飲食店取材

三茶の路地裏にこんなお店が?知識豊富なオーナーが切り盛りするオーガニック&グルテンフリーのお野菜バル。85BAL TEPPEN(ハッコーバルテッペン)【三軒茶屋】【Vegewel特典】

三軒茶屋の路地裏に、何とも素敵なバルを発見!

「85BAL Teppen(ハッコーバルテッペン)」は、オーガニック野菜とグルテンフリーのお料理が楽しめるヘルシーバル。

厳選されたお肉・お魚メニューがある一方、ベジタリアン・ビーガンメニューも豊富です。夜はお酒を楽しむ人で大賑わいの人気店!

今回は、オーナーの舟木雅彦(ふなきまさひこ)さんにインタビュー。絶品オリジナルメニューの数々と、オーガニック・グルテンフリーのメニューを提供するに至った経緯をお伺いしました。

85BAL TEPPENの場所や詳細な情報はこちら

ベジ・ビーガン・グルテンフリーのレストランを探すならVegewel(ベジウェル)で!

三茶の脇道から脇道へ…。隠れ家的バルが!


三軒茶屋の駅から脇道を曲がって、さらに脇道を進み…。だんだんとディープな空間に迷い込みます。慣れない道に少し不安になりながら進むと、突如現れるオシャレなお店。まさに隠れ家!


「85BAL TEPPEN」は、9年前から三軒茶屋で営業を続けています。

3年前から大きく方向転換、お店をリニューアルし、メニューを全てグルテンフリーに。ベジタリアン・ビーガンメニューも多く取り揃えるようになりました。

「9年前のオープン当初は、オーガニックはワインだけでした。

リニューアルしてから、お客様の層はガラッと変わりましたが、三茶は人につくお客様が多い街でもあります。昔からのお客様が訪れて『まだやってたの!』と喜んでくれることも。感慨深いものがありますよね。」


85BAL TEPPENでは、ベジタリアンやビーガンが多く訪れ野菜料理を楽しむ一方で、お肉やお魚料理も食べることができます。

素材はどれもオーナーがこだわって厳選したものばかり。「普段はお肉食べないけど、ここのだったら食べられる」というお客様も多いそう。

ディープな居酒屋から多国籍レストランまで、本当に様々なお店が軒を連ねる三軒茶屋ですが、このようなこだわりあるヘルシーなお店も選択肢に入ってくるのはとてもうれしいことですね!

グルテンフリー対応&お肉お魚メニュー以外はほぼビーガン。夜は絶品メニューにお酒を合わせて。


85BAL TEPPENでは、昼は午後への活力になるヘルシーランチを、夜はオーガニックなお酒と一緒に絶品メニューを堪能できます。

Vegewelスタッフは、夜に食事を楽しませていただきました(本当は昼間に取材に伺ったのですが、どうしても食事に行きたくて後日再訪したのです。笑)。

メニューはグルテンフリー対応。小麦アレルギーの方が来ることも多いそうで、事前に相談があれば、醤油も使わないグルテンフリー対応が可能とのこと。

「グルテンフリーメニューは3年前から始めました。今は店内に、小麦粉というものが存在しないんです。」と舟木さん。

野菜も可能な限りオーガニック。どれも舟木さんが厳選した新鮮なものばかりです。さらに、調味料もすべて手作りというこだわりぶり。

ちなみに店名の数字「85」は、はっこー=発酵の意味。味噌や塩こうじ、甘麹も手作りのものがいただけます。


まずはお通し。この日のお通しは、スープ(ビーガンOK)と、白子と玄米のワンスプーン(ビーガンの方には白子の代わりにキャロットラペなどをご用意)。そして、米粉パン!

手づくりの米粉パンがお通しで楽しめるのは珍しいのでは?もちふわの食感が、これから出てくる料理への期待を高めます。断面もキレイ。


この日オーダーさせていただいたのは、「まるごと1/2個ロメインレタスの焼きシーザーサラダ(税抜950円)」。

通常はチーズが使用されていますが、今回は自家製ベジチーズに変更していただきました。チーズが使われているものも、メニューによってはベジチーズ対応可能なので、相談してみてくださいね。

焼いたロメインレタスはほのかに香ばしく、それでいてシャキシャキ!ちぎらずそのままの見た目にも「食べてる感」があってテンションがあがります。ナイフとフォークで好きな大きさに切っていただきました。


こちらはパクチー好きの方に是非食べていただきたい「パクチー茶わん蒸し(税抜500円)」.。85BAL TEPPENの名物メニューです。こちらはベジタリアン仕様(卵が入っています)。

ぷるぷるの茶わん蒸しと細かく刻んだパクチーが溶け合って、何とも言えない美味しさです。隠し味でブラックソルトが振ってあるそう。


「いろいろお野菜のリゾット(税抜950円)」。

こちらもビーガン仕様。野菜だけで出汁を取っているのに、深いコクが…。美味しい野菜を使っているから出せる味です。お米は玄米で、〆に食べてもとってもヘルシー。沢山食べた後でもお腹への負担が少ないです。


デザートは2種類。どちらももちろんグルテンフリー。そしてビーガン仕様です!写真は「なめらか甘麹プリン(税抜500円)」。

乳製品・卵を使わずに食感を出すのに苦労したという舟木さん。努力の末のこのとろける感!こちらもするっとお腹に入っていきます。麹のほんのりした甘さもちょうど良い。


「ココナッツショコラケーキ(税抜500円)」。

チョコレートケーキの重たさもしっかりありつつ、ココナッツの食感が混ざってサクサクと食べられる一品。添えてある豆乳クリームもちょうど良い甘さでケーキとぴったり。


Vegewelスタッフが伺った夜は、満席で大賑わい。皆さん陽気にお酒を傾けていました。

「複数でのご来店ももちろん楽しめますが、お1人様でも大歓迎です。メニューもお1人様用にアレンジ可能ですよ。最近は女性のお1人様も多くなってきました。しかも皆さん美人なんです!」

美人が一人で訪れるヘルシーバル。カウンター席の数が多いので、気さくなオーナーとのお話も弾むこと間違いなし!健康へのヒントがもらえるかもしれません。

ちなみに、85BAL TEPPENのメニューは、メニュー名に動物性食材の名前がないものはビーガン仕様(ただし、シーザーサラダはチーズを、茶碗蒸しは卵を使用しています)。とてもわかりやすいですね!マヨネーズは豆乳マヨネーズなので、ビーガンの方も安心です。

正しい知識・正しい情報をお客様へ。食と健康を貪欲に学び続けるオーナー。


舟木さんは、もともと三軒茶屋で2店舗の飲食店を経営していました。

「9年前にこちらのお店をオープンし、6年前にもう一軒お店をオープンしました。どちらも今のようなヘルシー志向のお店ではありません。

今はもう一軒のお店は人に譲り、このお店だけに集中しています。このような、オーガニック・グルテンフリーを掲げるお店に方向転換したのは3年ほど前。きっかけは、TPPです。」

「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)」は、皆さんご存知の通り、関税の撤廃・引き下げを実施し貿易をもっと自由に行おうという協定です。

これが実現すると、今までは高い関税がかけられていた外国産の食品が、安く大量に入って来ることに。そうなると、国産食品は太刀打ちできず、ただでさえ食糧自給率が低い日本が、ますます国産品を消費できなくなってしまいます。

また、出どころのわからない食品が増え、食の不安が増す要因にもなるのです。

「今より海外産のものが大量に入ってくるようになると、どこでどういう風に作られた食材なのか、トレーサビリティが難しくなる。そんなわからないものをお客様に出すことはできません。

商売は誠実さが最も大切。一時はこれはもう飲食店を辞めるしかないのでは?というところまで考えました。」


TPPの発効までに自分が直接生産者とつながらなければいけない、と考えた舟木さん。そこから食の勉強会やセミナーに足しげく通い、知識を増やしていきました。

「まずは自分が正しい知識、正しい情報を知っていないと進まないと思いました。また、今後ますますこのような健康志向の需要は増えるだろう、とも感じていました。

誰かに乗っかるのではなく、自分がその流れを作っていきたいな、と。」

勉強を続ける中で、舟木さんが興味を持ったのが「自然栽培」。野菜や種・栽培方法についてより深く学ぶために、実際に農家に出向いて勉強させてもらったそうです。

その後、添加物やアレルギーなどについても学び、食事法についても知識を深めた舟木さん。最終的に行きついた先が「マクロビオティック」と「グルテンフリー」でした。

「グルテンフリーを学ぶにつれて、自分の体調不良がグルテン過敏症や不耐症とぴったり当てはまることがわかったんです。

よし!それなら自分もグルテンフリー生活を送ってみよう!と、一時期グルテンフリー・玄米菜食の生活を続けました。」

まずは自分の身体と相談しながら2週間。それまでは1日5〜6食も食べることもあった舟木さんですが、この2週間は1日1~1.5食。すると、「めちゃくちゃ」体調が良くなったそう。

「もともと体力があるので、疲れていても『こんなもんだよね』と思っていたんです。でも、小麦をほとんど食べない生活をして、初めてそれまでの自分の不調に気づきました。

その後2ヵ月ほどグルテンフリーの生活を続け、体重も10キロほど落ちました。」

それまでは、年に何度も風邪を引いたり、胃腸炎も定期的に発症していたという舟木さんですが、ここしばらくは、そのような不調も全くないんだそう。

お店の大きな方向転換は、結果として舟木さん自身の食生活を見直す大きなターニングポイントにもなりました。

「関わる全ての人々のハッピーのために」!次の世代のために食を知り、責任を持つ。


「関わる全ての人々のハッピーのために。」

これは、舟木さんの会社が掲げる理念。これからの世の中を考えた時に、人々のハッピーのために何ができるのか…。舟木さんが行きついたのは、「オーガニック・グルテンフリーのお店」でした。

そして、それを実現するためには、自社の従業員にも自分が学んだことを知ってもらわなければいけない。舟木さんは従業員向けのセミナーを実施。知識と自身の想いを伝えました。

「伝えるには、まず自分がきちんと理解していなければ始まらないので、得た知識を資料にまとめるところからスタートしました。」

そう言って見せてくれた資料はかなりの量!そして、どれも丁寧にわかりやすく、考えて作られています。相当な意思がないとできない作業、舟木さんの想いの強さを感じました。

「正直、スタッフ全員の意思統一を図るのは難しいと思っていました。でも、やらなければ始まらない!自分が仕掛けていきたいことがスタッフに伝わらないのでは、やる意味がないですから。」

スタッフへのセミナーを実施後、舟木さんが陣頭指揮をとってお店のリニューアルをすることになりました。その際、会社の方針と合わなくなってしまったもう一軒のお店を苦渋の決断で手放します。


舟木さんが85BAL TEPPENで大切にしているのは、色んな食習慣の方が同じテーブルを囲めるように、質の良い食材・本来あるべき姿の食材を選んで提供すること。

そして、自分が学んだ食の知識を、今の大人達に伝えていくことです。

「まずは知ること。ベストは何なのかを知り、自分にとってのベターを選んでいく。それが自分の人生に責任を持つことだと思うんです。

自分が理解していれば、選択した自分に責任がある。メーカーや国のせいにするのでは誰もハッピーになりません!そして、子供たちがよりよく生きるために、今の大人がもっと知らないと。それを次の世代に伝えることも大人の使命です。」

85BAL TEPPENは、来年10周年を迎えます。

11年目からは第二創業期だと語る舟木さん。

「今までは目標を決めて夢を語って走り続けてきたけど、今は自分のやりたいことをじっくりやっていくのも良いなあと思っています。まずは自分が楽しまないと。」

熱く真摯な舟木さん。11年目からの85BAL TEPPENは、どんなお店になっていくのか。新たな展開にも、新たな美味しいメニューにも、とても期待してしまう取材となりました。

Vegewel特典

85BAL TEPPENより、嬉しい特典をいただきました!

来店時、「Vegewel特典のマスタードください!」とスタッフの方にお話いただくと、「お試しマスタード」をプレゼント。

「Vegewelを見た!」だけではなく、「マスタードください!」とおねだりすることがポイントだそうです(笑)

是非この機会に85BAL TEPPENへお越しください!※2017年12月末までの特典です。

今後もヘルシーで役立つ記事を配信していきますので、ぜひシェアをお願いします!

※記事の内容は取材時点のものであり、変更される可能性があります。来店時には、あらかじめお店にお問い合わせいただくことをお勧めします。

店舗情報

85BAL TEPPENの場所や詳細な情報はこちら

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オーガニックやグルテンフリー、ベジタリアンといったヘルシーな切り口でお店を探せますので、ぜひお試しください!
検索はこちら→https://vegewel.com/ja/

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奥田彩(Aya Okuda)

奥田彩(Aya Okuda)

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Vegewel Style編集長
フードコーディネーター
食育インストラクター
食空間コーディネーター
フードライター
食の美味しさ、楽しさ、大切さを発信すべく、地道に活動、勉強中。

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