ヘルシーな知識

コジコジさんの実録ゆるベジ入門日記5~自炊したら太った~

これまでのお話はこちらから!
第1話「ヨロヨロの第一歩」
第2話「これが奇跡というものか」
第3話「自炊の扉が開かれる」
第4話「みそ汁がまずい!?」

全くもって自炊の意欲も自信もなかったアタクシ。

しかも、週に1回くらいの頻度で出張がある生活。

そこで座礁しそうな雰囲気ムンムン。

それでも、まずは続けてみようと決意。

したからには、続けるための障壁は、一旦すべて横に置いてみることにしました。

私が横に置いた障壁は、
・メニューのバリエーション
・味のバリエーション
です。

はい、この時点で、もはや色々なものが自炊という定義から捨て去られています。

性格に拠るところが大きいと思いますが、3種類くらいのメニューが回転していれば、そこそこ満足できる性格でありますので、とにかくここが勝負所とばかりに切り捨てました。

メニューをばっさり切り捨てると、調理方法も同時に簡素化されます。

慣れた手つきで、失敗を少なく。

これは、モチベーションをあげる上でも大層重要であります。

自分で自分を褒めることから全ては始まるのだ。

私が編み出したメニューはこちら。
1、野菜(何でもいい)×肉 醤油味炒め
2、野菜(何でもいい)×肉×卵×豆腐 チャンプルー味炒め
3、焼き肉 塩または醤油味(たまに生姜)
4、枝豆・トウモロコシ・ブロッコリーなどの茹でもの
5、みそ汁
6、納豆キムチ

この5つしか作らないと決めました。

つまり、炒めるか茹でるか。

茹でたものは、そのまま食べる。

それ以降の加工は神に誓って行わない。


大きなキャベツを買った日には、野菜×肉の醤油炒めが3日以上続きます。

それでも、日中色々な食べ物を口にしていますから、気持ち的には全くマンネリしないのです。

むしろ、安心の味に帰って来た、というくらいの感覚です。

買い物をする際も、炒められるか茹でてそのまま食べられるかできる野菜でないと買わないことになりますから、余計な買い物が無くなります。

帰ってからの行動にも迷いが無くなる。

変数を減らして、自分の行動が習慣になるのを待つ訳です。

途中で自炊が途切れても気にしない。

無理に継続しようと義務化しない。

美味しい総菜で代用したってOK!大戸屋大歓迎!

大分ゆるゆるの設定のなかで、よっこらよっこらと日々を繰り返しました。

自炊は実質、週3日平均だったでしょうか。

ちなみに、フライパンからの出火事件は数多く経験したものの、食べられないものが仕上がったことはありませんでした。

さて、こうして超マイペースに自炊を取り込んでみると、やはり、人間の舌がいかに毎日揺れ動いているかが分かります。


舌って、食べるものが美味しいかどうか、腐っていないかどうかのセンサーみたいな役割をしていると思っていたアタクシなのですが、実のところ、どうやら逆なのではないかと。

何を美味しいと感じるのか、それはつまり、自分の体内の状態そのものではないかと思った訳です。

体調が良い時に美味しいと感じるものと、体調がよろしくない時に美味しいと感じるものが違うように、自炊が続いた時に美味しく感じるものと、外食が続いた時に美味しく感じるものが違う。

それはつまり、食事の積み重ねから起きる、体内の変化を舌が代表しているのではないかと。

Vegewel読者の皆様にとっては、当たり前のこの気づきが、私にとっては世界観を大きく変えるきっかけとなりました。

さて、このまま平和に体調も整い、体重も落ちて、という平和な展開になりそうな気配ですが、そうは問屋が卸さないのが世の不思議。

結論から申し上げますと、自炊を始めてから半年くらい経過してからの後、私は過去最大級に太ります。

10年前の体重から比べると13キロ増。

気がついたらLサイズもちょっとパツパツ。

スーツというスーツが入らなくなり、いつもボタンを開けておりました。

スカートは、通販で買ったXLサイズを使い回して誤摩化し。

急に重くなった自分の体重を支えるだけの筋力がないため、足の形がより扁平に近づき、靴も合わなくなり。

階段を登るときの息の上がり具合といったら富士山9合目付近かと思うくらい。

私の周りだけ酸素が薄い現象が常に起きていました。

原因は、食後の余裕です。

結構な量を食べているのですが(ご飯おかわりとか)、それでも自炊食の後は胃袋に余裕があるのです。

お腹はいっぱいだけれど、まだなんか余裕があるよ、という不思議な状態です。

そして、ついスナック菓子を食べてしまう習慣がつきました。

スナック菓子に加えてケーキを食べてしまうこともありました。

ケーキの代わりに菓子パンを食べることも。(悲鳴)

食後の甘い辛い天国。それすなわち脂肪地獄。


外食をしてきたあとは、胃袋に「ガツン」としたものが残ります。

それが私にとって、一種の満腹感であり、満足感でした。

ところが、自炊の場合は「ガツン」がない。

食べ足りない、という錯覚に陥り、スナック菓子+ケーキに手が伸びてしまっていたのです。

後にふりかえれば、その「ガツン」は、胃袋にとっては負荷にあたるものだったのだと思います。

例えば、油とか調味料とか、化学物質とか。

「ガツン」を日本語に訳すと、「おいおい、これ来たかよ、またかよ、疲れるんだよこれ」という感じだと思うのです。

胃袋さん、合ってますかね?(応答なし)

自炊の場合は、外食に比べると「ガツン」が減る。

そして余裕ができて菓子類で「軽ガツン」を体内に仕入れる。

ようやく食事に満足できる、という状態が続いてしまったのです。

いやあ、恐ろしい。

自分の食欲も恐ろしいですが、「ガツン」度を比べた時に、外食>自炊+スナック菓子+甘いもの、ではないかと発見したコジマ公式も恐ろしい。

スーツを買い替えるとなると、それはそれは出費になります。

いよいよ、入る服が少なくなってきたある夏の日。

私は意を決して、近所のプールに出かけることにしました。

セシールで買ったXLの水着をにぎりしめて…。

この時は、私の脂肪がベジ生活に導いてくれるなどとはつゆほども思わず…。

(続く)

これまでのお話はこちらから!
第1話「ヨロヨロの第一歩」
第2話「これが奇跡というものか」
第3話「自炊の扉が開かれる」
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こじまじゅんこ

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書いたり、登ったり、ビジネスしたり、
やりたいことしかしない人。
1年以上かけてずるずると、ベジに軸足を置くようになりました。
そのこんがらがった背景とプロセスを、
振り返るように紹介できればと思います。
ラスカル・カモノハシと共にのんびり暮らしています。

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