進化する盛岡冷麺!イタリアンやカレー、温麺もビーガン。本場岩手から専門店が渋谷に。【冷麺ダイニングつるしこ】【Vegewel特典】

更新日:2019/02/01 公開日:2017/11/20

盛岡冷麺といえば牛骨スープが定番ですが、ビーガン盛岡冷麺が8種類も食べられるお店、「冷麺ダイニングつるしこ」が渋谷にできました!

ツルッツルの麺がたまりません。マクロビオティックを社長自らが学び、化学調味料不使用の安心・安全で確かな味。この時期おすすめの暖かい麺もご紹介します。

冷麺ダイニングつるしこの場所や詳細な情報はこちら

岩手から東京・渋谷に。女性が一人でも入りやすい明るい店内。


渋谷駅から明治通り沿いをまっすぐ進んで10分ほど。

冷麺といえば、焼肉屋さんで食べるイメージが強いですが、ビーガンメニューがたくさんある冷麺専門店が、本場盛岡からやってきたと聞き、かけつけました。


白を基調としたモダンな店内で、お邪魔した時は女性のお一人様が続々ご来店。冷麺はラーメンより油が少ないので、ヘルシーなランチを食べる感覚で通われているようです。


券売機には、なんとベジタリアンというカテゴリーが!とてもわかりやすい!

カテゴリーがあるということは、それだけメニューが豊富ということ…?


なんと8種類ものビーガンメニューが!

盛岡冷麺は、キムチやスイカがトッピングでおなじみですが、つるしこではぜひ豊富なアレンジメニューを試してみてもらいたい!従来のスープやトッピングをアレンジした「東京冷麺」がコンセプトなんです。

イタリアンな人気ナンバー1メニューを実食。盛岡冷麺はどんな味にもあう!


今回は「トマトバジル冷麺」(1100円税込)をオーダー。こちらは温麺バージョンもあります。がっつり食べたい方、冷麺をこよなく愛する方にはプラス150円の大盛りがおすすめです。

ソイミートの唐揚げ「ソイカラ」(350円税込)もつけました。


北海道馬鈴薯デンプンと岩手の小麦を使った麺。

日本名水百選「龍泉洞」で有名な岩手県下閉伊郡岩泉町の清流を使用し、何十年も改良を重ねて作られたつるつるでコシのある麺です。
トッピングにブラックオリーブやレンコン、ズッキーニを合わせています。


まずは豆乳スープだけを味わい、濃厚な野菜だしを堪能。とにかく、だしの味が深い!

ドライトマトを使ったソースとバジルソースの酸味がだんだんスープに混ざりあい、変わっていく味を楽しみながら食べられます。

なんでもっと早く盛岡冷麺をパスタのようにアレンジしなかったんだろうと思うくらい、イタリアンな味わいとベストマッチ。固定観念が覆されました。


濃厚スープは出汁をとるために、野菜を一度炒めてから、ゆっくり素材を温めるという手間をかけて作られています。直火ではなく蒸気釜を使うことで、柔らかく熱が伝わり素材の旨味が出るスープになるそうです。

豆乳は地元岩手県の平安商店から取り寄せています。

社長自らがマクロビオティックを学び、体が求める美味しさに。


進化系冷麺はまだまだ続きます。こちらは「ベジタブルカレー温めん」(1100円税込)。コクがあり、クリーミーなカレー豆乳スープに盛りだくさんな野菜がトッピング。


日本の伝統食である発酵食をうまく取り入れているのも冷麺ダイニングつるしこの特徴。「ソイカラ」にアレンジで豆味噌をのせていただきました。

豆味噌は岩手県産大豆の豆味噌に、唐辛子とごま油で味付けしています。豆味噌独特の旨味と香りをメインとした、無化学調味料のみそだれです。


ソイミートと豆味噌を合わせたベジタブル特濃豆乳温麺(800円)。ソイミートは食感がふわふわでジューシー!ソイミート好きにはぜひ食べてもらいたい一品。


「汁なしゴマ味噌温麺」(800円税込)にもたっぷり味噌が使われています。


「お客様からは体に馴染んでいくスープだと言われます。化学調味料は一切使っていないんですよ。その分野菜の味を出すために、機械化された工程ではなく岩手の工房で手作りしています。」

と話してくださったのは社長の調子吉之(ちょうしよしゆき)さん(左)と製造開発をまとめる取締役部長の藤根啓一(ふじねけいいち)さん(右)。

冷麺ダイニングつるしこは、「食から世の中のバランスを変えていきたい」と保存料や着色料を使わない食材の商品開発や製造を行う会社フーズラボが手がけています。

会社が地元岩手でマクロビオティックのお店をプロデュースしたことがきっかけで、社長自らが2年かけて仙台まで足を運び、マクロビオティックを学んだそうです。玄米作りもご自身でされたという情熱を感じる社長。

ジャンクな食生活の中でも、月に何度かは体にいいものを取り入れて頂ける環境作りがしたいと思い、メニューのほとんどをビーガン対応できるようにしたそうです。

ランチセットでは盛岡冷麺かベジタブル温めんを¥900(税込)で食べることができ、ビーガン対応ではご飯にソイミートのしぐれ煮のせごはん、香の物が付いてきます。


ここで、冷麺ダイニングつるしこから、通常メニューにはない、お得なビーガン対応の「ベジタブルスープ冷麺」(写真)ランチセットの注文の仕方を教えていただきました!

券売機のベジタリアンメニューから、「ベジタブルスープ冷麺」の食券を購入後「ランチセット」でと言っていただければ、何とお値段そのまま800円(税込)でランチセットになるそうです。これは裏技ですね!

冷麺ダイニングつるしこでは、リクエストでテイクアウト可能なメニューもできたそうです。

そして、遠方の方に朗報です!オンラインショップから、冷麺ダイニングつるしこの味をそのまま楽しめるセットが買えるようになります。発売は11月中旬予定です。

ライターは年末の帰省に合わせて、実家に送ろうかな?!

今後はさらに、デザートやドリンクの新たなメニューも構想中だそうで、通う楽しみがより増えそうです。

Vegewel特典


ここで冷麺ダイニングつるしこからVegewel読者の皆様に特典をいただきました!

ご注文時にVegewelを見たと言っていただくと、ご紹介しました「ソイカラ」が一つサービスになります!

※こちらは2017年12月27日までの特典です。

※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

店舗情報

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Vegewelは、ベジタリアン・オーガニック・グルテンフリーなど、あなたの食のライフスタイルに合わせてレストランを検索できるWebサイトです。

食の制限に関係なく、みんなで楽しく食事を囲める環境を日本に創るために、サービスを運営しています。

日本語と英語に対応、ヘルシーなレストランが1000店以上掲載されていますので、ぜひご利用ください!

岩田 絵弥曄 / Emika Iwata

岩田 絵弥曄 / Emika Iwata

ヴィーガンフードアナリスト®︎
ベジタリアン・ビーガン・グルテンフリーなどヘルシーな食のフードライターとして活動。 保育士経験から子供たちの未来を守るため、オーガニックや自然栽培など食の安全にも取り組む。インバウンド対策やアレルギー・環境問題から、ヴィーガンに関するセミナー等も開催。自身も10年以上のヴィーガン。 メディア出演:The Japan Times、日テレ「人生が変わる1分間の深イイ話」、チバテレビ「ジャルっと爆ハリ」等。