インタビュー

Vegewel初 お宿のご紹介! おばあちゃんに教えてもらったような、懐かしい雪国の料理を上品に美しくクリエイト。それが今注目の宿「里山十帖」の料理。【里山十帖】≪前編≫【Vegewel特典】

雑誌「自遊人」が手がける予約の取りにくい良宿「里山十帖」。

古い宿をリノベーションし、この宿を成功に導いたのは、自遊人編集長で里山十帖のオーナーである岩佐十良(いわさ とおる)氏です。

里山十帖では、ガストロノミー=美食学を地元に広めるべく、地元野菜中心の料理を美しく美味しく提供しています。この「地味だけど滋味」な料理を求めて多くのお客様が里山十帖を訪れるのです。

また、訪れた方が食を中心に色々な体験ができるように、多くのイベントを企画しているのも里山十帖の魅力の一つ。

なぜこのような素敵な発想が浮かんだのか、興味深々ですね。

ライターはもともと新潟の十日町に縁があり、リノベーション前の宿を知っていたのでどのように変わったのか気になっており、ついに取材を決行!。

お話を伺うほどにリピーター率が高いと言うのも納得。お食事だけでは無く全てにおいてホスピタリティー溢れる魅力的なお宿、里山十帖をたっぷり紹介していきます。

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東京から2時間足らずで、里山十帖がある新潟県南魚沼市へ。トロトロのローションの様な温泉に恵まれた、里山と呼ぶに相応しい空間にタイムスリップできます。


人里離れた場所に佇む、素敵なお宿。周りにあるのは静けさと情緒ある風景。こちらが人気の宿「里山十帖」です。

里山という懐かしく優しい響きにもほっこりしますね。

里山十帖は「さとやまから始まる十の物語」という10のコンセプトで宿のブランディングをしていますが、最初のその1が「食」。

里山十帖が数々のメデイアに取り上げられている大きな理由の1つに「食」があるのです。

しかしなぜ、「里山十帖の食」が注目を浴びているのか?

それは、一般的な旅館の豪華な食事とは違う、「その土地の食材を使い食材の味を生かした野菜中心の料理 」がお客様に好評だからです。


里山十帖の人気料理を楽しめるのは、「自然派日本料理 早苗饗(さなぶり)」。

事前予約でビーガン・ベジタリアン・マクロビオティックにも対応してくれます。

スタッフが山に入って収穫した自然に生えている山菜や木ノ実・きのこや、スタッフが育てた無農薬の野菜が食材の中心。

もちろん、山からの恵みは自然食・無農薬なので、力強いパワーあるお食事をいただけます。

考えてみると、それは特別なことではなく、昔から連綿と続いてきた、魚沼の地元の生活に溶け込んだ食生活・食文化なのではないでしょうか。

その食文化を、ガストロノミー=美食学に仕立てたのが3人のフードクリエーター達。


京都の料亭で修行されたのち、和食の枝魯枝魯(ギロギロ)系列店で料理長をして自らのお店もお持ちだった北崎裕(きたざきゆたか)さん。

オーストラリア・インドでアーユルヴェーダやヨガを習得し、数々のビーガン・ベジタリアン料理を作ってきた桑木野恵子(くわきのけいこ)さん。

そして、日本中を駆け巡りリノベーション・セミナー・食の探求・編集の仕事と大忙しの、里山十帖オーナーであり、株式会社自遊人 代表取締役・クリエイティブ・ディレクター、岩佐十良さん。

3人のフードクリエーターによる「地味だけど滋味」な美しい料理の数々。

味は実際に宿に行ってじっくり味わっていただくとして、季節ごとに変わる一期一会の料理を、まずは目でお楽しみください。

※北崎さん、桑木野さんの想いについては、後編で詳しく紹介していきます!

日本一の米どころ。季節ごとに収穫できる野菜が目にも美しいお料理となってお客様の舌を満足させます。


里山十帖がある大沢山は魚沼産のコシヒカリが摂れるお膝元。知らない人はいない日本一の米どころです。

少し前までは黄金色の稲穂が美しかった田園も、取材に伺った時は冬支度に入っていました。この後雪に閉ざされる長い冬がやってきます。


作物が全く収穫できなくなるこの時期、昔は保存食を食べ、ひっそりと春を待ちました。

里山十帖も長い冬を乗り越えるために、お客様をお迎えしながら日々の下準備に余念がありません。

しかしこの時期最強のご馳走があるのですよ!

それは「新米」。

炊きたてのごはんの香り・ふっくらとツヤツヤしたごはん粒。ん〜たまりません!

お米は日本人の最高の主食です!


里山十帖では、ご飯は土鍋で卓上で炊き上げます。目の前でご飯が炊けるのを待っている時間、食事も話も、そしてお酒もはずみますね。

そうです!米どころは酒どころ。日本酒の銘酒がたくさんあるのも新潟ならではです。最近では地元のビオワインも注目されている新潟。もちろんお宿でいただけます。

新潟産のコシヒカリは冷たくなっても美味しいと良く言われます。その特徴は、もちもち感と甘み。もちもち感はお米に含まれる水分量の多さ、甘みは南魚沼の気候の寒暖差によるものなんだそうです。

お米に含まれる水分にも、実は美味しい理由が。

豪雪地帯ゆえ、春になると雪解け水が時間をかけて地中に染み込みます。雪解け水は、ミネラルや豊富な栄養素を蓄えた美味しい水。その美味しい水でお米が育つからです。

お米や銘酒の産地は、お水が美味しいところが多いのもうなずけます。

季節の移り変わりとともに収穫できる野菜の種類も変化します。その野菜を使ったお料理の数々は目にも美しく、体に優しく、心に染み渡るご馳走です。

~春~

ここの春の美しさは、言葉では言い表わせない程の感動があります。


雪国の春は遅く、5月のゴールデンウィーク頃に雪解けと共に一気にやってきます。そして待ちに待った山菜の収穫。お宿のメイン料理はもちろん山菜です。

里山十帖では、料理長自ら山に入り山菜取りを行うそうです!


この山菜が保存食となって、冬に美味しく食べられるように!フードクリエイターの皆さんは、早くも冬のことを考えながら調理します。


雪国のふきのとうは、淡いイエローグリーン。太陽の光を雪の下で感じながら芽吹くのだそうで、そのせいか味も優しく感じます。


山菜は、いくつもの手間のかかる作業を経て我々の胃袋に!ありがたいことです。

~夏~

茄子の季節です。いかようにも料理できる茄子の変化(へんげ)をお楽しみください。茄子紺が鮮やかです。


新潟の伝統野菜の中には茄子が沢山あります。「大沢茄子」「丸茄子」「中島きんちゃく茄子」… 20種類近くある茄子天国! 

茄子は健康野菜。皮の紫にはポリフェノールが多く含まれています。


新潟の伝統野菜の生産量はごくわずか。流通市場もないので多くの品種を安定的に入手するのはかなり困難です。料理に伝統野菜が入っていたらラッキーですね。


茄子料理は、夏から秋にかけて食べることができます。

~秋~

山では木の実や果物が取れ始めます。


無花果・栗・銀杏・アケビ・サルナシ・ヤマブドウ・ムカゴなどが御膳を彩ります。


時には天然きのこも登場します。根菜・きのこの食事は体を温め、体もほっと和みます。

~冬~


いよいよ春の山菜や秋に収穫した野菜が、保存食や発酵食に変身して登場。手間暇がかかるものですが、こんなに沢山の種類が!


添加物や着色料を全く使っていない、野菜本来の美しい色が食欲をそそります。きれいですね!


熊との収穫合戦も密かに行われる(冗談のようなちょっと本当のお話)ヤマブドウもしっかりお膳に乗りました。

野菜は季節や日毎に変わるため、メニューはその日その日で違います。

連泊してもメニューが重ならないというレパートリーの広さ。

~朝食~


宿泊プランについてくる「SANABURI朝食」。

・いろどり野菜たっぷり「野菜鍋」・魚沼の郷土料理「きりざい」・手作りお総菜 盛り合わせ・日本海産 いわしの生姜煮・南魚沼産コシヒカリ<白米 or 玄米>・関根さんの有機にんじん使用 すりおろしにんじんジュース

里山十帖のお料理、いかがですか?多くの方の心に、里山十帖の「食」に対する思いが伝わったのではないでしょうか。

今回取材をしてみて、ローカルガストロノミーとは、地元素材の良さを五感で味わう美学のように感じています。

後編では、フードクリエイターの方の思いや、お宿のご紹介をいたします。引き続きお楽しみに!

Vegewel特典

ご宿泊ご予約時に「Vegewelを見た!」と伝えていただくと、ご宿泊者ご優待特典としまして、ライフスタイルショップ「THEMA」のお土産をプレゼント。

※特典は、2月末までのご予約になります。比較的平日は予約が取りやすいそうです。

「里山十帖」
住所:新潟県南魚沼市大沢1209-6
Tel:025-783-6777
http://www.satoyama-jujo.com/

今後もヘルシーで役立つ記事を配信していきますので、ぜひシェアをお願いします!

※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

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Kaoru

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新潟で有機野菜・無農薬野菜を作る友人を訪問するうちに、体に良いものを美味しくいただけるようにと、ナチュラルフードコーディネーターを取得。東京以外にもたくさん有るベジに関する情報をお届けするべく、猛勉強中。

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