ヘルシーな知識

馬の体温で発酵!?水戸が発祥じゃない?日本人のソウルフード「納豆」の知られざる真実(茨城)

水戸納豆は、茨城県の水戸が発祥の納豆です。日本人なら、納豆と言えば「水戸納豆」を浮かべる方も多いかもしれませんね。地元茨城県では毎日食べる家庭も多いようです。

水戸納豆を含め、納豆は、日本の食卓に昔から欠かせないもの。最近は栄養豊富な発酵食品ということで、日本のみならず海外からも注目を集めています。

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水戸納豆とは

水戸納豆の一番の特徴は、小粒大豆が使われていることです。茨城県で大豆の栽培がさかんだった那珂川流域は、台風による水害が多かった地域。

そのため、水害に強く、台風の時期が来る前に栽培できる小粒の大豆が主流となっていったのです。大豆といえば大粒のものがメインの中、この小粒大豆で作った納豆が、結果的に他の納豆との差別化に繋がったと言えるでしょう。

ちなみに、「水戸納豆」という名前がブランドとして広まったのは、明治時代。意外と最近です。もともと茨城県では、農家が自家製の納豆を作って食べていましたが、これを「水戸の納豆=水戸納豆」として世に出したのが、笹沼清左右衛門という人物。水戸納豆の元祖「天狗納豆」というブランドで、大量生産を実現、販路を拡大していきます。

藁に包まれた納豆は、鉄道の駅や観光地で大人気に。次第に全国に広がっていきました。

世界も注目!発酵食品「納豆」のパワーとは?


納豆は、大豆を「納豆菌」によって発酵させたもので、独特の臭いとネバネバが特徴的です。大豆が原料なのでタンパク質が豊富に含まれており、肉を摂取しないベジタリアンには嬉しい食べ物ですね。

他にもビタミンB2、B6、カリウム、マグネシウムなど、様々な栄養素が含まれており、免疫機能の活性化、血圧を下げるなど様々な効果が期待されます。食物繊維も豊富なため、腸を健康に保ち、便通を良くしてくれる効果も。

ちなみに、「納豆は血液をサラサラにする」という話を良く聞きますが、これは納豆の発酵段階で生まれる酵素「ナットウキナーゼ」によるものです。

ナットウキナーゼは、その名の通り納豆からのみ作られる酵素で、血管内にできた血栓を溶かす効果があると言われています。血管内にできる血栓は、心臓発作や脳卒中の原因になることもあるため、ナットウキナーゼは医学の分野で世界中から注目を集めています。

日本人が昔から食べている納豆は、健康要素が豊富な発酵食品として、今や世界中に認められる存在になったのです。

納豆の発祥地は水戸ではない?


日本の納豆発祥の地と言えば、水戸と思っている方も多いかもしれませんが、実は水戸以外にも秋田、熊本と、納豆発祥の地には諸説あるのをご存じでしたか?

【茨城県水戸説】

東北地方討伐に向かう源義家一行。馬の餌にしていた煮豆を藁で包んで持ち歩いていたら、温まって発酵し、糸を引いていました。これを家来が試しに食べてみたら美味しく、義家も気に入ったため、その後は兵の食糧として使われるようになりました。ちなみに、大将(義家)に納めた豆、ということで「納豆」になったいう言い伝えもあります。

【秋田県説】

茨城県説と似た話です。後三年の役の際、源頼家からの命令で、東北の農民達が煮大豆を献上します。その際、藁に包んで渡したところ、数日経って見てみると豆が糸を引いていました。恐る恐る食べてみると、これが美味。農民達もその美味しさに気づき、煮大豆を発酵させて食べる文化が生まれました。ちなみに、煮大豆の発酵については、馬の体温で発酵した、という逸話もあるようです。

【熊本県説】

茨城県と秋田県の説が平安時代末期なのに対し、熊本県説は豊臣秀吉の時代です。「文禄の役」の時に、秀吉の命を受け、満州に出征途中の加藤清正が、食糧難のため、煮豆を俵に入れて、馬の背に乗せ持ち歩いていたところ、変わった臭いがしてきました。何と馬の背で煮豆が発酵しており、これを食べてみたら予想外に美味しかったため、それから発酵させた豆が食べられるようになりました。

どの説も、煮豆と藁(俵)、そして馬が登場するのが面白いところですね。あなたはどの説を信じますか?

納豆の美味しい食べ方

王道の食べ方は、ご飯にかけて食べる「納豆ご飯」。薬味でネギやからしを混ぜたり、大根おろしを入れても美味しくいただけます。納豆巻きも日本人にはなじみ深い納豆料理ですね。納豆は酢飯や海苔との相性も抜群です。

居酒屋では、長いもやオクラなどと混ぜたネバネバメニューも人気です。他にも、パスタの具に使われたり、カレーに入れられたりと、様々な料理に使われている納豆。

臭いや見た目は特徴的ですが、味自体が強いわけではないので、どんな料理とも合うんですね。

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奥田彩(Aya Okuda)

奥田彩(Aya Okuda)

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Vegewel Style編集長
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食の美味しさ、楽しさ、大切さを発信すべく、地道に活動、勉強中。

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