【田中律子さんインタビュー:前編】ハワイでも大流行の海の上で楽しむヨガ!SUPヨガで楽しく身体を動かそう!

更新日:2019/02/01 公開日:2017/07/16

女優、タレントとして多忙な日々を送る田中律子さん。

数々のメディアで活躍される一方で、ヨガインストラクター、日本SUP(サップ)ヨガ協会理事長など、ヨガに関わる活動をされていることでも有名です。また、海を愛し、海のサンゴの再生活動を行うNPO法人「アクアプラネット」を立ち上げ、理事長としての活動も行っています。

芸能活動から、ヨガ、海の環境保全の活動まで、本当に忙しくされている田中さん。そのパワフルさと美の秘訣はいったいどんなところにあるのでしょうか?

前編、後編の2回にわたってお送りする今回のインタビュー。前編は、田中さんが普及に力を注いでいる、SUPヨガについて紹介していきます!

ヨガ、SUPヨガとの出会い。


田中さんがヨガと出会ったのは、30代の頃でした。

「27歳で子供を産んで、ちょうど3年ほど経ち、自分の時間が持てるようになった頃、ヨガを始めました。出産をして、身体のお肉のつき方が変わって来て、運動しないとまずいな、と思って。」

ヨガには、もともと興味があったのでしょうか?

「実は、それまではヨガには全然興味がなかったんです(笑)。ヨガを選んだのは、近所にたまたまヨガスタジオができたから。ホットヨガのスタジオでしたが、体験に行って続けられそうだな、と思い、やり始めました。」

その後、ヨガの魅力に取り付かれた田中さん。週に2~3回はスタジオに通い、ホットヨガ以外にも様々なヨガスタジオに行ってみたそう。そんな中で、あるヨガスタジオの先生から、その後の人生を変えるアドバイスをもらいます。

「お世話になった先生から、『ヨガの先生をやってみれば?』と勧められたんです。それもありだな、と思い、2011年にヨガのインストラクターの資格を取得しました。」

インストラクターの資格を取る中で、様々なヨガに触れた田中さん。その中で新たに出会ったのが、「SUPヨガ」です。

「カリフォルニアに、『SUPヨガ』というヨガがある、と聞いて、なんだそれは!と(笑)。SUPヨガの『SUP』は、『Stand Up Paddle board』。海にボードを浮かべ、その上に立って行うアクティビティ。つまり、SUPヨガは、海の上にボードを浮かべ、そこで行うヨガのことです。」

もともとダイビングやサーフィンが趣味だった田中さん。慣れ親しんだ海でできるヨガと知り、まさに自分のためのスポーツだ!と感じたそう。ヨガインストラクターの資格取得と同時並行で、SUPヨガにもはまっていきました。

「ダイビングやアウトドアで、自然と触れ合うことは多かったのですが、以前は健康やライフスタイルなどについては特に気をつけていなかったように思います。ヨガに出会ったことで、ライフスタイルに対する考え方にも大きな変化がありました。」

田中さんのライフスタイルについては、後編でたっぷり紹介していきます。お楽しみに!

海に落ちたり、笑ったり。解放的なSUPヨガ!

通常のヨガは、室内で行うものですが、SUPヨガは海の上。環境にも大きな違いがありますが、その魅力とは?

「室内で行うヨガは、精神統一が重要です。心の内に入っていく感覚で、自分一人で集中して行うものです。それに対してSUPヨガは、とてもオープン。海に落ちて笑ったり、お友達とキャーキャー言いながらできるものです。また、海の上という不安定なところでバランスを取るので、体幹もかなり鍛えられますよ。」

SUPには、通常のサーフィンのものより浮力が高い専用のボードがありますが、波に揺られながらバランスを取るため、時には海に落ちてしまうことも。

でも、それも楽しい!みんなでワイワイ楽しめるヨガ、それがSUPヨガなんですね。

海の上でボードに立つ。初心者には難しい印象がありますが、初めてでも楽しめるものなのでしょうか?

「レッスンに来てくださる方は、ヨガもSUPも初めての方が多いです。それでも、安全に楽しむことができますよ!サーフィンだと少しハードルが高いけど、SUPヨガならできるかも、と参加してくださる方もいらっしゃいます。」

健康のために身体を動かしたい!という女性が多い一方で、アクティビティ目的の方も多く参加するというSUPヨガ。年代は、20代からなんと70代の方まで!かなり幅広いですね。カップルやご夫婦で楽しむ方もいらっしゃいます。

「サーフィンは真冬でも行う地域がありますが、SUPヨガは、暑すぎず、寒すぎず。楽しくできる季節で行います。海の上にプカプカ浮いているだけでも心が安らぎますし、みんなで海に浮かんでいる様子は、とても絵になり、素敵です。」

湖や川、プールでも。水があればどこでも楽しめる。

SUPヨガを行うのは、海の上だけではありません。湖や川、ジムのプールなど、水があるところならどこでもできるのも魅力です。

「今はプールのレッスンも増えてきています。海がないところでは、湖や川で行うこともあります。夏場は外で、冬はプールでレッスンをするという形で、どんな地域でも1年中楽しむことができますよ。」

日本だと、湘南エリアや沖縄でさかんなSUPヨガ。葉山や逗子エリアではレッスンの数もかなり増えてきています。

沖縄は、旅行に訪れ、アクティビティとしてSUPヨガをチョイスする方も多いそう!

「関西でもレッスンが増えてきており、これからどんどん盛り上がってくると思います。東北はまだレッスンをできる場所がないので、これから増やしていきたいですね。他には、北海道のトマムでも、毎年レッスンが行われています。」

ヘルシーな身体作りにも、アクティビティにも。SUPヨガを体験してみよう!


田中さんは、日本でSUPヨガを広めるために、2014年、「日本SUPヨガ協会」を立ち上げ、理事長に就任しました。SUPヨガを日本全国で行うことができるように、インストラクターの育成に力を入れています。

「今年でインストラクターは100人を超える予定です。自分でもSUPヨガのレッスンを行いつつ、あと数年はインストラクターの育成にも力を入れていきたいと思っています。それと同時に、インストラクターが働く場を展開できるよう、動いていきたいです。」

今年は、ハワイSUPヨガ協会とも姉妹協会になったという、日本SUPヨガ協会。ハワイでは以前からSUPヨガが大流行!日本も後に続けられるよう、田中さんはこれからも精力的に活動を続けていくそうです。

SUPヨガを体験してみたい方は、日本SUPヨガ協会の公式サイトをチェックしてみてくださいね。イベントやレッスン情報、定期レッスンを開催している会場も紹介しています。
7月22日には、女性限定で、「ナチュラルビューティーキャンプ」というイベントも開催!

SUPヨガを楽しめるのはもちろん、オシャレで素敵な空間でテンションがあがるイベントです。こちらも要チェック!

日本SUPヨガ協会公式サイト

≪後編≫へ続く…
次回は、いつまでも若く美しく、そしてパワフルな田中律子さんのライフスタイルについて。お楽しみに!

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AYA OKUDA

AYA OKUDA

フードコーディネーター
食育インストラクター
食空間コーディネーター
フードライター
食の美味しさ、楽しさ、大切さを発信すべく、地道に活動、勉強中。
得意分野は、日本の伝統行事食、食の日本史・世界史、テーブルコーディネート。
好きな分野は、カレー、ビール。