インタビュー

人気スムージーブランドが、八百屋さんを始めた理由とは?ベジオベジコ【根津】≪中編≫

東京の下町、根津に今年誕生したおしゃれな八百屋さん「ベジオベジコ」。

お互いの顔が見えるよう、農家とお客様の架け橋になりたいというこちらのお店では、有機野菜や無農薬野菜を中心に、美味しく厳選された野菜を数多く取り揃えています。

代表の平林さんに様々なお話をお伺いしている今回のインタビュー。中編では、ベジオベジコが八百屋さんを始めた理由について紹介していきます!

≪前編≫下町に現れたオシャレで楽しい八百屋さん!ベジオベジコ

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ECサイトのヘルシースムージーで火がついたベジオベジコ。


ベジオベジコは、4~5年ほど前、ECサイトから始まりました。

「大学2年生の時に、東日本大震災が起こり、三陸にボランティアに行きました。その中で、今自分にできることって何なんだろう?という思いがあって。地元のために何かできることはないかな、と考えたんです。地元宮崎では、ちょうど口蹄疫や鳥インフルエンザなど、宮崎の魅力である農業に打撃があった時期です。何か地元の食を盛り上げることはできないか?農業を盛り上げていけないだろうか、という想いが強くなっていきました。」

当時は、平林さん自身が農家になろうと思っていたそうですが、ある人から「今いる農家をハッピーにするなら、物流の方が向いているのでは?」というアドバイスをもらいます。

「確かに、おすすめ野菜の販売などは、各都道府県で似たようなことをやっています。同じことをしても、野菜に興味がある人の奪い合い。自分は、今まで野菜に興味がなかった人に興味を持ってもらえるような何かを販売していこう、と考えました。」


まずは、ECサイトで、美容に興味がある人達をターゲットに、新鮮野菜を使ったスムージーの販売を始めました。

これが、美のアイコンであるモデルさんなど、著名人に取り上げられ、少しずつ知ってもらえる機会が増えていきます。さらに、スムージー用の野菜や、ぬか漬け用の野菜など、様々な用途で野菜の販売を続け、順調に売り上げを伸ばしていきました。

ちなみに、根津のお店でも、スムージーやコールドプレスジュースを楽しむことができます。店長こだわりのお茶の販売もあり、お散歩する人達に人気を集めているんだそう。

根津を散策する時には、ベジオベジコのスムージーで一息ついてみては?

お客様に直接商品を届けたい。


ECサイトが順調に成長していた中、持ち上がったのが、「お客様に直接商品を届けられるような事業をやりたい」という想い。

根津の八百屋さんは、その想いから誕生しました。また、根津のお店以外に、アプリを使った宅配サービスも行っているベジオベジコ。都内の港区、目黒区、渋谷区限定で、直接商品をお届けしています(宅配サービスについては、後編で詳しく紹介していきます。お楽しみに!)。

「かねてから、実店舗を持ちたい、という想いはありましたが、行動に移したのはオープンの1年ほど前です。ECサイトを主に利用してくださっているお客様は、港区、目黒区、渋谷区の方達。まずはこの方々に自分達で直接商品を届けるところから始めてみようと考えました。この規模なら、やっていけるだろうと。ECサイトを利用してくださるお客様の中でも、ベジオベジコが実店舗を持たないことに不安を感じている方がいらっしゃって、それも実店舗を始めた理由の一つです。」

根底にある「顔が見える付き合い」への想いが、ベジオベジコの様々な事業展開へ繋がっています。

地元に根付く、長く続く八百屋になるために。


もともとのお客様が、港区や目黒区、渋谷区に多いのに、なぜ根津という町に実店舗第一号をオープンさせたのですか?という質問に、平林さんは。

「きっかけとしては、根津松本さんとの縁が大きかったかと思います。それに加えて、50年後も、その先も、長く根付いてやっていけそうな地域ということで、古き良き町、根津を選びました。」

華やかで流行の最先端の表参道ではなく、あえて地元のお客様が多く、長いお付き合いができそうな根津を一店舗目に選んだという平林さん。根津のベジオベジコは、遠い将来「老舗」と言われるお店になっているかもしれませんね!


「八百屋というジャンルのお店は、地元の人が多く訪れます。毎日立ち寄って、その時必要なものを必要なだけ買って行ってほしい。そんなニーズに応えるために、ピーマンなどの日頃良く買う野菜は、1個から買えるようにしています。家で足りないものを買い足していってもらうのが理想です。」

期待通り、リピーターの多くは、地元の人達。年齢層は70~80代の人達が多いそうです。

「高齢の方は、料理が好きで、そのレベルも高いです。その方達の目にかなうよう、美味しいものを意識して厳選しています。珍しい野菜は面白がってくれますし、実際食べて『美味しかった』と言われるととても嬉しいです!」

今後もどんどんお客様と触れ合える場所を増やしていきたいと話す平林さん。平林さんの「地元に根差したベジオベジコ」というブランディングは、根津という町で順調に育まれているようです。

野菜嫌いの人に一度食べて欲しい新鮮野菜たち。


「野菜嫌いな方は多いですが、それはもしかしたら、今まで食べていた野菜が美味しくなかっただけかもしれません。」と、平林さん。

「子供はにんじんが嫌いだったのに、ここ(ベジオベジコ)のだけは食べるんです。」という、お子さん連れのお客様や、「この農家さんのいちごじゃなきゃ食べられない。」というお客様など、ベジオベジコの野菜や果物に出会い、嫌いな食べ物を克服した方は多いそう。

「今まで好き嫌いがある方に、試しにここの野菜を食べて欲しいと思います。自信あります!」

嫌いな野菜、苦手な野菜がある方は、一度ベジオベジコに行ってチャレンジしてみては?

もしかしたら、苦手を克服できるかもしれません!

≪後編≫へ続く…
次回は、ベジオベジコの八百屋さん以外の事業について。お楽しみに!

≪前編≫下町に現れたオシャレで楽しい八百屋さん!ベジオベジコ


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※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

店舗情報

ベジオベジコ
03-3827-4831
東京都文京区根津1-26-5

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奥田彩(Aya Okuda)

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Vegewel Style編集長
フードコーディネーター
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フードライター
食の美味しさ、楽しさ、大切さを発信すべく、地道に活動、勉強中。

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