドリンク。こちらも麻炭が入っておりヘンプパワーがチャージできますよ。飲んだ後は、かなり身体がポカポカに。

本当に美味しいドリンクでした。ビール割もある模様。お仕事中ではなければチャレンジしたかったです(笑)

日本人にとって、衣食住で馴染み深い植物「麻(ヘンプ)」とは。


「麻(ヘンプ)は、古来から日本の生活に密着しているものです。縄文土器の文様に使われていたのも麻。食用としても、1万年以上前から食べられていました。

日本の主たる穀物・八穀の中には麻の実も入っています。皆さんが良く使う七味にも麻の実が入っていますよね。」と森下さん。

写真は、全て麻由来のもの。左上から時計周りに、麻炭・ヘンプパウダー・ヘンプナッツ・ヘンプオイルです。


麻は、日本だけではなく世界中で知られるものです。しかし、日本での立ち位置は、他の国とは全然違うんだよ、という森下さん。

「日本での麻の立ち位置は、伝統的なもの。麻は、払い清め、導くという意味合いで、神事に使われます。世界的にヘンプが盛り上がってきていますが、日本は唯一、麻が『伝統』と結びついている国なんです。」

日本では、神々と繋がる植物である麻。長らく日本人の衣食住全てを支えてきた植物と言っても過言ではないんですね。


食用以外にも多様に生活で使われるヘンプですが、麻心には、興味深いヘンプ商品が沢山ありました!

写真は、麻のチップを固めたヘンプブロックと、麻のチップとお米を固めたヘンププラスチックでできたお箸。

「ヘンプの茎は、多孔質。細かい穴が沢山開いているんです。つまり、通気性が良く、湿気がこもりにくい。ヨーロッパでは、このヘンプブロックで倉庫を建てているんです。」

また、ヘンプのプラスチックは硬くて丈夫。しかも、自然のものでできており、土にそのまま帰すことができるので、環境にも優しい!

「ヘンプは、3~4ヵ月で3〜4メートルも成長します。木だと5年はかかるので、そのスピードはかなりのもの。木を切って使うより、ヘンプを使う方がエコですよね。木と同様、紙なども作れるんですよ!」

取材に伺うまで、ヘンプにここまで様々な用途があるとは全く知らなかったVegewelスタッフ。ヘンプの可能性にただただ感動…!


麻心では、メニューに使用しているヘンプ食材の販売も行っています。

「伝統的な食材を大切にする、環境に配慮するという意味で、食だけではなく、ライフスタイルを通してヘンプを取り入れてもらえたら。

ベジタリアン・ビーガンの方のライフスタイルとも通じる部分があると思います。」

麻の実には、タンパク質・必須脂肪酸・ビタミンなど、人間に欠かすことのできない栄養素がバランス良く含まれており、健康食品としての注目も高まってきています。


こちらは、「コズミックヘンプ」。EM菌と麻炭を一緒にして混ぜたものです。

「EM菌が入っているということは、中に微生物がいるわけです。発酵食品に混ぜると、食品内の菌とEM菌が混ざり合い、パワーアップした食品になりますよ。」

麻心では、麻炭が入ったメニューが多くあります。ご飯に麻炭を混ぜていたり、麻炭が入った黒いパンもありました。

「炭にはデトックス効果があると言われています。普段の食事に少し麻炭を入れることで、栄養素を補い、身体の中のデトックスにもなる。麻炭をお風呂に入れるのもおすすめです。」

ヘンプは、衣食住のあらゆる分野でサポート役をしてくれるもの。他の素材に少し混ぜることで効果を発揮するんです、と森下さん。

いつもの生活に、少しだけヘンプを取り入れてみるのも良いかもしれません。


店内では、ヘンプの布商品や雑貨も販売しています。

本来日本人が食べて来たものって?地産地消、旬のものを大切に。


森下さんは、20代の7~8年ほどを海外で暮らしていたそう。

「海外から帰って来た時に、東洋医学に関わるものをやりたいなと思い、東京で整体院を開きました。健康が大きなテーマだったんです。また、伝統食というものにも注目していました。

身体の健康には食が大きく関わっています。日本人が昔から食べてきたもの、健康にはやはりそういったものが大切なのではないか?と。

麻は昔から食べていたし、地元産の魚も食していたが、乳製品やお肉はあまり食べる機会はなかった。日本に合うもの、風土に合うものを食べられる場を作りたいという想いで、麻心をオープンしたんです。」

麻心のコンセプトは「地産地消」と「季節感」。できるだけ地元の旬の食材を、そして、昔から食べられてきたものを中心に食べることを大切にしています。

「日本人は西洋で流行っているものに弱い。外から入ってくるものに感化されやすいところがありますよね。そうではなくて、本来日本人は何を食べて生きていたのかに目を向けるべきだと思うんです。

そうすると、菜食が中心だったことに気づく。海外の食生活からではなく、そういった視点でベジタリアン食に目を向けてみては。」

麻心の食事は確かにヘルシー。でも、それは日本で昔から食べられてきたものに目を向けた結果が、ベジでヘルシーなものだったというだけ。

日本で昔からあった麻の食事、そしてベジな食事。麻心で、今一度日本人が昔から食べてきたものに想いを馳せてみるのも良いかもしれません!

※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

店舗情報

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食の制限に関係なく、みんなで楽しく食事を囲める環境を日本に創るために、サービスを運営しています。

日本語と英語に対応、ヘルシーなレストランが1000店以上掲載されていますので、ぜひご利用ください!