インタビュー

あの有名な「T’sたんたん」はここから生まれた!T’sレストラン【自由が丘】

2009年9月25日にオープンした自由が丘のビーガン(ヴィーガン)レストラン「T’sレストラン」。

もうすぐ7年半を迎えるこちらのレストランは、「笑顔の料理=スマイルベジ」がコンセプトの心地よい空間。毎日お客様の「美味しい」「楽しい」という驚きと笑顔が溢れています。

今回は、T’sレストランのオーナー、下川祠左都(まさこ)さんと下川万貴子さんに、おすすめのメニューや、系列店の「T’sたんたん」についてなど、T’sへの想いをたっぷりと語っていただきました!

お店の場所や詳細な情報はこちらから。

お客様からキッチンが、キッチンからお客様が見渡せる店内


自由が丘駅正面口から徒歩3分のところにある商業施設「Luz自由が丘」。

階段で地下1階に降りると現れるのがT’sレストランです。動物性素材を一切使わず、徹底したビーガンレストランですが、ビーガン以外の人でも美味しくいただけるメニューが沢山。誰でも気軽に入れる雰囲気が魅力です。


「太陽と大地の食卓」というキャッチコピーそのままに、店内は明るく温かな雰囲気。


お店の中央にあるオープンキッチン。お客様からよく見渡せるのはもちろん、キッチンスタッフからお客様の顔がよく見渡せるのも特徴です。

T’sレストランでは、「キッチンスタッフもお客様を迎えるホールの一人」という意識を大切にしているそう。お客様へ笑顔で料理を提供し、お客様の笑顔を直接受け取れる。

「オープンキッチンにすることで、ハッピーが店内に循環すると思っています。」と、万貴子さん。

人が人を呼ぶ、何度も来たくなる温かい雰囲気


「ここに来ると、皆さん出てくる料理の話題で盛り上がってくれます。」

祠左都さんが嬉しそうにお話ししてくれました。

普段、食事に行くと、仕事や悩みごとの話題になる方も多いでしょう。お料理の話が中心になるということは、あまりないのでは?T’sレストランでは、お料理を食べ始めると、「本当にお肉を使ってないの?!」「身体が喜んでるね!」「これは何から作られてるんだろう?」など、メニューの話で持ちきりになるお客様が多いそうです。

「おいしいものを食べ、食べ物の話をして、笑顔で帰っていただく。T’sレストランのお客様を見ていると、食べ物から出るパワーを実感します。」

自分が食べた美味しいものを、人にも味わってほしい。初めて来た人がリピーターとなり、また新しいお客様を連れてきてくれる。T’sレストランでは、美味しい食事が最大の情報発信源になっているのです。

みんなが好きな定番メニューをビーガン仕様で。


祠左都さんは、外食で誰もが食べやすいもの、自分達が食べたいものを思い浮かべてメニュー開発を行っていったそうです。

「デミグラスソースやホワイトソース、カレーを動物性素材なしに作る作業が大変でした。」

例えば、ファミレスに行った際は、それぞれが食べたい物を選ぶことができますよね。祠左都さんも、お客様の選択肢を増やすべく、様々なジャンルのお料理を揃えたとのことです。しかし、ファミレスで食べる定番メニューは、どれも動物性素材が入っています。それを使わず、同じ味を出すにはどうしたらよいのか…。

メニュー開発はなかなか苦戦したそうです。

T’sレストランのおすすめメニューはこちら!

T’sレストランのメニューは、全て動物性素材不使用。そして、そうとは思えない食べごたえのある味わいが魅力です。お客様の中には、お肉を使っていないとは気づかずに食べている人もいるのだとか!

【本日のドリア(ランチ税込1,500円/平日は税込1,350円、ディナー税込1,280円)】

新鮮な野菜をたっぷり使ったカラダにやさしいドリアです。試行錯誤の末に完成したソースを是非味わってみてください!

※ランチメニューはサラダ、コーヒー(または紅茶、オレンジジュース、アップルジュース)付。

【T’sベジカレー(ランチ税込1,500円/平日は税込1,350円、ディナー税込1,350円)】

動物性素材を一切使用していないとは思えない、コクのあるカレー。野菜の旨みもしっかり出ており、スパイシーながらどなたでも食べやすい一品です。

カレーは他にも「マサマンカレー(ランチ税込1,500円/平日は税込1,350円、ディナー税込1,350円)」、「ハーフ&ハーフカレー(ランチ税込1,650円/平日は税込1,500円、ディナー税込1,500円)」が楽しめます。

※ランチメニューはサラダ、コーヒー(または紅茶、オレンジジュース、アップルジュース)付。

【T’s担々麺(ランチ税込1,500円/平日は税込1,350円、ディナー税込1,200円)】

≪中編≫で紹介する「T’sたんたん」でもお馴染みの担々麺!オリジナルの卵なしヌードルを使い、素材にもこだわった自信作です。濃厚な味に驚く人多数!

※ランチメニューはサラダ、コーヒー(または紅茶、オレンジジュース、アップルジュース)付。

【ベジ餃子(4個税込480円/8個税込850円)】

具は大豆ミートと野菜。お肉が入っていないなんて信じられない食べごたえの餃子です。
※ディナーメニューのみ

単品メニューの他には、パーティープランも。4名様以上、3日前までのご予約で、T’sレストラン自慢の様々なメニューをお腹いっぱい楽しめます。


※写真は「彩り野菜のT’sサラダ(レギュラー税込1,280円/スモール税込800円)」

T’sレストランの野菜は、愛情を持って丁寧に野菜作りをしている生産者から、こだわりを持って仕入れたものが多いです。九州の新玉ねぎを使ったポタージュや、長野県のじゃかいもを使ったクラムチャウダーなど、季節の野菜を使って期間限定のメニューを出すこともあり、お客様にも好評なんだとか。


※写真は「T’sパフェ(税込680円)」

スイーツは全てコレステロールゼロで、安心していただけます。アレルギーなど、様々な理由で卵や乳製品を使っているスイーツを食べることができなかった人にも喜ばれているメニューです。


※写真は「フルーツ・ショートケーキ(プレーン)(税込3,500円~)」

お誕生日などのお祝い事には、アニバーサリーケーキの用意も!テイクアウトも可能なので、自宅でのお祝いにもおすすめです。3日前までの予約が必要です。

ここでは紹介しきれない、豊富なメニューの数々。さらにメニューの内容が知りたい方は、下記公式サイトよりご確認ください。すぐに食べに行きたくなること間違いなし!
T’sレストラン公式サイト

「T’s」の意味とは?


T’sレストランの「T’s」、どんな意味があると思いますか?

T’sの「T」には様々な意味が込められているそうです。「太陽(TAIYO)」と「土(TSUCHI)」から生まれる「食べもの(TABEMONO)」。そこにいるのは、「友達(TOMODACHI)」であり、「楽しい(TANOSHII)」食卓は新しい「つながり(TSUNAGARI)」を「つむぎだす(TSUMUGIDASU)」。

食べること、人間が生きていくことに大切な沢山の「T」は、まさにT’sレストランが大切にしていることでもあるんですね。

大人気!東京駅に行ったら絶対食べたい「T’sたんたん」


毎日多くの人が行き交う東京駅。忙しいビジネスマンや目的地へ急ぐ人など、空き時間でささっとご飯を済ませたい人が多い駅ですよね。

そんな東京駅で、ささっとカラダにやさしい担々麺が食べられる!それが、T’sレストランの系列店「T’sたんたん東京駅京葉ストリート店」です。

お店の場所や詳細な情報はこちらから。


2011年3月にオープンしたT’sたんたんは、T’sレストラン同様、動物性素材を一切使わないビーガンのお店。ビーガンの人達に喜ばれたのはもちろんですが、普段からラーメンを食べる人達の中でも大きな話題となり、連日多くのお客様が訪れています。

オープンのきっかけは、「T’sレストラン」の担々麺と餃子。


T’sレストランのメニューに担々麺と餃子が加わったのが、2010年。その際、祠左都さんは、T’sレストランオープンの時に、とてもお世話になった「Kさん」に連絡し、担々麺と餃子を食べに来てもらったんだそう。

「Kさんがいらっしゃった後、JRの方達がよくT’sレストランに担々麺と餃子を食べにいらっしゃるようになったんです。何故かな?と思っていたところに、Kさんから連絡をいただいて。なんと、東京駅の京葉ストリートでイートインコーナーをやらないか、とお誘いをいただいたんです。」

ちょうどKさんが東京駅に新しくできる京葉ストリートのお仕事をされていたそうで、まさにご縁。新たなT’sストーリーの始まりでした。


「(JRの)本社の方とお話したところ、『心と身体が喜ぶ食のゾーン』というコンセプトが、T’sレストランのコンセプトと合致したんです。是非やりましょう!となりました。」

限られた時間の中で食事をするお客様のためには5分でできる担々麺が必要でした。祠左都さんは、T’sレストランの担々麺のレシピをもとに、さらにクイックでできるメニューを開発をしていったそうです。

T’sたんたんのおすすめメニュー!

【赤の野菜(税込250円)/緑の野菜(税込250円)/白の野菜(税込200円)】

赤の野菜はトマト、にんじん、パプリカ。緑の野菜はスナップエンドウ、ブロッコリー、水菜。白の野菜はじゃがいも、エリンギ、ねぎ。その日の気分に合わせて手軽に美味しい野菜を摂ることができます。価格もリーズナブルですね!

ちなみに、こちらの野菜は、ラーメンのトッピングとしてもおすすめ!トッピングをすることで、もともと野菜からできているビーガンラーメンがさらに野菜たっぷりとなりますよ。


こちらは白胡麻たんたんに赤の野菜をトッピングしたもの。彩り良く食欲をそそります!

【白胡麻たんたん(税込850円)】

担々麺の種類は、白胡麻、黒胡麻、金胡麻、緑、白の5種類。全種類網羅したい!食べごたえはT’sレストランの担々麺と同様バッチリ。


担々麺の他に、スーラータンメン、とんこつ風ベジらーめん、ベジらーめん醤油も。

麺類以外にカレーや大豆ミートの唐揚げ、ビビンバなどのミニ丼もあり、食欲に応じて組み合わせることができますね。


T’sたんたんは、外国人のお客様も多いそう。

「新幹線、高速バスの発着場でもあり、全国から様々な人が集まる場所でT’sたんたんが食べられるようになったことは、ベジの世界を拡大させるきっかけになったと思っています。」

連日、T’sたんたんに並ぶお客様を目にしながら、美味しいベジ食、そしてT’sの味が、国内外の様々な人にとってかけがえのない食事になりつつあることを実感し始めた祠左都さん。

現在、T’sたんたんは、仙台駅からすぐの「エスパル仙台」内でも営業しています。仙台を訪れる皆さんは、是非立ち寄ってみてくださいね。

T’sたんたんを自宅でも!


T’sたんたんで培ったクイックメニューのノウハウを生かし、新たな展開が。

「T’sたんたんのメニューになっている担々麺、スーラータンメンをカップ麺で販売しています。同じくT’sたんたんのメニューのカレーも、レトルトで販売しており、好評をいただいています。」


カップ麺の販売に至るまでには、様々な嬉しい偶然が重なっていました。

「たまたま京葉線でお腹が空いて、T’sたんたんに入っていただいたお客様が、カップ麺の開発担当の方だったんです。動物性素材不使用ということに驚き、是非商品化したいということで話を進めていただきました。」

カップ麺メーカーの担当者は、商品化を進める過程で、スープの製造会社に相談を持ち掛けます。なんと、その会社が、T’sレストランと取引している会社という偶然が!

「T’sレストランのスープの製法をわかっている会社だったので、商品化はとてもスムーズに進みました。」

縁と偶然が重なってできた、身体に優しいカップ麺。化学調味料不使用で、アニマルフリー。ノンフライの麺を使った世界初のカップラーメンが誕生しました。

カップラーメンやレトルトのカレーは、T’sレストランのオンラインページからご注文いただけます。他にもカラダにやさしい商品が揃っていますよ!全国配送OKとのこと。
T’sレストランオンラインショップ

ビーガンになったのは「健康」に生きていくため。


もともとお肉が大好きだった祠左都さん。サーロイン、大トロ、チーズ、うなぎなど、お肉やお魚料理を普通に楽しむ、今とは真逆の生活だったそう。そんな祠左都さんが自分の食生活を見直すきっかけになったのは、知人が病気になったことでした。

「病気になった知り合いが、動物性素材を摂りすぎないように、とお医者様から言われたと聞いて、病気になる前に普段の食事に気をつけた方が良いのではないか?と考え始めました。」

いきなり全てを変えるのは無理でも、せめて家では健康に気をつけて、動物性素材を使わない食事を作ってみようと、家で食べるご飯のメニューを変え始めた祠左都さん。

「最初は、とても「ひもじい」料理になってしまったんです…。鰹や煮干で出汁を取れず、お味噌汁も上手くできない。どうしたら良いんだろう…?と試行錯誤しました。」

その時の様子は、娘の万貴子さんもよく覚えているそう。

「もともと食べることが大好きな家族で、色んな人と食卓を囲む生活が当たり前でした。母の知人が食事制限をしたことで、食卓の雰囲気が暗くなってしまった、という話を聞き、動物性素材を使わなくても、見た目も味もそのままのものを作ることができれば良いのに!と話をしたのを覚えています。」

家族みんなで、動物性素材を使わずにやってみよう!と決まったものの、最初の食卓はひじきの黒や、煮物の茶色ばかり。テンションは下がっていったそうです。


ある日、祠左都さんはふとひらめきます。

「高野豆腐をミンチにして、ミートソースを作ってみよう!」

もともと、ひらめいたままに料理するのが好きだった祠左都さん。高野豆腐を使っているとは言わず、食卓に出してみたら、これが大好評!「すごい!これだったら良いね!」と家族に喜んでもらえ、また何かやってみよう!と力がみなぎってきました。

これを機に、動物性素材を使わない料理を楽しみ始めた祠左都さん。アート感覚で、ワクワクしながら料理を作るようになったそうです。

その時の様子を娘の万貴子さんは、「ある日ミートソースが出てきたとき「もうお肉解禁したんだ!」と思いました。食べた後、母がにやにやしながら「それお肉じゃないのよ」と言い出して。「え!!何でできてるの?」とびっくりしました。食べることを通して驚いたり、感動したり。食って本当に楽しい!と久々に感じました。」

作り手も食べる方もどちらも楽しい。ベジタリアンをやってみる、ではなくてベジを楽しむ。今思えば、その後のT’sレストランオープンに繋がる気持ちが生まれた瞬間でした。


こうしてビーガン食を続けていくと、身体がどんどん変わってきたそうです。以前は大好きだった焼肉も、家族の誰からも「食べに行こう!」という声が出なくなっていました。

ただ、そうなると、家族で外食するのが難しくなったという現実も目の当たりに。今まで通り、お肉を食べる人達とも外食を楽しみたい。祠左都さんは、誰もが満足できる飲食店があったらいいのになあと思い始めます。

どんな時も楽しんで!前向きな気持ちが呼び込んだサクセスストーリー


家族の身体の変化を目の当たりにした祠左都さんは、「食を通して健康の大切さを伝えていきたい!」と強く感じ、それを自身の目的に掲げます。すると、どんどんそれに向かって良い出会い、良い話が舞い込んでくることになるのです。

ある日、祠左都さんは地元の自由が丘を歩いていて、たまたま新しくできる商業施設を見つけます。

「ここに何が入るのかな?と地元民として自然に思いました。看板に問い合わせ先があったので、何気なく電話をしたら、Kさんが出て。一つ入る予定だった飲食店がキャンセルになった、という話を聞いたんです。」

これがT’sストーリーが始まった瞬間でした。ちなみにKさんは、中編でも登場したT’sたんたんオープンにも関わっている人物です。

「電話を取ったのがKさんじゃなかったら、その後のストーリーは全くなかったかも知れない。」と、祠左都さん。実は問い合わせをした理由は、「自分達が行ける、自然食のレストランが入ったらいいな。」と思ったから。まさか自分が飲食店を経営することになるとは考えてもいませんでした。

「先方から、「どんなレストランをやりたいですか?」と聞かれ、「自然食のレストランです。」とつい答えてしまったんです!そしたらその後、自分がお店をオープンすることになってしまい…(笑)」

その後は様々な試行錯誤を経て、T’sレストランオープンまで突き進んでいきます。


「トントン拍子に見えるかも知れませんが、それまで専業主婦で、飲食店経営の経験もなかったので、その時その時で大変なことも色々ありました。でも、常に今が1番大事!今できることを楽しんでやろう!と思ってやってきました。逆に飲食店を経営することがどんなに難しいか知らなかったから、自分のペースでやって来られたのかもしれません。」

この、常に前向きで、なんでも楽しむ祠左都さんのポジティブさは、それから良い縁、良い話をどんどん呼び込んでいきます。


写真の「ジューシー皿」を作った女性も祠左都さんがT’sレストランを立ち上げる際にお世話になった方の一人。

「自分一人の力では何もできない。周りの皆さんが、どんどん自分にとってハッピーな話を持ってきてくれるんです。」

祠左都さんはそう言います。が、恐らくそれを呼び込んでいるのは、祠左都さんの人柄と、ポジティブシンキングに違いありません。祠左都さんのサクセスストーリーは、T’sレストランの公式サイト「T’s Story」に詳しく書かれています。

順に読んでいくと、怒涛のサクセスストーリーにも感じますが、その成功は、祠左都さんのポジティブな気持ちとチャレンジ精神の賜物。是非一度じっくり読んでみてください。元気が出ますよ!

「これ!と思う目的を強く持っていれば、物事は自然と進んでいきます。あとは自分にとってプラスの選択をし、楽しんでやるだけです!」

T’sレストラン公式サイト「T’s Story」ページ

T’sレストランの仕事を通して、やりたいことがはっきりした。


万貴子さんは、お店がオープンした当時は美大に通う学生でした。小さい頃からいたずらやサプライズが好きで、目の前の人が笑顔になったり、驚く瞬間を見るのも大好きだったそう。

「自分にとって、楽しくて、好きで、得意だと思える分野を見つけたい、と思い、美大に入り様々な表現手段に触れてみました。何が自分に向いているんだろう?と思いながら、映像・イベント制作にのめりこんだ時期もありました。」

そんな中、T’sレストランがオープンし、アルバイトを始めた万貴子さん。お客様と関わる中で考え方が変わりました。

「ビーガンだけでなくアレルギーや食事制限など、食の背景が違うことで外食に不自由している人の多さに驚きました。そして、T’sレストランで、その人達や周りの人が一緒に美味しいものを食べた時の幸せそうな笑顔を見て、心から感動しました。こういう笑顔・空間をもっと作っていきたい!と強く思いました。」


食の背景を気にすることなく、みんなで一緒に食卓を囲め、美味しさを共有し、楽しめる場を提供し続けたいと思った万貴子さん。

美大を卒業後、T’sレストランの仕事に専念することを決意しました。もちろん、美大で培った感性は、レストラン作りに生かされています。レストランのデザイン、空間を作る時など、困った時に頼れる美大時代の仲間が沢山いることも励みになっているんだとか。

お店のスローガン「スマイルベジ」


「スマイルベジ」はT’sレストランのコンセプト。

その意味は、「驚きと感動で五感が刺激され、カラダが喜び、自然と笑顔がこぼれる新しいジャンルのお料理」なんだそう。

「T’sレストランで食事をした後、身体が楽だと感じ、だったら1週間に1回でもベジの料理を食べても良いね!と思う人が増えて欲しい。」

いくら身体に良いものでも、美味しいと思えなければ意味がないと、祠左都さんは話します。美味しいと思って食べた方が栄養になるし、また食べたい!と思ってもらえる。そして、そんなお客様の笑顔を見て、料理を提供する側のスタッフもハッピーになり、ますます美味しいものを作ることができる。

これが、T’sレストランの「スマイルベジ」の循環。作る人も食べる人もどんどんハッピーになっていく、素敵な考え方ですよね。

これからのT’sレストラン。


現在、飲食店にとどまらず、T’sレストランの味は様々なところへ広がっています。

カップ麺やカレーが商品化されている件は既に紹介していますが、それ以外に、空港の空弁や、お惣菜販売、給食、大学生協への進出など、沢山のところへ波及している「T’s旋風」。

特に給食は、アレルギーや宗教の事情で、みんなと同じものが食べられない子供やその親から大きな反響があったそう。

「2年前(2015年)に、つくば市で給食にT’sのメニューを取り入れてもらったのが始まりです。普段みんなと同じものが食べられない子が、「みんなと同じ給食を食べられた!」と大喜びだったそうです。給食を食べるのは人生の限られた期間だけ。食べたいのに食べられない記憶が残ったら悲しいですよね。年に1回でも良いから、みんなと同じものを食べる喜びを味わってほしいと思っています。」

給食へのメニュー提供は、今後も続けていきたい、祠左都さん。2016年1月には、静岡県御殿場の小学校、中学校でも同様の給食が取り上げられ、好評だったとのこと。このような活動が増えるのは、子供たちが食べることについて考える良い機会。是非全国に広がっていって欲しいものですね。


最後に、祠左都さんと万貴子さんは、このように話してくれました。

「ベジだから特殊、ではありません。お肉が大好きな人にも是非一度T’sレストランで食事をして欲しい。「こういう食事は身体にとって良いものだな」と実際に体験してもらい、少しずつ取り入れていってもらえれば。ベジな食生活が、もっと身近なものになってほしいと思っています。まずはお酒でいう休肝日の感覚で、ベジ食を取り入れてみてください!」

ベジタリアン食、ビーガン食は、限られた人だけのものではありません。普段動物性素材を食べる人も、週に1回、身体が疲れている時、自分のペースで取り入れていけるものなのです。

「みんなが快適に過ごせるのが一番。そして、自分のことを快適に、大切にできるのは自分だけですよ!(祠左都さん)」

「T’s」の存在は、美味しく楽しめる食の選択肢を増やして、健康な身体になるためのもの。一度行ってみると、あなたもきっとその美味しさに驚き、自然と笑顔がこぼれるはず!


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奥田彩(Aya Okuda)

奥田彩(Aya Okuda)

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フードコーディネーター
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フードライター
食の美味しさ、楽しさ、大切さを発信すべく、地道に活動、勉強中。

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