インタビュー

「食」も「住」も、中身が大切!サイラム大倉山本店≪後編≫

自然食材にこだわったメニューを、自然素材にこだわった店内で楽しめるビーガンレストラン「サイラム大倉山本店」。

近所に住むお子さん連れママさんから、ベジの外国人まで、様々な人が訪れるこちらのお店は、好きなデリを好きなだけチョイスできるビュッフェ形式が特徴です。

健二さんから様々なお話をお伺いしている今回のインタビュー。後編では、サイラム鎌倉店や、健二さんが経営する、自然素材にこだわった住宅会社「もくもくはうす」、「食」と「住」に対する想いについて紹介していきます!

≪前編≫好きなビーガンデリを、食べたい分だけ食べられる!サイラム大倉山本店

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古民家カフェ、おしゃれカフェの先駆け。景色も楽しめる鎌倉店も!


サイラムは、大倉山本店と鎌倉店、現在2店舗を運営しています。

「それぞれの場所で地域性があるため、メニューは少しずつ違うものを提供しています。鎌倉店もデリスタイルのお店ではありますが、時期によってはランチセットのメニューは大倉山店より豊富です。景色も良く、大倉山店とはまた違った魅力がありますよ!」

サイラムは、鎌倉店が第一号店。海が見える開放感あるお店で、こだわりのビーガンメニューを楽しむのも良いですね!

今では「古民家カフェ」「おしゃれカフェ」など、様々なカフェを目にするようになりましたが、サイラム鎌倉店がオープンした2012年は、まさにカフェブームの始まりの時期。

「海辺で、ナチュラルなメニュー、テラス席もある。カフェブームにマッチしていたんでしょうね。おしゃれ系の雑誌で色々と取り上げてもらうことが増え、少しづつお客様も増えていきました。」

まさにカフェブームの先駆けですね!
※西荻窪店もありましたが、残念ながら17年7月末で閉店されたとのこと。

自然素材にこだわった「住」の事業、「もくもくはうす」。


しかし、元々おしゃれカフェを目指していたわけではない、サイラム。自然素材を使った、身体に安心な店内を。見た目のおしゃれさがありきではなく、自然素材にこだわり、お客様が安心して過ごせる空間を求めた結果が、素敵なカフェにつながったのです。

実は、サイラムができる前から、健二さんは「もくもくはうす」という住宅事業を手掛けています。もくもくはうすの特徴が、自然素材を使った安心、安全な住居を作ること。サイラムの店内は、このポリシーに基づいて作られています。

「自分達が使うものは、『燃えても安心なもの』を基準にしています。大工さんも安心して触れる素材で。国の基準ではなく、我々独自の基準で自然素材にこだわっています。」

化学素材を使わず、できるだけ自然なもので。この考え方は、サイラムの食事に対する考え方に通じています。


もくもくはうすのキャラクターは羊(健二さんは、ひつじ年です)。この可愛い羊のキャラクターは、サイラムの食器にも使われています。「もくもく」は、「木×2=もくもく」の意味があるそう。木の家で、木木=もくもくはうす。何とも癒される名前ですね!

「もくもくはうすも、サイラムも、まず最初にある想いが、『健康』。そこから、健康に暮らせる住居を作りたい、健康に暮らせる食事を提供したい、と今の形ができあがっています。自然の素材は、家でも食事でも手間がかかります。商売だけを考えていたらなかなかできないですが、自分達が良いと思うものを提供していきたいので、そこにはこだわり続けています。」

実際、住居を自然素材に変えたことで、身体の不調が良くなった、というお客様の話も多いそう。一日の多くを過ごす自宅の環境を考えることも、健康には大切なことなのです。

インドに行ってから、少しづつ変わった食生活。


健二さんは、現在はベジタリアン。お魚は時々食べるものの、お肉は全く食べなくなったそう。そのきっかけは?

「食生活が変わる大きなきっかけになったのは、初めてインドに旅行に行ったことです。インドで菜食の生活を経験し、体調がすごく良くなって。その後、徐々に菜食の生活にシフトしていき、お酒、たばこなども手放していきました。」

「やめる」というより、「離れた」という感覚だった、と健二さん。意識してやめたのではなく、自分の頭の中から、「たばこを吸う」「お酒を飲む」という行為が外されていったイメージだったそうです。

「菜食を体験し、無意識の中でそれが大切なものになっていき、身体に任せていたら自然とやめられました。今は外食ではお魚は食べますが、家では本当に菜食。お肉は全く食べられなくなってしまいました。」

身体の声に従い、自然と自身に必要のないものを手放していった健二さん。食事は毎日一食か二食しか食べないそう。健二さんには、それがベストな食生活なんですね。

「ただ、自分がベジタリアンだからと言って、必ずしもベジタリアンが良い!と考えているわけではありません。あくまで私の感覚です。生きる上で、お肉やお魚を食べなければいけない人もいます。ただ、日本ではまだまだベジタリアン、ビーガンは宗教のように思われてしまうところがあり、それは変わっていけば良いなと思っています。ベジタリアンの存在が、もっと当たり前の世の中になってほしい。海外のように、もっと食のバリアフリーが進んでほしい、と思っています。」


また、健二さんは、身体のサインにもっと敏感になってほしい、と話してくれました。

「体調がちょっと悪い時、すぐに薬を飲む人も多いと思います。ちょっと胃が痛いな、と思ったら市販の胃薬を飲んで、それを押さえてしまう。でも、痛い、などの感覚は、身体の『サイン』。それを押さえるだけではダメだと思うんです。押さえるのではなく、身体の中から出す、浄化する、というのも大切なことだと思います。」

確かに、ちょっとした身体の不調は、市販の薬でさっさと押さえてしまうことが多いもの。しかし、その痛みに向き合い、身体の力で治すことも必要だ、と健二さん。

もちろん、全ての不調に当てはまるわけではありませんが、痛ければすぐに薬で押さえるのではなく、身体をリセットさせ、身体から痛みの原因を出す=身体を浄化する、という意識も必要かもしれません。自分の食生活、自分の身体をしっかり見つめなおす、良い機会にもなりますね。

「食」も「住」も、中身をしっかり見ることが大切。


身体の健康のために、安心・安全な「食」と「住」を提供し続ける健二さん。「食」と「住」は共通点が多いと言います。

「見た目だけ良くてもダメなんです。そういう意味で、「食」と「住」はとても良く似ています。見た目だけではなく、中身=中に使っている材料も良くないとバランスが取れません。」

見た目に惑わされず、その中身は何なのか、本質を見ることが大切、ということですね。

「サイラムに来る方達の中には、ベジタリアン・ビーガンではないお客様も沢山いらっしゃいます。ここに来ることで、週に1回は菜食になってくれたら嬉しいな、と思います。まずは体験してみること。そして後は自分の身体に従って、自分にとって良いものを選択していただければと思います。自分もそうでしたが、一気に生活を変えるのは難しいもの。菜食の良さに気づいていただき、徐々に変わっていく方が増えたら、嬉しいです。」

サイラムのデリは、ベジ食のイメージとして先行している、薄味のものはありません。しっかりと味がついており、満足感も高いものばかり。ベジタリアンやビーガン以外の方達も、美味しいと思える味付けを心掛けています。

こだわりの自然素材に囲まれた空間で、こだわりの自然食材で作られたデリを好きな分だけ。サイラムで心地良い体験をしたら、あなたの食に対する考え方が、今までとは全く違うものになるかもしれません。

≪前編≫好きなビーガンデリを、食べたい分だけ食べられる!サイラム大倉山本店


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※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

店舗情報

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奥田彩(Aya Okuda)

奥田彩(Aya Okuda)

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Vegewel Style編集長
フードコーディネーター
食育インストラクター
食空間コーディネーター
フードライター
食の美味しさ、楽しさ、大切さを発信すべく、地道に活動、勉強中。

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